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英語と個性と自分らしさ



新年おめでとうございます。

管理人:みなさん、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。昨年は座談会をお休みしましたが、今年はまた気を取り直してやってみたいと思います。

ジャクサン:Hi! Everyone.


ポポリン:「ハーイ!」ってアンタ、いきなり、誰よ。ちょっと、なんかさー、見かけないのがいるけど、こんなの、いたっけ?

オヤジ:まあまあ、ポポリンさん、いいじゃないですか。この方はね、今回特別にお招きした英語圏のネイティブの方ですよ。名前はジャクサン(仮名)さんと言ってね、オーストランド(仮名)という国から日本に来られて英語を教えていらっしゃいます。ジャクサンさんは今お嫁さんを募集中とかでね、日本人の女性は大変魅力的だとおっしゃってますよぅ。みなさん、良い人がいたら紹介してあげてくださいね。

マサ:あの、だからどうなんですかって言うか、お嫁さんを探しているなんてのは、ここのサイトと関係ないと思うんですよね。それに、英語圏と言えばなんで「金髪」なんですか?そこら辺がなんか、お決まりって言うか、芸が無いって言うか、日本人は白人に弱いって言われてもしかたないですよね。それから、このコーナーはすでにバーチャルでしょ?なんで「仮名」とかいちいち、断らなきゃならないんですかね。しかも国名まで仮名にする必要ないと思うんですよ。はっきり言ってしまえばいいんじゃないですか、カンガールーリアとかコアランドとか…。

タコ:あのーう… ボク、よくわかんないんですけどぉ、そういった国名がすでに「仮名」だと思うんですけど…。それに、お嫁さん募集中ってのもどうして言っちゃいけないんですか?ボクもいちおう、募集中なんっスけど。それと、英語圏の人のイメージが金髪って言うのも、お決まりかもしれないけど、わかりやすいような気もするんですが。

司会者任命
管理人:あらら、今年も新年早々、喧々諤々ですね。さっそく座談会に入りたいと思いますが、あっと司会者が決まってませんね。誰かやってくれる方はいませんか?あ、それから、タコちゃんの言うように、わたしは国際結婚もいいと思います。最近、増えていますしね。第一、お互いの文化の理解につながります。と言うことで、どなたか立候補される方は?

オヤジ:やはり、ここはまた、ポポリンさん、いかがですか?

ポポリン:ええー?アタシ?アタシだって選ぶ権利があると思うのよね。

タコ:いやいや、ポポリンさん、まんざらでもないくせにー。

ポポリン:でもさー、アタシはどっちかと言うとさ、ラテン系の男がいいのよ。キラキラの金髪とかよりもさ…。

マサ:ポポリンさん、なんか、勘違いしてない?司会者に立候補する人はいないかってことなんだけど。

ポポリン:あらやだ。アタシとしたことが…。ジャクサンのお嫁にならないかってことじゃないの?あらやだ、あらやだ…。

タコ:そりゃ、ジャクサンさんにも選ぶ権利ってものが…。

ポポリン:何よ!アンタ、失礼しちゃうわね!

ジャクサン:…?ナンデスカ?ニホンゴ ワカリマセン。

ポポリン:ちょっとアンタ、日本に来るなら日本語勉強してから来なさいよ!

オヤジ:まあまあまあ…。

マサ:で、やるのやらないの?司会。

ポポリン:やるわよ。アタシがやらないと会が締まらないってもんよ。

管理人:じゃあ、よろしくね。

ポポリン:でもさ、ジャクサンは日本語がわからないって言うじゃない?みんな、英語でしゃべんなきゃなんないの?

タコ:えー?あの、ボク、まだ英語はあまりしゃべれないっス…。

管理人:そんなこともあろうかと思って、いちおう「通訳」を用意しときました。

通訳:「通訳」です。よろしくお願いします。


ポポリン:えーっ?何これ?なんで通訳が「ニコニコマーク」なのさ。

オヤジ:まあまあまあ…。



座談会のテーマ
ポポリン:じゃあ、さっそく始めるわよ。え?何?この座談会のテーマって… 「英語と個性と自分らしさ」って… なんかさ、「酒と涙と男と女」みたいじゃん。どういう意味よ〜っ!何を話し合えばいいのさ!だいたいさあ、管理人、アンタ、ちょっとカッコつけすぎよ〜。自分の画像なんかもキレイに描きすぎじゃない?だってさ、実際、こんなに若くないでしょ、アンタ。
OK, let's start the talk. What? Hey, what's the agenda of the talk supposed to mean...? It goes "English, personality and what you are..." It sounds like the title of the song "Liquor, tears, men and women..." What does it mean? What are we supposed to talk about? ...Ah...

管理人:あ、あの、通訳さん、単なる「グチ」とか、あまり本題と関係ない箇所は訳さなくていいですから。紙面の関係もありますし。

オヤジ:そうです、そうです。それに直訳より、内容を取ってダイナミックにやっていただいて結構ですから。

The agenda of today's talk is "English as a communication language to speak out yourself."

管理人:確かにかなり日本語的なタイトルをつけています。ちょっと補足をしておきますと、私もときどき感じることなんですが、英語を話しているときの自分と日本語を話しているときの自分はちょっと違う感じがするんですね。
She may be right as for the agenda title, because it's a Japanese rhetoric and cannot be translated into English as it is. I should explain a little about it. I've come up with the topic because I often have feeling of a being different person when I speak in English.

ジャクサン:Oh, really? It's interesting.
へえ、そうですか?それは面白いですね。

管理人:それで、やはり、言語っていうものは、使う人の思考パターンとか、発言スタイルとかに深い関係があるのではないかなと思ったわけです。で、そういうことを踏まえて、日本人としての国民性、ひいては、ひとりひとりの個性などに英語がどういう影響があるのか、ないのか、といったようなことを話し合ってみたいなと思ったんです。
This has brought me to further thinking... many things such as if a specific language may be closely related to how the speakers think or speak, or learning and speaking English may give some influence to national identity as a Japanese, or even individual personality. I found this topic is something worth talking in the discussion today.

ジャクサン:OK. Now, I understand.

タコ:これで、タコもわかりました。でも、さすが「通訳」さん、スゴイですね。よくこんなにその場で訳せますよねえ。

ポポリン:なに言ってんのよ、タコ。どこが「その場」なのよ。これってさ、ホームページなんだから、準備してからここに載せてんのよ。何ヶ月、何年かけようと読む人にはわかんないわよ。

Ah... just static noise...

ポポリン:なによ、なによ、それって!アタシの発言、「雑音」なの?えー?ここって民主主義じゃないの〜?ひどいじゃん、ガーガーガーガー…。

ジャクサン:Ha, ha, ha...
ははは…

ポポリン:なによ、なによ、それって!ジャクサンの笑い声は訳されて、なんでアタシの発言は無視なのさ!

Static again...

ジャクサン:Ha, ha, ha...
ははは…

ポポリン:ひどい、ひど〜いっ!

...

ジャクサン:Static again... OK, Popoling, you can stop rambling and start talking something significant. And now I know exactly what we are talking about thanks to the interpreter's nice translation. So, let's make things clear. Is there anyone who doesn't know what the agenda means, or what we are talking about here?
ポポリンさん、ブツブツ言うのをやめてそろそろ真面目にやりませんか?「通訳」の訳を聞いて何を話せばいいのかは自分としてははっきりわかっています。みなさんにも確認しておきましょう。座談会のテーマの意味がわからないとか、何を話し合ったらわからないとかいう人いますか?

マサ:いません。
Not here.

タコ:ボクもクリアです。
Everything's clear for me, too.

オヤジ:「火を見るより明らか」ですな。
... Ah,... It's as clear as crystal.

ポポリン:ふんだ!仕方ないわね。

ジャクサン:How about you, Popoling, is everything okay for you?
ポポリンさんは、いかがですか?問題ありませんか?

ポポリン:OK, OK, OK...

管理人:やれやれ、やっと落ち着いたわね。
OK, things have finally settled down.

違う自分?
ポポリン:さっきさ、管理人が言ったけど、「英語をしゃべる自分は別の人」とかさ。みんなはどう思うの?
The webmaster has said something like "a different person when speaking English," how about everyone here? Do you feel the same way?

タコ:あのーう… ボク、よくわからないんですけど、ボクの場合は、英語を話そうとするとすごく「ドキドキ」して自分じゃないみたいなんっス。そういう意味では別の自分っス。
I'm not sure if it's what the webmaster means, but I do feel "a different person" in me when I try to speak English. It's another person who is so nervous with a pounding heart.

マサ:それはちょっと管理人さんが言ってる意味とは違うと思うけど、ボクも確かに英語を話しているときの自分と日本語で話しているときの自分は違うって感じるときがある。
Well, I'm afraid that's not what she means. Anyway, I agree with her, I sometimes feel a kind of "personality shift" depending on the language I'm speaking.

オヤジ:そうですな、そう言われてみればそんな感じもしますな。
Well, she may be right, I may have felt the same way and it may be just that I don't remember...

ジャクサン:How about you, Popoling? Have you felt that way?
ポポリンさんはどうですか?そんなことを感じたことがありますか?

ポポリン:アタシ?アタシはないわよ。英語だろうが日本語だろうが、カラス語だろうが、いつもしゃべってんのはアタシよ〜。アタシ以上でもないし、アタシ以下でもないわね。
No. I've never felt such a thing. I feel exactly who I am, whatever language I speak, English, Japanese or 'Crowese'... I'm who I am, nothing more, nothing less than that.

オヤジ:ポポリンさんはそう言うだろうと思ってましたよ。
I knew you would say that!

ジャクサン:Why?
それはなぜですか?

ポポリン:「なぜ」って、それが「アタシ」だからじゃん。でもさ、なんで英語圏の人ってすぐに何でもWhy?Why?って聞くわけ?聞く前に自分で考えてみるってことしないの?
No reason to your "Why." Because that's me, who I am, just that. There's no explanation to who I am. By the way, why you, native English speakers always ask "why?" Why don't you ever try to think on your own before easily asking "why?"

ジャクサン:Why can't I ask "why" when I don't know "why?"
なぜ、なぜだかわからないときになぜって聞いて悪いんですか?

タコ:なんか、話がややこしくなって来たっス。
Ah... things become complicated...

オヤジ:まあまあ… おふた方とも。あのですねえ、別にわからないときに聞くのは全然恥ずかしいことではないんですよ。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」って言いますからねえ。はっはっは…
Ah... You two should calm down... To ask a question is not...

ジャクサン:I'm calm, I'm perfectly calm!!!
いや、私は冷静です。しごく冷静です。

ポポリン:アタシも怒ってるわけじゃないわよ。
I'm not upset either.

マサ:それより、さっきオヤジさんが言ってたことの通訳が途中で遮られてしまったみたいですが… Oyaji said, "You shouldn't be ashamed to ask a question, just as a Japanese saying goes 'Asking a question may be a fleeting embarrassment, but not asking and learning will make a permanent embarrassement throughout your life.'"

ジャクサン:I'm not ashamed of asking a question!
私は質問をするのは恥ずかしいとは思っていません。

ポポリン:だからさ、アンタもわからない人ね。日本じゃ質問するのは「恥ずかしい」ことなのっ。それが証拠にさ、なんかの説明会とかあるでしょ。最後に何か質問はありませんかとか言われてもたいていの人が質問なんかしないわよ。みんなわかんなくても質問しないのよ。だってさ、わからないってことを認めるのは「恥」だからさ。質問するくらいなら切腹したほうがマシってとこね。アタシ?あら、アタシは違うわよ。わかんないときはどんどん聞くわよ。だって、わかんないことをそのままにしとくのって、なんか、落ち着かないじゃん。
You don't seem to understand. In Japan, it's considered to be a shameful thing. This is why many Japanese don't ask a question when they are asked to make sure if they have any after, say, an explanation session on something. Even if they don't understand, they don't ask, because asking questions is a shame to them. Some of them even think they would rather commit "seppuku" than asking questions and feeling humiliated. OK, you can ask about me. I will never hesitate to ask, because, after all, it's somewhat irritating to leave your questions unanswered, isn't it?

マサ:だいたい、ポポリンさんの言うことは誇張しすぎだよ。今どき、日本人でも質問くらいするさ。ま、英語圏の人ほどじゃないけどね。それに「切腹」なんて、今は江戸時代じゃないし、たとえ江戸時代だっ たってそんなにカンタンにするもんじゃないよ。なんか、それって、海外の人によけい誤解を与えてしまうと思うけどな。
Popoling exaggerates things too much. The Japanese do ask questions when they need to, well, maybe not so frequently as native English speakers do though. And this "seppuku," it's also too much to say like that. We are not in the Edo period, and even if we were in the Edo period, "seppuku" is not so an easy daily practice. A kind of her remarks would create an unnecessary misunderstanding about Japan among people from other cultures.

ジャクサン:Excuse me, so what's the problem here? Can I ask questions?
あの、すみません。それで問題は一体何なんですか?私は質問をしてもいいのでしょうか?

オヤジ:もちろんですよ。どんな質問でもいつでも大歓迎ですよ。
Of course, any question is welcome any time.

ポポリン:あら、アタシもそういうつもりで言ったんだけど。
That's exactly what I meant...

ジャクサン:Humm... I didn't take it that way.
私にはそういうふうには聞こえませんでしたけどね。

ポポリン:ぶう!いやあね!

Ah... static...

ジャクサン:Let me make my question clear. First of all, it was not for you, Popoling, I wanted ask it to you, Oyaji-san why you think Popoling would say she never feels her "personality shift" in whatever language she speaks while everyone else has this feeling.
私の質問についてハッキリさせておきたいのですが、まず、この質問はポポリンさんにではなく、オヤジさんにしたかったのですが、なぜ、オヤジさんはポポリンさんが、他の人がそう感じるのにもかかわらず、何語を話していても「違う自分」を感じないかということです。

ポポリン:だからさ、それはアタシの…
Like I said, that's because...

ジャクサン:I said I'm not asking you.
ですから、あなたには聞いていません。

ポポリン:ぶうぶう!

オヤジ:はいはい、私への質問ですね。わかってますよ。では、ゆっくりとお答えしますが、その前に、みなさん、どうでしょう?ここはひとつ、お正月ですから、「おとそ」でも飲みながらお話するってことで…。あの、話し合いの雰囲気も和らぎますしね。
Yes, I know, it's a question for me, and let me take my time and answer. But before that, I have a proposal. Why don't we talk over drinks? It's a New Year's Day and I see no reason why we shouldn't drink. Moreover, I think some drinking will help create a relaxed, friendly atmosphere.

ポポリン:賛成!やっぱ、飲みにケーションよね、日本は。
I'm in! Communication through drinking is a good Japanese custom after all.

タコ:ボクも飲みたいっス。
I want to have some, too.

ジャクサン:OK. Good. We can use some drinks here. People do this wherever in the world.
いいですね、飲みながら話すというのは、世界各国どこでも良いことだと思います。

管理人:そんなこともあろうかと思って、美味しいお酒、用意してるわよ。
I knew someone would say that. I've got some good 'sake' for this occasion.

マサ:でも、ボク的には、なんか、それって問題から逃げてませんか?お酒に逃げるってのもどうかと思いますけど。
But to me, it sounds like we are trying to avoid the focus on the problem and flee into a refuge of drinking...

ポポリン:じゃあさ、マサ、アンタ別に飲まなくてもいいわよ。アタシが代わりに飲んだげるから。
Then, Masa, you don't have to drink. I'll have yours for you.

マサ:いやいや、いただきますよ!
No, no, you don't have to. I'll have mine myself.

ポポリン:じゃあ、タコ、アンタお酌頼むわよ。
Taco, serving is all yours!

タコ:ヘイ!がってん。
Aye, aye, sir!

ポポリン、オヤジ、マサ、タコ、管理人:カンパーイ!!!
ジャクサン:Cheers!
Cheers!
カンパーイ!



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