英語でニュースを読む


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戦略 3. 深めて、広げる


さて、「見出し」と「サマリー」でトレーニングを積んだ後は、いよいよ記事を丸ごと読んでみましょう。語彙力もかなりついているはずですから、比較的ラクに読めるはずですね。さっそくお気に入りのニュースサイトに行って好きな記事を選んでください。読み終えた記事が増えていくと自信もつき、海外発信のニュースを翻訳を介さないでそのまま英語で読めると気分も良いものです。周囲の人たちにも「そう言えば Wall Street Journal で言ってたけど」などと自信を持って言えます(ただし、あまりやると嫌われます)。でも、英語圏の人とも英語でニュースを語り合えると、それだけで心も「ボーダーレス」になったような気がしますよね。

というわけで、ここでのポイントは以下の5つです。

Point 1. 短い記事から始める
Point 2. 同じ内容を複数サイトで読む
Point 3. 関連記事で内容を深める
Point 4. 関連テーマで内容を広げる
Point 5. ビデオで英語のニュースを聴く


最初から文字ギッシリの長い記事は挫折してしまいますので、ここではやはり、できるだけ短い記事から始めましょう。もちろん、ここでもわからない単語や表現は調べます。前後のつながりでだいたいの意味はわかるというときもありますが、それでもいちおう調べて確認しておいたほうがいいでしょう。

次に、同じ記事を複数のニュースサイトでも読んでみます。「反復は力なり」と言われますが、同じ単語や類似の表現を何度も目にしているうちにそれらが身に付いていきます。また、各サイトとも全く同じ見出しは使いませんので、表現の勉強にもなります。もちろん、ニュースメディアですから、それぞれの報道のスタンスや視点の違いを比較してみるのも面白いかもしれません。

では、どうやって同じ記事を紹介している複数のサイトを探すかですが、当然のことながら検索エンジンを使います。任意のニュースサイトの見出しの一部をキーワードにして Google などで検索すると、同一内容の記事を掲載している複数サイトが表示されますので、自分の好きなサイトをいくつかクリックしてみましょう。ちなみに、下の画面は、海外で話題になっていたあるニュースを検索したものです。


さらに、同一記事だけでなく、関連のある記事を追うことで、その話題をより深めることができ、当然、語彙や表現の数も増えていきます。関連記事を探す方法としては、任意のニュースサイトに行ってそこで探すという方法もありますが、ここで威力を見せるのが Google News サイトです。 Google News では、話題になっている記事については、左のナビゲーション欄に通常に記事カテゴリに加えて、その特設リンクが設けられ、クリックすると下のキャプチャー画面のような関連記事へのリンクを表示したページにたどり着くことができます。


ただし、英語版の Google News サイトに行くには言語設定で「英語」を選ぶ必要があります。Google 検索画面の言語設定が日本語 (www.google.co.jp) になっていると、自動的に日本語のニュース画面へと飛んでしまいます。つまり、何度 news.google.com にアクセスしても news.google.co.jp に飛んでしまいますので、co.jp に飛んだ時点で「他の言語/地域版」で「英語」を選ぶか、その都度選ぶのが面倒であれば、下記の表示設定 (http://www.google.com/preferences) 画面で「Google のメニューやテキストの言語」から「English」を選び、右上の「保存」ボタンを押します。こうすることで、デフォルトの言語が英語になり日本語のニュースページに飛ぶこともありません。そのかわり、検索時のナビゲーション表示も英語になります。


さて、英語のニュースを読むのに慣れてきたところで、次は、ジャンルを少し広げてみましょう。



ジャンルを広げるといっても、全く関連性のないテーマではなく、戦略 1. まずジャンルを決めるで決めたジャンルに関連するもの、近いものを選んだほうがいいでしょう。たとえば、「ビジネス」を選んだ場合は「テクノロジー」、また、「テクノロジー」は「サイエンス」にも共通するものがありますね。カテゴリーの区分けは各サイトで微妙に異なりますので、サイトのカテゴリー名にこだわるのではなく、自分の興味や関心に応じて、関連性があると思われるテーマを選べばいいわけです。ともあれ、森羅万象、何事も単独で存在しているものはありませんので、思わぬところで関連性が出てくるものです。

さて、最後に、読むだけではなく耳からも英語のニュースを取り入れることで、脳の活性化を図り、英語のインプットを促進させましょう。英語を聴いて理解するのも、読んで理解するのも、結局は脳がやっていることで、耳や目はそのインプット器官であるだけです。ですから、耳から取り入れる訓練と目から取り入れる訓練が相乗効果を生むわけです。

また、英語圏の放送局のニュースは、日本の放送局がおまけ的に提供しているものとは異なり、そのスピードも速くなります。そのかわり、アナウンサーは大きな声で明瞭な話し方をしてくれるので、スピードに慣れれば、ドラマの「ごにょごにょ、ぼそぼそ」よりは聞き取りやすいのが特徴です。放送系のニュースサイトでは、いろんなニュースのビデオが視聴できますので、ぜひ活用したいものです。また、ビデオのスピードを意識しながら、記事を読むときも、自分で声を出して早口で読むという訓練もいいでしょう。速いスピードで読む練習をすることで、英語を話すときの流暢さも身に付き、スピードの速い英語を聴くのにも慣れ、英語の文章もより速く読めるようになるわけです。そう、すべて「脳」がやっていることなのです。

以上、英語の記事を読みこなす方法をご紹介しましたが、なんとなく読むのではなく戦略を持って読むことで、英語の習得が深まり、広がっていくのが英語のニュースなのです。しかも、パソコンやスマホさえあれば費用も一切かかりません。読みたい記事を PDF 化して電車の中でスマホを使って読んだりもできますから、場所と時間も選びません。イヤフォンを使えばビデオだって視聴できますね。



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