単なる「点」や「マル」のたぐいだと思っていたら、結構深い句読点。コンマのあるなしでニュアンスも違う。そう、句読点にもちゃんとメッセージがあるのです。わかっているようでわからない英語の句読点を解明。 |
|
|
|
|
|
|
現在地→ | 英語雑貨屋トップ | 英語用語集 | 英語独学室/英語の句読点 | 英語資料室 | 英語なんてタコ | |
|
Apostrophe ’ アポストロフィ |
||||
アポストロフィの役割
I am というのは普通 I’m と書きますが、このとき、I と m の間についている「汚れ」(?)のようなものをアポストロフィと呼びます。英語を使っている人を除いて、大人になってもこの名前を覚えている人はめずらしく、「点」とか「チョボ」などと適当に呼ばれていることの多い句読点でもあります。その役割は、一言で言えば、2つの単語の文字を省略して1つに結合させたりする場合に使います。この「アポストロフィ」という名前も長すぎるため覚えにくいのかもしれません。いっそのこと、省略して「アポス」などというと覚えやすいのかもしれません。 また、引用符と同じように、キーボードから入力する場合は、 ’ の代わりに 'が使われます。 アポストロフィのルール 以下、アポストロフィを使うルールについて見てみましょう。 では、詳しく見ていくことにしましょう。 1. 文字を省略する場合。 戻る1つの単語、あるいは2つの単語の文字を省略して縮める時に使われます。ご存知の I’m、you’re、it’s、don’t など身近な例が多く挙げられます。もちろん、好き勝手に略したら良いというのではありません。よく英語圏の人も間違う用例に、it has を it’s と略したりする場合があるようですが、it’s はあくまでも it is のことで、これ以外の使い方は認めないという意見が優勢です。 その他、紙面の関係上、省略せざるを得ないという場合において、government を gov’t と略したりすることもあります。また、詩などで over を o’er と省略するといった事例も見られます。
2. 所有を表す場合。 戻る「トムの本」など「誰々の」という場合、所有している人の名前の後にアポストロフィをつけます。以下、アポストロフィをつけるときの細かいルールを挙げておきます。 1) 無生物の場合は不要。 「トムの足」と「テーブルの足」では所有のアポストロフィをつけるかつけないかの区別があります。つまり、Tom’s legs というふうにアポストロフィをつけますが、the table's legs とは言いません。建物、家具、モノといった無生物の所有についてはアポストロフィをつけず、the table legs と、そのまま名詞を重ねるのが基本です。 2) it の所有形は its。 英語圏の人も間違えやすいものとして、it の所有形ですが、it's とはならず、its となり、アポストロフィは不要です。 3)所有主体が単数ならば「アポストロフィ+s」。 所有している主体が単数の場合は、語尾が s で終るものであっても、その後に 「’s」をつけます。 4)所有主体が複数ならば場合によって違う。 複数の場合は、語尾が s で終るものに関しては、「’」のみをつけ(s は重ねない)ますが、s で終らない場合は、「’s」をつけます。 5)複合語は最後の単語に「’s」。 また、所有主体が複合語の場合は、最後の単語に 「’s」をつけます。
3. 小文字の文字の複数を表す場合。 戻るスペルミスなどを指摘する場合に、「t が2つ要ります」といったときの「t」は複数扱いになるので、「s」をつける必要があります。かといって、単純に「ts」としたのでは、これもスペルの一部かと思われてしまいます。そんなときに「’s」を使って「t’s」とするわけです。なお、大文字の場合は s をつけるだけです。
|