No.3 句読点(3)―疑問符、感嘆符
Other Punctuations
Question Mark/Exclamation Mark


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 Question Mark 
句読点(3)―疑問符 ? 

昔、中学校の英語の教科書に "Are you students?" といった文章が出てきたのを覚えています。当時はもっと素直だったのか、何の疑問も抱きませんでしたが、今考えるとヘンな例文ですよね。先生が生徒に向かって「君たちは生徒ですか?」 いくらなんでも、父兄と見分けがつかないような老けた生徒もいないだろうし、どういうつもりでこんな例文を載せているのかな、というのが素直な気持ちです。

まだこれくらいマシなほうで、そのうち、"Am I a teacher?" なんていう文章も出てきて、「私は先生でしょうか?」 よほど自信ないのか、それとも、百歩譲って、この先生は「記憶喪失」という設定なのか?などといろいろ考えずにはおられません。そういった文章を生徒たちは何度も読んで暗記したりしているのですが、どうせ暗記するなら、もっと実用的な例文にしたほうがいいに決まってます。教科書を編纂する人たちってどんな人?どんな方針でやってるか?と、アタマの中が「疑問」だらけになってしまうものです。さすがに、今はああいった教科書は使っておられないとは思いますが。

ということで、「疑問符」の用例に関しては、それほど「疑問」はないと思いますが、いちおうルールを簡単にまとめると、


1 直接疑問文の後につける。

記憶喪失の先生が "Am I a teacher?" と尋ねるときのように、「疑問となる内容だけ」の文章を「直接疑問文」と言います。それに対して、先生が I wonder if I am a teacher. 「オレって先生だろうか」と自分に問いかけたりする場合や、 The student asked him if he was a teacher. 「その生徒は彼に先生かどうか尋ねた」というふうに、疑問となる内容以外の要素が付加された文章を「間接疑問文」と言います。というわけで、「疑問符」は直接疑問文の最後につきますが、間接疑問文にはつきません。

2 不確かな情報であることを表現したい場合、丸括弧( )の中に疑問符を入れる。

新しい先生はその生徒の名前を忘れて(?)「キミは生徒かね?」と聞いた。というように、「その先生」が名前を忘れたのか、わざと忘れたふりをしたのか、など、話し手にとって自信のない箇所があると、日本語でも「(?)」をつけたりします。英語でも同様です。

The teacher, forgetting the student's name(?), asked him if he was a student.

3 文章の形が平叙文であっても、内容が「疑問文」であれば「疑問符」をつける。

日本語でも同じですが、「え、宿題忘れた?」「実は、ウチのイヌが食べちゃったんです。」「イヌが食べた?」と文の最初に Do や Does などが無くても、明らかに聞いたり、聞き返したりしている場合は「疑問符」をつけます。

 "Forgot your homework?" "My dog ate it!" "The dog ate it?"

4 「引用符」("")がある場合は、中に入れる。

「引用符」といっしょに使用する場合は、「疑問符」は引用符の中に入れるのが普通です。

He asked, "Did you see the man?"



 Exclamation Mark 
句読点(3)―簡単符 ! 

ご存知の「ビックリマーク」のことですが、喜怒哀楽など感情的な要素が入る文章につきます。どんな文章かというと、いちばんわかりやすいのは、「感嘆文」と呼ばれる文章でしょう。

学校の英語のテストなどでも、「It is a cute dog. を感嘆文に直せ」といった問題がありました。もちろん、What a cute dog it is! というのが正解で、「それを訳せ」とか言われると、「それはなんと可愛らしい犬なんでしょう!」と訳すのが教科書的な正解になるわけです。「あら!可愛いワンちゃんねえ!」などど書いても、「正解」はもらえないかもしれません。あくまでも「それは、なんと…」と言わなければならない、その規律正しさに思わず「感嘆」してしまったりしますが、そういうお勉強のジャンルがあるのですから、あまりとやかく言うのはやめておきましょう。

ということで、「感嘆符」は「感嘆文」の後にしかつかないということはありません。文章だけでは表現しきれない「あふれる」想いのたけを「!」によって存分に表すことができるというわけです。あまりやりすぎも禁物です。あちこち「!」ばかりで、何か感情で生きているみたいにとられてもいけませんね。


1 感嘆文の後につける。

おなじみの How bright the boy is! とか、 What a beautiful day it is today! といった「感嘆文」の後につけます。

2 強い感情表現を表す。

 No! You must go now! とか、 Wow! She looked at me! といった感情表現につきます。

3 丸括弧( )の中に感嘆符を入れることで、特定の言葉を強調。

「疑問符」のときと同様に、丸括弧内に入れることで、その部分だけを「感情表現」することができます。

We had some top artists(!) as members of the club.
She gently touched(!) my hands at that moment.

4 強い口調の疑問文などにつける。

夜中まで騒いでいる若者に「今、何時だと思ってるんだ!」と質問しているようで、実は怒りを表現している文などにつけます。そんなとき「2時です」とか平然と答えられると怒りはますますエスカレートするものです。「感嘆符」をつけた場合の疑問文には、重ねて「疑問符」をつける必要はありません。

What time do you think it is!
What on earth are you doing!

5 動物などのうなり声、泣き声の後につける。

「ウォーッ」「キャンキャン」など、動物の鳴き声を表す単語の後につけます。

The bear went Grr!, and began running.
A pig who says, "Oink, oink!"