|こだわり|なりわい|かたらい|くつろぎ| |
人間に人生の歴史があるように、木にも物語があります。 人に育まれ、何十年、何百年という齢(よわい)を重ね、幾星霜の年輪を刻み、やがて大木へと成長していく…。 あるときは太陽の光をあますことなく浴び、りんと澄んだ星空を仰ぎ、あるときは厳しい風雪に耐え、いくつもの人生を見まもり、時代を見とどけていく…。 そして、機熟したときに、木々は、山々から里を見おろす自然の一部から、人々のより近くに存在する「木材」として生まれ変わります。 こうして、新しいいのちとして誕生した木は、ふたたび人々の人生の歴史を見まもっていくのです。木のぬくもりとやさしさ――それは、私たち人間にとって、やすらぎと安心を与えてくれます。 私たちは、こうした木と人間とのかかわりの物語をいくつも見つづけてきました。そして、木のいのちをつないでいくことが、何世代にもわたる人のいのちをつないでいくことである、と考えています。木のいのちをつなぐとは、一本の木から最高の木材を生み出していくことに他なりません。 だからこそ、一本、一本の木が大切なのです。それぞれ個性の違う木から、その木に最も適した、最高の「材」をカタチにすること。それには、職人としての最高の技と木を愛するこころが必要です。私たち論手製材所では、技とこころを備えた最高の木材づくりをめざしています。
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