お母さんもお姉さんもうれしい「丈夫で、洗濯機で洗えて、ファッショナブル」と三拍子揃った「服」。つまりdurable, washable and fashionable(な服)ですが、これらの単語の語尾についている -able って何?専門用語で言うと「接尾辞」(suffix)ですが、こういった「単語の尻尾」について調べてみました。単語の「しっぽ」をつかめば単語の意味もよくわかるかも。

Last update April 14, 2015




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 SHIPPO003 

-cide

今回の「接尾辞」は「-cide」。

 意味  〜殺し、〜を殺す人・物
 -cideで「〜殺し」の意味になります。なかなか物騒な「しっぽ」ですが、世の中楽しく明るいことばかりじゃないのが現実。ニュースなどでよく出てきます。

 語源  ラテン語の caedere 「打つ、殺す」という言葉から。そこから派生してラテン語の -cdium は「殺すこと」、 -cida は「殺す人」という意味。そこから古フランス語を経由して入ってきました。さらに、ラテン語の caedere のアタマ ka-id- は「切る」という意味があり、 scissor 「ハサミ」、 excise 「切除する」、 incise 「切り込む」といった単語に発展しました。つまり、「殺す」と「切る」は兄弟みたいなもの(物騒な兄弟ですが)と言えるでしょう。




 用例 

語幹 接尾辞 単語 意味
sui + cide suicide 自殺。 su はラテン語の「自分」という意味。
pesti + cide pesticide 殺虫剤。 pest は「害虫」で、語源はフランス語経由のラテン語 pestis 
eco + cide ecocide 環境破壊。 eco は「生態、環境の」という意味で、ギリシア語の oikos 「家」から。
homo + cide homicide 殺人。 homo はラテン語の「同一の」という意味で、つまり「人間」。人間が人間を殺すことから殺人。 homi のスペルに注意。
geno + cide genocide 皆殺し。 geno はギリシア語の genos で「人種、家族」といった意味。ちなみに gen- は「誕生」といった意味。