句読点(3)
Other Punctuations
Parenthesis, Brackets

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 Parentheses 
句読点(3)―丸括弧 ( ) 

丸括弧や四角括弧、あまりカッコばかりつけている人がひんしゅくを買ったりするように、やたら括弧ばかりついている文章も読みづらいものです。ダッシュなどもそうですが、文章の流れを一瞬中断して、内容的には関連があるのですが、本文の意図するところとは直接関係ないような情報を入れる場合に使います。

では、同じように文章の流れを中断するダッシュと括弧とどう使い分けるかということですが、ダッシュで挿入する情報より、重要性の劣る情報をさりげなく入れたい場合に括弧を使います。逆に言えば、大事な情報だと思われる場合は、括弧などに入れず、括弧から出してきちんと表現すべきでしょう。また、ダッシュの場合もそうですが、括弧内の情報を無視しても、全体の文章として完全なものになっていることが必要です。


1 文章中に重要度の低い情報を挿入する場合。

「この本は、○○先生(先日テレビで出ておられた)によって書かれた本です」のような使い方ができます。語り手にとって、テレビに出ていたというのは、言ってみればどうでもいいようなことですが、参考までに言っておきましょう、といった位置付けです。

Thirty-five years after his death (he died in 1965), he remains one of most popular writer in the country.
Thirty-five years after his death (do you know when he died?), he remains one of most popular writer in the country.


2 段落中に重要度の低い文章を挿入する場合。

文章の中に、独立した文章として括弧で囲んで挿入することもできます。その場合は、独立した文章になりますので、文章の最初は大文字、最後のピリオドなどもきちんと括弧内に収めます。

Thirty-five years after his death, he remains one of most popular writer in the country. (He died in 1965.)



 Brackets 
句読点(3)―四角括弧 [ ] 

括弧が丸いか四角いかというだけで、そんな違いがあるのかと思われそうですが、やはり、使い分けているのはそれなりの理由があるわけです。その違いとは、ズバリ、丸括弧と四角括弧、使う人が違うというわけです。つまり、丸括弧のほうは、文章を書いた人(執筆者)が重要度の低い情報を挿入するために使いますが、四角括弧は、その文章を編集したりする人が編集者としての立場からコメントを入れる場合などに使われます。

1 他の人が書いた文章にコメントを入れる場合。

よく英文雑誌などにもありますが、記事を書いた人の文章を編集者が目を通し、読者にとってわかりにくいと思われる箇所などに、注釈を入れる場合に使います。出版においては、執筆者と編集者がそれぞれの役割を果たしているわけです。

When John visited Nagano [in Japan], it was raining.
I asked [the late] Mr. Yamada his interpretation of the message.

2 引用において注釈を入れる場合。

誰かが言った言葉などをカギ括弧「 」でそのまま紹介することがあります。その人が言った言葉で、注釈があったほうがわかりやすい、といった場合に四角括弧を用いて挿入します。どんな文脈での発言であったとしても、その人の言った言葉自体を変えてしまうことはできないため、こういった処理をします。

The mountain [Mt. Fuji] is the hightest among all mountains in Japan."
"No, no, no! She [his mother] is wrong!"

3 括弧の中に括弧を使うとき。

これは、上のふたつの例とは違い、あくまで便宜上の使い方です。すでに丸括弧を使っていて、その中に、さらに括弧で囲んだ情報を入れる場合に区別するために使われます。ただし、その情報が数値など短いものであれば、もう一度丸括弧を使う場合もあります。

(You can change the mode by pressing the OK button. [see page 23, Chapter II, Users' Manual.])
(A longer cable (10 m) can be connected to the machine.)