File No. 735   ▲Page top
hierarchy
[hərɑ:(r)ki]

階級制度、ヒエラルキー

  • The most important person in the hierarchy of any company is the client.
  • The following is a hierarchical listing of all the pages in this Web site.

図にすればピラミッドのような形になり、権力を持ったエライ人は、常に頂点のところにいて、ちょっと下のほうに降りてみようかといったことはなく、階級や身分で固定されているわけです。今はもう流行らない20世紀の会社組織や、経済力などで構成される社会の階層などがこれ。その他、考え方などの構造を説明するのにも使われます。重要な情報はあまり階層の深いところにおいておくと効果が上がらない、などウェブの世界でもよく使います。語源はギリシア語の hierarchia 「高僧の統治」といった意味。


 File No. 734   ▲Page top
function
[fʌŋkʃən]

関数

  • He showed the function to solve linear equations.
  • The SUM function returns the total sum of a column in a given selection.

新しい機能がついてこの値段、といった「機能」や「役割」の意味だけではなく、「関数」。数学で習う関数のことですが、どういう概念なのかわからないのになぜ勉強しなければならないのか疑問だった学校時代。辞書の定義を借りれば「ある数 y が他の数 x の変化につれてきまった変化をするとき、 x に対する y のこと」とかでますますわからない。やはり、この「関数」というモノは実際どういうふうに役に立つのか、 function 「関数」の function 「機能」のようなことをまず説明して欲しいものです。


 File No. 733   ▲Page top
storm
[stɔ:(r)m]

荒々しく出て行く・入ってくる

  • He stormed into his room, slammed the door and began crying.
  • She stormed out on me and never came back.

嵐の前の静けさか、というときの storm だけでなく、storm out と動詞として使うと、「もうたくさん!」とか言ってドアをバタン!といわせて出て行くといったあの雰囲気です。その出て行き方たるや、優雅なペースでゆっくり歩くのではなく、足早にダ、ダ、ダというペースで半分走っているという感じ。その様子に動作的な激しさや唐突感があることがポイント。 out  in に変えることで、荒々しく入ってくる場合にも使われます。語源は古英語の styrian 「かき混ぜる」、古高地ドイツ語の sturm 「嵐」も同源。

 同義語  rush, stamp, stomp, thunder, rave, rage, assault


 File No. 732   ▲Page top
foul
[faʊl]

不潔な、汚い、邪悪な、下品な、反則(の)

  • Ginkgo biloba has a foul smell, often described as rancid butter.
  • Foul language is indicative of a negative personality.

野球などの「ファウル」とかサッカーの「反則」というだけでなく、「仕事を受注するためには何でもやれ!接待、キックバック、おもねり、追従、おべっか… 何でもありだ」というようなやり方が「汚い」という意味から、「めんど臭くて、何か月も風呂に入ってないんだ」「どうりで… 臭うんです」というような物理的に不潔、不快な臭いという意味、あるいは、「すいません、そこの発言、放送禁止用語です!」など、言葉が低俗だとか卑猥だという場合にも使います。語源はギリシア語の pyon 「膿」、高地ドイツ語に入り ful 「腐った」という意味になりました。いずれにしろ、あまり気持ちの良い言葉ではありません。

 同義語  dirty, nasty, obscene, unpleasant, unfair


 File No. 731   ▲Page top
tirade
[treɪd/taɪrd]

非難・攻撃の大演説

  • They were forced to endure a tirade of harsh words.
  • The customer unleashed a tirade of complaints.

「けしからんよ!だいたいキミは…」などで始まり延々と続くお叱りの言葉。「もう2時間も続いてるよ、部長のお小言…」「それもけっこう、キツイ叱り方だよ」「よく耐えてるよね~、山田さん」「っていうか、あまり堪えてなさそうだけどね」「というより、いちいちまともに受けて反論するからじゃないのか」なんてことで、その理由はさておき、厳しい言葉や強い表現で長時間にわたって行う批判・非難のことを言います。語源は古イタリア語の tirata 「撃つ」。早く終わらせる秘訣は、やはりヘタに反論せず、真剣に反省しているという態度がいかに伝わるかだと言えるでしょう。

 同義語  outburst, diatribe, harangue, abuse, denunciation, invective, fulmination, philippic



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