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日本語のことわざ English
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たげいはむげい
多芸は無芸
Jack of all trades is a master of none.
多芸を持つ人のことを "a Jack-of-all-trades" と言います。ことわざなどによく登場する "Jack" ですが、一般的な人間を表わす "one" くらいの意味です。その他 Jack is as good as his master. 「召使いは主人に劣らず(人は皆平等)」 Every Jack has his Jill. 「似た者同士」などがあります。

たつとり、あとをにごさず
立つ鳥、跡を濁さず
It is an ill bird that fouls its own nest.
英語の表現は「自分の巣」を汚さない(自分のまわりや仲間を大切にせよ)という戒めですが、日本語は、ある場所を去って次の場所に移るような場合に使われますので、厳密に言えば "Leave your good memory (or a good reputation) behind you." といった感じになるでしょう。

たでくうむしもすきずき
蓼食う虫も好き好き
There is no accounting for tastes.
蓼は香辛料などに使われる植物で、英語でいうと "a jointweed," " a smartweed" など。この格言には次のようなバリエーションがあります。 Every man to his taste. / Tastes differ. / Some prefer nettles. "nettle" は「イラクサ」といって葉にトゲがある植物のことです。

たなからぼたもち
棚から牡丹餅
a windfall
"a windfall" は、風にふかれて木から落ちてきた果物などを指し、いわゆる「棚ぼた」です。 "godsend" (天の賜物)とも言います。もちろん単純に "It is a piece of good luck." といってもかまいません。また否定形として、 "Larks do not fall ready-roasted into your mouth." という表現もあります。

たよりのないのはよいたより
便りのないのはよい便り
No news is good news.
「便り」にもいろいろありますが、「風の便り」は "Rumor says that..." 、「花の便り」は "tidings of cherry blossoms" などと言います。



ちりもつもればやまとなる
塵も積もれば山となる
Every little makes a mickle.
Many a pickled makes a mickle.
小さいことを軽んじてはいけないというたとえですが、 "pickle" と "mickle" はスコットランドの言葉でそれぞれ「微少」「多大」を意味します。また、 Little and often make a heap in time. / Many drops make a shower. とも言います。

てつはあついうちにうて
鉄は熱いうちに打て
Strike while the iron is hot.
物事には時期がある、それを逃すなというたとえです。同じように Make hay while the sun shines. 「干し草は日ざしのあるうちに作れ」というのもあります。

ときはかねなり
時は金なり
Time is money.
他にも「時」に関連する慣用句をあげてみると、 "Now is the time!" または "Now or never." で「今こそ〜する時だ!」となり、 "Apples are now in season." で、「リンゴは今が旬」、 "The time is in our favor." 「時は我々の味方だ」などとなります。

どくをくらわばさらまで
毒を食らわば皿まで
One may as well be hanged for a sheep as for a lamb.
英語では「絞首刑、どうせ盗むなら親羊」といった意味になっています。他の表現として Over shoes, over boots.  というのもあります。

となりのはなはあかい
隣の花は赤い
The grass is always greener on the other side of the fence.
「隣のものは何でも良く見える」ということで、他にも Better is the neighbor's hen than yours. / The neighbor's wife is always the handsomest. など、表現的には何でも有りですね。

とびがたかをうむ
鳶が鷹を生む
A black hen lays white eggs.
ちなみに "hen" (雌鳥)にまつわることわざに It is a sad house where the hen crows louder that the cock. (女房が亭主より強いのは不幸)というのがありますが、最近では逆のほうが「幸せ」だと言う人は多いものです。

とらぬたぬきのかわざんよう
捕らぬ狸の皮算用
Don't count your chickens before they hatch.
Don't sell the bear's (or lion's) skin before you catch it.
「タヌキ」は "a racoon dog" ですが、日本のように「親しみやすさ」や「滑稽なイメージ」はありません。「狸オヤジ」は "a sly (or cunning) old man" 「狸寝入り」は "play possum" 、または皮肉をもって "doing a sleeping simulation" なども面白いかも。

とらのいをかるきつね
虎の威を藉る狐
An ass in a lion's skin.
A small person acting haughty through another's influence
最初の表現は最近あまり見かけません。下の文は説明的ですが、わかりやすいでしょう。他にも慣用句的な言い回しで "borrowed plumes" (plumes は「羽毛」でプライドを意味します)といって「借り着」「他人の威信」「受け売りの知識」などを表わしています。





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