File No. 1490   ▲Page top
extravagant
[ɪkstrævəɡənt]

浪費する、ぜいたくな、途方もない、過度の

  • The movie is an extravagant musical drama.
  • He is also an extravagant person who likes buying clothes and spends too much.

「おーほっほっほ、宅の主人の年収は1兆円ざあます」 「ほう…」 「宅のリビングはルーブル美術館と同じ広さざます」 「ほほう…」 「子供たちの部屋に行くにはクルマがいるざます」 「そりゃまた…」 「トイレには、ミニバーがついてるざます」 「便利ですね」 「宅の庭にはジャングルがあるざます、おーほっほっほ…」 というわけで、浪費する人、途方もない給料をもらっている、ぜいたくな装飾などという場合や、草木などがうっそうと茂っている状態にも使われ、管理せずになすがままにさせているような含みがあります。語源はラテン語の extravagari 「放浪する」。

 同義語  lavish, prodigal, excessive, exorbitant, exuberant, lush, luxuriant, profuse


File No. 1489   ▲Page top
dissipate
[dɪsɪpt]

霧などを消散させる(する)、浪費する、晴れる、道楽する

  • The fog dissipated, revealing a beautiful landscape in front of us.
  • Having dissipated all his fortune, he has almost nothing left.

「お父さん、またここでタバコ吸ってたでしょ?」 「いやそんなことないよ、ほら扇風機ブーン…」 「部屋では吸わないでって言ったでしょ」と奥さんが換気扇をブーンなんてことで、煙や霧などを消散させるという意味。また、たちこめていた霧がすっかり晴れて… など、自動詞として「消散する、晴れる」という場合にも使います。消散するのが「霧」ならいいのですが、お金になると「浪費する」という意味になります。ちなみに「浪費」とくるとたいていは食道楽など「道楽」だったりして、自分の「楽しみなどに浸る」という意味もあります。語源はラテン語の dissipare 「消散させる」。

 同義語  disappear, fade, vanish, dissolve, disperse, evaporate, diffuse, waste, consume, deplete, expend


File No. 1488   ▲Page top
reclusive
[reklu:sɪv]

隠とんした、孤独を好む

  • He is a reclusive person, and it takes courage for him to come out of his house.
  • The fugitive hid near a small valley leading a reclusive life.

「山田くんはどこに行ったのかね?」 「一人になりたいとかで、倉庫の段ボールに入っています」 など、「孤独を好む」という意味があります。社会のなかで逃げ場や息抜きの場も持つことは大切ですが、それが高じると、「山にこもったきり降りてきません」など、社会から隔離して「隠とん」生活を送るという場合にも使います。また、そういう場合、たいてい隠れ住むのはひっそりとした見つかりにくい小屋などに住み、社会との接触を避けようとしますので、間違っても、「今年の春から隠とん生活を始めました!住所はここ。お近くにお寄りの際はぜひ…」といったハガキも出さないのが普通です。recluse 「世捨て人」の形容詞。

 同義語  solitary, retiring, withdrawn, isolated, secluded, cloistered, recluse, hermitic, eremitic


File No. 1487   ▲Page top
tatter
[tætə(r)]

ぼろぼろの服、破れて垂れ下がったもの、台なし・ぼろぼろにする(なる)

  • Due to the accident, the reputation of the company was in tatters.
  • She polished the inside of the pot with old cloth tatter.

古くなった服はリサイクルショップで引き取ってくれそうですが、さすがに破れていては話にならないようです。で、あったらいいかもしれないのが、「ぼろショップ」。エンジンのお手入れや大掃除のときにぼろぎれが大活躍。「ボロくださーい」」 「無地、白、花柄模様、縞模様などいろいろありますが…」 「掃除に使いたいんですけど」 「じゃ、この破れて垂れ下がったウール地のものがモップ代わりになりますよ」 なんてことでやはりものは大切に。また、in tatters で、しくみや評判、話し合い、取り組みなど、いろんなものが「台なしになって」という比喩(ひゆ)でも使われます。語源は中世英語の tater 「ぼろ」。


File No. 1486   ▲Page top
princely
[prɪnsli]

王子の、気高い、ぜいたくな、豪華な

  • He was offered a princely salary and exempted from all obligations.
  • We were invited to his mansion and had a princely dinner.

王子さまのように気品があってカッコイイ彼!いっしょに食事に行こう、ご馳走します、ということなので期待していたら、なんとラーメンだったわよ、というのもちょっと寂しいですね。ということで、「王子」に関係ある形容詞ですが、「王子の、王子のような」という意味の他に、「王子にふさわしい」ということから、a princely sum などというふうに使われ、「たっぷりある、豪華な」という意味になります。従って、「おお、王子よ、お小遣いをあげよう」と100円くれたというのでは、「父上、これは王子としてはふさわしい額とは言えません」なんてことになるわけです。




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