File No. 930   ▲Page top
kickshaw
[kɪkʃɔ:]

手間のかかった一品

  • A kickshaw is an elaborate dessert and takes its name from "quelque chose."
  • Kickshaw means a little extravagance or a rich small side dish.

「ハニー、今日の料理はトマト1個だけかい?」という夫の質問に、「あら、でもこれには手間と時間がかかってるのよ。まず、トマトを洗って、中身をくり抜き、くり抜いた中身をワインで煮てから、オリーブオイルでいためる。そして、かるくコンソメスープで軽くゆでた外側に、さきほどいためた中身を戻し…」「わかった。もういいよ」ということで、主に料理などに対して使われ、文字通り「良い仕事しました」というほど手が込んでいて、どちらかと言うと、メインディッシュなどではなく、ちょっとしたサイドディッシュ、デザートなどに対して使います。語源はフランス語の quelque chose 「何か」。

 同義語  dainty, goody, treat, delicacy


 File No. 929   ▲Page top
forensic
[fərensɪk]

法廷に関する、法医学の

  • Science used for the purposes of the law is called forensic science.
  • Forensic experts could identify a specific fingerprint.

被害者の着ていたシャツから硝煙反応が出たとか、現場で飛び散っている血のDNA鑑定など、そんな些細なことからよくここまで割りだせるものだと感動してしまう科学捜査。 forensic science と言われるのがこれで、テレビ番組などでも大人気。髪の毛一本ゆるがせにできず、やはり悪いことはできないものです。法廷や一般的に公開して討論するために使われたり、また、そういった活動に関連する意味があります。語源はラテン語の forensis 「公の」で、その元の語は forum 「広場」。


 File No. 928   ▲Page top
droop
[dru:p]

うつむく、しおれる、(気力が)衰える、うなだれる

  • He drooped sadly and leaned against the side of the shelf.
  • After a week, the flower drooped and began to fade.

「試験がダメだったからと言って人間死ぬわけじゃない!」などと強がりを言っていた彼だったが、いざ、100点満点のうち48点という答案をもらうと急にうつむいてしまったなど、気落ちしたり気力が無くなり、意気消沈することを言います。人間だけでなく、「見て!わたしってきれいでしょ!」と言わんばかりに咲き誇っていた大輪の花も日がたつにつれて「しおれて」きたというふうにも使われます。視覚的には前方向にだらんと垂れている状態、だんだんと沈んでいくような様子を表わします。語源は古ノルド語の drupa 「落ちる」。

 同義語  sag, drop, dangle, flag, decline, fade, wither, wilt, languish


 File No. 927   ▲Page top
elide
[ɪld]

(母音・音節を)省略する、文章などを省略する

  • When she elided the first two syllables, nobody could understand her.
  • He checked the revision and found that irrelevant passages were elided.

「チーフ、"お子さまは、ハンバーグ、サラダ食べ放題"っていうのは長すぎませんかね。もっとキャッチフレーズ感覚で行けませんかねえ。」 「じゃあ、ズバリ、"子供食べ放題!"」 「それじゃ子供を食べるみたいじゃないですか」 「うむ…」 というふうに、引用や文章などを省略したり、英語で、 there is  there's にするといった、母音や音節などを省略することを言います。一般的に、発音の説明など、後者の意味で使われることが多いようです。


 File No. 926   ▲Page top
observant
[əbzə:(r)vənt]

観察力の鋭い、よく気がつく、遵守する

  • He is a good person and observant Muslim.
  • You need to be a person with an eye for detail, one who is observant.

「キミ、部長のグラスが空じゃないか」とか、「冷蔵庫が冷臓庫になっているぞ」とか、「さっきあの二人は、オフィスでウインクを交わしていた」など、観察が鋭く、細かいことも落とさずよく気がつくことを言います。また、お盆には殺生してはいけないとかで、その間は絶対に肉や魚を食べない、たとえ病気でも、お正月の準備だけはしなくては… といった習慣や宗教的・道徳的な規則などを遵守するという意味の形容詞。ただし、よく気がつくのはいいのですが、あまり度が過ぎるとまわりを疲れさせることもあるようで、人間いろいろ、大雑把なのが落ち着くという人もいるようです。

 同義語  attentive, alert, perceptive, vigilant, mindful, heedful




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