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日本語のことわざ English
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がくもんにおうどうなし
学問に王道なし
There is no royal road to learning.
もともとはユークリッドがエジプト王に言ったといわれる言葉。努力なしに身につける簡単な方法などない、ということです。"royal road" で「楽な方法、近道」という意味があります。

かてばかんぐん
勝てば官軍(負ければ賊軍)
Losers are always in the wrong.
「官軍」はImperial armyのことで勝ったほうが世の中の支配者となりルールとなるため、「正しい者」となるというわけです。"Might is (makes) right." とも言い、might と right が語呂合わせになっています。

かねのきれめがえんのきれめ
金の切れ目が縁の切れ目
Money goes, love goes.
Out of money, out of mind.
英語には同様の表現は無いようです。下の表現は『日米口語辞典』からの引用です。 Out of sight, out of mind (去る者日々に疎し)のパロディーのようでおもしろく、ズバリと表現されています。男女間のことだけなら "When money goes, love also goes" などと言ってもいいですね。

かべにみみありしょうじにめあり
壁に耳あり障子に目あり
The walls have ears.
「障子に目あり」の部分は英語には見当たらないようです。耳に関連する慣用句として "be all ears."で「耳を澄ませて聞く」という表現があります。対応するものとして "be all eyes" 「目を皿のようにして」があります。

かれきもやまのにぎわい
枯れ木も山の賑わい
The more, the merrier.
Even a dead tree may serve as an ornament for a mountain.
上の表現はことわざとして存在するものですが、日本語の「枯れ木も」というニュアンスが不在です。あえて「枯れ木」を言うならば、下の表現のように説明するのも良いでしょう。

かわいいこにはたびをさせよ
かわいい子には旅をさせよ
Spare the rod and spoil the child.
昔は「旅」=「苦労」という意味があったのでしょうか。英語では "rod"(ムチ)を惜しめば子供を "spoil"(ダメに)するとなります。

かんにんぶくろのおがきれる
堪忍袋の緒が切れる
It is the last straw that breaks the camel's back.
My patience has run out.
英語にはピッタリのものがありませんが、上の表現を代用できそうです。"the last straw" は「今までさんざん我慢してきたが、最後にちょっとしたことで壊れてしまう」というときに使われます。下の表現や ;"That's the limit of my patience." は慣用句ではありませんが、わかりやすい表現です。

くさいものにふたをする
臭いものに蓋をする
Sweep the trouble under the carpet.
おエライ方たちの得意技ですが、英語ではカーペットの下に隠すようですね。"carpet" の代わりに "the rug" も使われます。「フタをする」の意の "put the lid on ..." も使われますが、「〜を台無しにする」という意味もあります。

くちはわざわいのもと
口は禍いの元
Out of the mouth comes evil.
口は災いの門ともいい、The mouth is the gate of misfortune. という表現もあります。"mouth" を使った慣用句で "have a big mouth" 「口が軽い」、"He is all mouth and no action." 「口先だけで行動が伴わない」などがあります。



げいはみをたすく
芸は身を助く
Art brings bread.
デンマークのことわざに Art and knowledge bring bread and honor 「技術と知識はパンと栄誉をもたらす」というのがあります。

こういんやのごとし
光陰、矢の如し
Time flies (like an arrow).
"like an arrow" を略して使われることが多いようです。一般的に"Time flies." や "How time flies!" などと言います。"Time flies" はもともとはラテン語の tempus fugit から来ています。

ごうにいりてはごうにしたがえ
郷に入りては郷に従え
When in Rome, do as the Romans do.
「郷」は地方・田舎の意味で、住む土地の習慣や風俗に従えということです。「ローマ」を引き合いに出した格言は他にもいくつかあります。Rome was not built in a day. (ローマは一日にして成らず)、All roads lead to Rome. (すべての道はローマに通ず)など。

こうぼうもふでのあやまり
弘法も筆の誤り
Even Homer sometimes nods.
弘法とは弘法大師(空海)のことで書の名人だったことから、いかに優れた人物でも時には間違えることがあるというたとえ。ちなみに "Homer" は古代ギリシアの詩人ホメロスのことで、Iliad, Odyssey などの作品を残しています。

こけつにいらずんばこじをえず
虎穴に入らずんば虎子を得ず
Nothing ventured, nothing gained.
冒険をしないと何もなし得ないという意味です。「虎穴」は意味通りでは "tiger's den" ですが、「危険な場所」という決まり文句は "the lion's mouth" となります。

ごじゅっぽひゃっぽ
五十歩百歩
A miss is as good as a mile.
似たり寄ったりであることをいいます。他に the pot calling the kettle black (ポットがやかんを黒いと言う)、日本語で言うところの「目くそ鼻くそ」がこれにあたります。

ころがるいしにこけははえぬ
転がる石には苔は生えぬ
A rolling stone gathers no moss.
本来はイギリスのことわざで、転職ばっかりしていると何も身につかないという戒めだったのですが、転じて行動的な人は錆付かないという意味に使われることが多いようです。

ころばぬさきのつえ
転ばぬ先の杖
Prevention is better than cure.
Look before you leap.
あらかじめの準備が大事だというたとえですが、他にも A stitch in time saves nine. 「タイミングの良い一針は後の九針を省く」、Forewarned, forearmed.「事前の警告、事前の装備」などがあります。





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