英語でニュースを読む


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英語でニュースを読みこなすための戦略


その昔、広告販促業界での英文ライティング部門に在籍していた筆者が先輩に勧められたのが「TIME を読む」という勉強法でした。「TIME を読む」と言ってももちろん、「ちょっと時間が読めないんですわ」というときの TIME (=時間)ではなく、言わずと知れたアメリカの週刊ニュース誌のことですね(http://time.com/)。当時は社会人2年生、なんとかライティング力を向上させたいという思いからでしたが、なぜニュース誌なのかというと、広告販促が一般に広くコミュニケーションするための業界であることから、旬な語彙や表現、読ませるための工夫・文章展開など、ヒントになる部分がたくさんあったからです。

というわけで、さっそく年間購読を申し込んだのですが、何しろ週刊ですので、毎週漏れなく送られてくるのです(もちろん送られて来ないと困るわけですが)。仕事も残業あたり前の業界でしたから、読まないうちにどんどん積まれていきます。いわゆる積読(つんどく)というわけです。これじゃいかん!ということで、ページぱらぱらでもいいから、とにかく開いて写真だけでも見る、見出しだけでも読む、キャプションも読んでみる、イントロも読んでみる というようなことを続けながら、最終的には記事を楽しめるようになりました。時間的な制約があるため、毎週隅から隅まで読むということは無理でしたが、それでもほぼ1冊読めたときもありました。

ここでは、そんな体験をベースにしながら、英語でニュースを読みこなすテクニックをご紹介したいと思います。しかし、今どき、ペーパーでの雑誌を購読するというのも大変ですので、Internet を使って無料の英文記事を読むということを前提にします(もちろん、やる気のある方はご購読ください)。また、オンライン上のニュースは随時更新されますので、最新の情報が入手できるという点もいいですね。では、以下3つのポイントをご紹介しましょう。



戦略 1. まずジャンルを決める


「よし!頑張って英語のニュースを読むぞ!」と張り切るのはいいのですが、極端な話、普段日本語のニュースでも「娯楽欄」や「三面記事」のコーナーしか見ない人(あくまでも「例え」です)がいきなり「政治」のニュースとか、「科学」、「テクノロジー」欄にチャレンジ!というのは無理があるでしょう。

程度にもよりますが、特に「政治」などのテーマになると、日本の政治についての英文記事ならまだしも、アメリカ大統領選についての記事や「オバマケア」がどうのこうのといった内容になると、その仕組みを理解しておかないとピンと来ません。いくら単語の意味を調べてみたところで肝心の内容がわかりませんというのでは、その学習は3日間も続きません。「勉強は努力が必要」とはいえ、「苦行」ではいけません。日本語でもよく理解できない、興味が持てないことを「英語」で読んでも楽しくないですよね。興味が持てることが楽しく学ぶということです。

ということで、ジャンルを選ぶにあたってのポイントは以下の2つです。

Point 1. 好きなことを選ぶ
Point 2. 理解できることを選ぶ

自分の好きなこと、興味あること、よく理解できることを基準に、「ジャンル」を決めることが大切です(1つだけに絞る必要はありません)。スポーツが好きな人なら「スポーツ」のジャンルを選べばいいのです。スポーツの世界もグローバルですから、テニスならテニス、サッカーならサッカー、海外の選手の名前の一人や二人は必ず知っているはずです(実際はもっと多いと思いますが)。音楽のジャンルもそうですね。そこに「記事内容」に対する親しみやすさも生まれてきます。興味のない人(知らない人)が読むよりも内容を理解しやすいのは当然で、たとえ英語が得意でなくても、既存の知識と勘で理解できることが多いのです。ただし、たとえ興味のあるテーマだとしても、芸術関係のレビュー記事などは表現的にも凝っていたりして難易度が高いので、最初は、「いつ、誰が、どうした」というニュース性のあるものを選びましょう。

自分の好きなことや興味あること、簡単に理解できることを選ぶのが鉄則です。好き嫌いとは関係なく、日常的な話題もいいでしょう。あるいは、「好きじゃないし興味もないが仕事なので知識がある」というジャンルもいいかもしれません。ビジネスの世界はボーダーレスですので、即、自分の仕事に役に立ちます。何しろ、学習は継続が命なので、まずは無理なく楽しく続けられるものを選び、英語の記事がどんどん読めるようになってから難解なテーマや苦手な分野にも挑戦すればいいのです。

では、自分のジャンルが決まったところで、次の戦略に進みましょう。



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