英語の発音ってむずかしそう。辞書に書かれている訳のわからない記号もさっぱり… 学校でもとくに教えてくれるわけでもないし…。そんなあなたも、この機会にちょっとだけ頑張って、英語の発音をマスターしてみましょう。


Last update March 23, 2015


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 Supplement  その他の母音の発音 


ここでは、補足として、母音/a/、/ɒ/、/ɨ/、/ʉ/、/ɜ/、/e/、/o/ の音を見てみましょう。

/a/ の発音 |  /ɒ/ の発音 |  /ɨ/ の発音 |  /ʉ/ の発音 |  /ɜ/ の発音 |  /e/ の発音 |  /o/ の発音 | 


まず、/a/ の発音を見てみましょう。イラストの口の形はだいたいの目安です。発音のサンプルもつけていますので参考にしてください。

(19) /a/ の発音


(Sound source: http://en.wikipedia.org/wiki/Help:IPA)

IPA 式 ジョーンズ式 器官 有声/無声 唇の丸まり 口の大きさ
/a/ /a/ 唇(くちびる) 舌(した) 有声音(ゆうせいおん) 非円唇母音(ひえんしんぼいん) 広母音(ひろぼいん) 前舌母音(ぜんぜつぼいん)

口の開け方は大きく開け、舌の前後の位置は前方になります。 /ɑ/ の発音では、舌の前後の位置が奥のほうになりますが、この母音は前にあるのが違いです。こういった概要をつかんだところで、さっそく発音してみましょう。

 Let's 発音! 
①口を大きく開けます。
②舌の前後の位置を前方に置きます。
③そのまま声を出します。
④これで、この発音はでき上がりです。

 日本語との違い 
日本語の「ア」に比べて違うのは、舌の前後の位置が、日本語の「ア」より前のほうにあります。




次に、/ɒ/ の発音を見てみましょう。イラストの口の形はだいたいの目安です。発音のサンプルもつけていますので参考にしてください。

(20) /ɒ/ の発音


(Sound source: http://en.wikipedia.org/wiki/Help:IPA)

IPA 式 ジョーンズ式 器官 有声/無声 唇の丸まり 口の大きさ
/ɒ/ /ɑ/ 唇(くちびる) 舌(した) 有声音(ゆうせいおん) 円唇母音(えんしんぼいん) 広母音(ひろぼいん) 後舌母音(こうぜつぼいん)

口の開け方は大きく開け、舌の前後の位置は後方になります。 /ɑ/ の発音では、唇が丸まっていないのが特徴ですが、この母音では唇を少し丸めます。また、この音は、一般的にはイギリス英語の発音ですので、アメリカ英語では必要ありません。こういった概要をつかんだところで、さっそく発音してみましょう。

 Let's 発音! 
①まず、口を大きく開けます。
②日本語の「ア」よりは一回り大きくなるくらいの大きさです。
③そして、舌を後ろに引きます。
④そのままの状態で、少し唇を丸めます。
⑤そのまま声を出します。
⑥これで、この発音はでき上がりです。

 日本語との違い 
日本語の「ア」に比べて違うのは、口の開き方がより大きく、唇が丸まっており、音自体も「オ」に少し近くなります。




次に、/ɨ/ の発音を見てみましょう。イラストの口の形はだいたいの目安です。発音のサンプルもつけていますので参考にしてください。

(21) /ɨ/ の発音


(Sound source: http://en.wikipedia.org/wiki/Help:IPA)

IPA 式 ジョーンズ式 器官 有声/無声 唇の丸まり 口の大きさ
/ɨ/ /i/ 唇(くちびる) 舌(した) 有声音(ゆうせいおん) 非円唇母音(ひえんしんぼいん) 狭母音(せまぼいん) 中舌母音(ちゅうぜつぼいん)

口の大きさは小さく、舌の前後の位置は真ん中のほうになります。 /i/ の発音では、舌の位置が前ですが、この発音では若干後退し、真ん中になっています。また、英語では、実際にこの発音が出てくるのは、roses (rose の複数形)など、強勢がなく弱い「i」の音のみです。こういった概要をつかんだところで、さっそく発音してみましょう。

 Let's 発音! 
①日本語の「イ」の口をしてください。
②そこから子供が意地悪で「イー」と言うときのように口の両端を広げます。
③そのまま舌の位置を真ん中に移します。
④自然に声を出してください。
⑤これで、この発音はでき上がりです。

 日本語との違い 
日本語の「イ」より舌の前後の位置が後退します(真ん中)。



次に、/ʉ/ の発音を見てみましょう。イラストの口の形はだいたいの目安です。発音のサンプルもつけていますので参考にしてください。

(22) /ʉ/ の発音


(Sound source: http://en.wikipedia.org/wiki/Help:IPA)

IPA 式 ジョーンズ式 器官 有声/無声 唇の丸まり 口の大きさ
/ʉ/ /u/ 唇(くちびる) 舌(した) 有声音(ゆうせいおん) 円唇母音(えんしんぼいん) 狭母音(せまぼいん) 中舌母音(ちゅうぜつぼいん)

口の開け方は小さく、唇は丸まっています。舌の前後の位置は真ん中になります。 /ʊ/ の発音に比べて、口の大きさが小さくなり、舌の位置もやや前よりの真ん中になります。この音は、一般的にはオーストラリア英語の発音ですので、アメリカ英語では必要ありませんこういった概要をつかんだところで、さっそく発音してみましょう。

 Let's 発音! 
①まず、日本語の「ウ」の口をしてください。
②そのまま舌の位置をやや前方、真ん中に来るくらいに移動します。
③そのまま声を出します。
④これで、この発音はでき上がりです。

 日本語との違い 
日本語の「ウ」に比べて舌の位置がやや前に移動します。


次に、/ɜ/ の発音を見てみましょう。イラストの口の形はだいたいの目安です。発音のサンプルもつけていますので参考にしてください。

(23) /ɜ/ の発音


(Sound source: http://en.wikipedia.org/wiki/Help:IPA)

IPA 式 ジョーンズ式 器官 有声/無声 唇の丸まり 口の大きさ
/ɜ/ /ə/ 唇(くちびる) 舌(した) 有声音(ゆうせいおん) 非円唇母音(ひえんしんぼいん) 半広母音(はんひろぼいん) 中舌母音(ちゅうぜつぼいん)

口の開け方は半分くらい開け、唇は丸まっていません。舌の前後の位置は真ん中になります。 /ə/ の発音に比べて、口の大きさが若干大きくなります。また、この音は、一般的にはイギリス・オーストラリア英語の発音ですので、アメリカ英語では必要ありません。こういった概要をつかんだところで、さっそく発音してみましょう。

 Let's 発音! 
①まず、口を半分くらい開けます。
②舌の前後の位置を口の真ん中に置きます。
③そのまま声を出します。
④あいまいな「ア」の音が出ます。
⑤これで、この発音はでき上がりです。
 日本語との違い 
日本語の「ア」よりもあいまいな音になります。



次に、/e/ の発音を見てみましょう。イラストの口の形はだいたいの目安です。発音のサンプルもつけていますので参考にしてください。

(24) /e/ の発音


(Sound source: http://en.wikipedia.org/wiki/Help:IPA)

IPA 式 ジョーンズ式 器官 有声/無声 唇の丸まり 口の大きさ
/e/ /e/ 唇(くちびる) 舌(した) 有声音(ゆうせいおん) 非円唇母音(ひえんしんぼいん) 半狭母音(はんせまぼいん) 前舌母音(ぜんぜつぼいん)

口の開け方は小さく、舌の前後の位置は真ん中になります。 /ɛ/(辞書で /e/ と表記) の発音に比べて、口の大きさが小さくなります。また、二重母音以外の単独の音として登場するのは、ほとんどオーストラリア英語のみです。こういった概要をつかんだところで、さっそく発音してみましょう。

 Let's 発音! 
①まず、日本語の「エ」の口をしてください。
②舌の位置が前方にありますか。
③そのまま声を出します。
④これで、この発音はでき上がりです。

 日本語との違い 
日本語の「エ」とほぼ同じような発音です。



次に、/o/ の発音を見てみましょう。イラストの口の形はだいたいの目安です。発音のサンプルもつけていますので参考にしてください。

(25) /o/ の発音


(Sound source: http://en.wikipedia.org/wiki/Help:IPA)

IPA 式 ジョーンズ式 器官 有声/無声 唇の丸まり 口の大きさ
/o/ /o/ 唇(くちびる) 舌(した) 有声音(ゆうせいおん) 円唇母音(えんしんぼいん) 半狭母音(はんせまぼいん) 後舌母音(こうぜつぼいん)

唇を丸め、口の大きさは半分くらい開けます。また、舌の前後の位置は後ろのほうになります。 /ɔ/ の発音よりも口の開け方が小さくなります。こういった概要をつかんだところで、さっそく発音してみましょう。

 Let's 発音! 
①まず、日本語の「オ」の口をします。
②舌の前後の位置を奥のほうに置きます。
③そのまま声を出してください。
④これで、この発音はでき上がりです。

 日本語との違い 
日本語の「オ」よりは舌の位置が前に来ます。