File No. 755   ▲Page top
ramshackle
[ræækl]

壊れそうな建物

  • The village is a ramshackle collection of wooden huts and squat stone buildings.
  • It is easy to dismantle a ramshackle system that is serving no good to anyone.

家や建物などが今にも壊れそうだという意味。しかし、実際、どんな家(建物)だろうと想像してみるとなかなかむずかしい。柱が折れているのか、屋根が吹き飛びそうなのかなどいろいろ考えてしまいます。古い建物に限らず、作りが安っぽく、いい加減な作り方をしている様子も含まれるでしょう。また、建物だけでなく、仕組み、システムなどに対しても使われます。語源は古ノルド語の rannsaka で、rann は家、 saka は探すという意味ですが、家を買うために探すのではなく、何か略奪するものがないか物色するという意味。

 同義語  rickety, broken-down, crumbling, shaky, flimsy


 File No. 754   ▲Page top
noose
[nu:s]

輪縄、首絞め縄

  • I felt as if there was a noose around my neck.
  • A noose attached to a bamboo pole can catch a marine iguana.

縄は縄でも、引っ張ると輪っかが締まるしかけの縄を言います。日常的に使う場面は少なく、野生の動物がワナにかかったとか、やっとのことで捕まった悪党が絞首刑になったとかいった場合にしか使いませんが、覚えておいて損はないでしょう。語源は中世英語の nose 、その元をたどればラテン語の nodus 「節、結び目」。


 File No. 753   ▲Page top
snare
[sneə(r)]

わな、落とし穴、わなにかける

  • This is the coyote caught in a snare.
  • A beautiful woman snared him.

間違って足を踏み入れた途端に足首がギュッと締まって動けない、といった動物や鳥などを捕まえるワナのこと。ワナにはまるのは、何も動物だけではありません。人間世界でも、ワナにかけようと思ってかけたワナに自分がはまってしまう、などワナをかけたり、かけられたり。また、紐や縄という意味もあり、 a snare drum (スネアドラム)の snare はその意味。語源は古ノルド語の snara が古英語、中世英語の sneare に。

 同義語  trap, net, wire, gin, pitfall, noose, springe


 File No. 752   ▲Page top
gross
[ɡroʊs]

はなはだしい、粗野な、不快な、総計の

  • There is a gross mismatch between the supply and demand of people with the right skills.
  • She said he was gross and very annoying.

「で、グロスで幾らになる?」といった「トータル」の意味だけでなく、大きさや程度などがはなはだしい様子を言います。はなはだしいというわけなので、あまり良い意味では使われません。「とんでもない」勘違いだとか、「過度の太りすぎ」とか、彼は「粗野でいやらしい」性格といった「」内のニュアンスで使われます。もし You are gross などと言われて、自分はトータルってことは人類の代表だなどと喜んでいてはいけないわけです。語源はラテン語の grossus 「粗野な」、フランス語の gros 「大きい」もここから。

 同義語  flagrant, vulgar, rude, coarse, crass, net


 File No. 751   ▲Page top
mantle
[mæntl]

おおうもの、マントル

  • The man wears a mantle fastened on his right shoulder and hanging straight down.
  • The snow-mantled peaks rise high above verdant valleys and glistening lakes.

よく正義の味方などが身に着けていますが、服の上から着る袖のないゆったりしたマントを言います。なんでも権威や卓越した品格を象徴するもののようです。また、覆うのは身体だけでなく、ガス燈や暖炉の火などを覆っているマントル、そして、地球の核を覆っているマントルなどの意味があります。動詞で使うと、雪のマントを被った富士山など、どちらかと言うと詩的な表現になります。語源は中世英語の mantel 、その前は古フランス語で、そのまたルーツはラテン語の mantellum 

 同義語  cover, screen, cloud, curtain, envelope, shroud, canopy, cloak, wrap, cape, hood, shawl



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