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spruce
[spru:s]

小ぎれいな、きちんとした、小ぎれいにする、きちんとする

  • She spruces herself up as best she can and goes out looking for office jobs.
  • He spruced up the place with lovely wallpaper and a leather couch.

いつもは髪の毛ボサボサ、ヨレヨレのズボンに食べこぼしのついたジャケットを着ている彼が、ある客先に行く日だけは、なぜか小ぎれいにして来る。なぜだろうということでいっしょについていってみたら、担当者は若くてキレイなおねえさんだったなど、服装や身なりなどをきちんとするという意味があります。その他、木の名前で「ハリモミ」「エゾマツ」といった木の名前としても使われます。語源はプロシア (Prussia) から輸入した皮 Spruce leather 、中世英語では Prussia  Spruce

 同義語  neat, orderly, shipshape, snug, spick-and-span, taut, tidy, trig, trim, well-groomed


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foil
[fɔɪl]

妨害する、裏をかく

  • The plot was foiled after the authority intercepted communications between the plotters.
  • The attack was foiled, when the bomb was found.

アルミフォイルというときの「フォイル」だけではなく、妨害する・防止するという意味があります。最近は物騒なことが起こる世の中。銀行を襲おうとか、爆弾を仕掛けようといった良からぬ計画などを事前に知るなどして、犯人を逮捕、事件を未然に防いだといったときによく使われます。もっと巧妙になると相手の出方を想定して打ち手を考えるもので、相手を混乱させたり、目くらましをしたり、いわゆる「裏をかく」というニュアンスがあります。語源は中世フランス語の fouler 「踏みつける」。

 同義語  baffle, balk, check, checkmate, defeat, frustrate, stymie, thwart


 File No. 688   ▲Page top
scramble
[skræmbl]

よじ登る、奪い合う、いり卵を作る、混乱させる

  • I have scrambled hard over the last two weeks to learn a new programming language.
  • When the music stopped we all scrambled for a seat.

今日の卵はスクランブルです、というときの scramble だけではなく、後ろから犬が追いかけてきたので必死に塀によじ登りましたとか、電車のドアが開いたとたんに並んでいた列は乱れ、席を奪い合う様相が…。明日は試験なので必死で教科書を丸暗記しました、などといった混乱・混沌、パニックといった状態を表わします。また、何かをぐちゃぐちゃと混ぜるとか、電話・無線などの通信信号をいじって妨害などができないようにするという意味もあります。名詞としても使われます。

 同義語  climb, clamber, scrabble, jostle, jumble, muddle, shuffle, hustle, scuffle


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nub
[nʌb]

要点、小さな塊

  • He finally gets down to the nub of the story.
  • That is the nub of the problem we face.

「商品が売れないんですよ」「パッケージのデザインが悪いんじゃないか」「いや、『海苔巻きのりちゃん』(架空)なんていうネーミングがよくないんじゃないですか」など喧々諤々の販促会議。そこへひと言、「いや、はっきり言って美味しくないんですよ」という発言。ということで、問題や事柄の要点、ポイントといった意味があります。物事の核心を見極めるというのはなかなかむずかしいもの。ついつい、その周辺の些細なところで議論が展開し、会議が踊ることがよくあります。語源は英語の方言 knub で、そのルーツは低地ドイツ語の knubbe とも言われています。

 同義語  gist, point, heart, core, essence, nucleus, kernel, crux, pith


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crumb
[krʌm]

パンくず、少量・少し、クズ

  • He was carrying a loaf of bread and dropped small crumbs of bread where he walked.
  • Some people came here looking for a crumb of hope.

今日はスズメにパンくずをあげてほんの少しだけ良いことをしました、というときの「パンくず」と「少量」の2つの意味に使えます。 a crumb of kindness (hope) など a crumb of をつけることで、「少しの~」という意味になります。また、「アイツは人間のクズだ」などというときの「クズ」という意味でも使いますが、それ自体あまり良い表現だとは思えませんので積極的に使う必要はないでしょう。語源は古英語の cruma 、高地ドイツ語の krume 「くず」。

 同義語  bit, grain, shred, speck, sliver, morsel




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