File No. 1690   ▲Page top
poultice
[pltɪs]

湿布剤・パップ剤(を貼る)

  • She applied a poultice to the wound.
  • You can remove stains from marble or granite using poultices.

肩こり、腰痛などに欠かせない「サロンパス」に似ていますが、どちらかと言うと、それよりも厚手の湿布剤のこと。特に、暖めたり湿らせた薬草などの材料を布の上に広げ、それを患部にあてがうといった種類のものを指します。また、治療するだけでなく、「あたくしは、泥パック」、「わたしは海草」、「ワタシはごみパック」(?)(架空)など、「え?」と思わせるいろんなものを顔に貼ったりするようですが、そういった顔パックを指すこともあります。また、大理石などの石から染みと取るときに使う「貼付剤」という意味でも使われます。語源はラテン語の pultes 「厚いペースト」。


File No. 1689   ▲Page top
hex
[heks]

魔法をかける、たぶらかす、悪運をもたらす、魔法の呪文

  • A witch hexed him into a frog.
  • She put a hex on her love rival to win his affections.

魔法の呪文だとか、魔法をかけるという意味の単語、主にアメリカで使われます。「魔法」と言っても、「おお、可哀想に。どれ、舞踏会に行かせてあげよう」と、きれいなドレスや馬車を出してくれました、というような親切なものではなく、ちょっと憎らしいあの人に魔法をかけてカエルにしてしまおう(いけませんね)、といったよからぬ目的に使われる邪悪な魔法の場合が多いようです。その他、悪運を願う・もたらすという意味もあります。語源は、17、18世紀にドイツやスイスからペンシルバニアに移民してきた人たちが使っていたドイツ語の方言の hexe 「魔術を使う」。

 同義語  jinx, witch, bewitch, enchant


File No. 1688   ▲Page top
inoculate
[ɪnɑkjəlt/-ɔkj-]

予防注射を施す、接種する、(思想などを)吹き込む

  • He tried to inoculated his students with his ideas.
  • Most inoculated children were not affected by the disease.

はしかやインフルエンザなど、病気に対する免疫力を高めるために、病原体などを弱めて作ったワクチンを接種するという意味。いわゆる予防接種のことで、子供の頃はよく受けたものです。 やはり、病気にかからないためには予防が大事ですが、「予防接種が趣味なんですけど、変わった予防接種ないですか?」「えーと、いもち病とかうどんこ病なんてのはどうですか?」「植物系ですね、じゃ、今日はいもち病で…」(架空)など、遊びにしてはいけませんね。その他、考え方や思想などを人に吹き込むという意味でも使います。語源はラテン語の inoculare で、in- 「中へ」 + oculus 「目、芽」。


File No. 1687   ▲Page top
wiggy
[wɪɡi]

エキセントリックな、クレイジーな、興奮している、おかしくなった

  • I'm getting wiggy with eating lots of chocolate.
  • I thought she was wiggy asking such a question.

シリアスな法廷ものの映画かと思って見ていたら、いきなり、弁護士がドラキュラになって、裁判官はバンパイア、陪審員たちはゾンビになって戦い始めたりで、奇抜なストーリー展開になり、見ている自分もおかしくなりましたなど、エキセントリックだとかヘンになっている状態を表すスラング。どちらかと言うと、何も原因もないのに、いきなりおかしくなったというよりも、何かの出来事や状態に反応してヘンになるような場合に使われます。また、じっと静かな奇妙さというのではなく、感情的にも高まり、驚いたとき、ショックを受けるようなことに遭遇したときなどに使う場合もあるようです。


File No. 1686   ▲Page top
knuckle
[nʌkl]

指の関節、関節で打つ・押す

  • He hit the man with the knuckles of the fingers.
  • I guess he will knuckle down and finish his job.

手の指の関節の突き出た部分のことで、特に指の付け根のところの関節を言います。動詞として、関節で打つ・押すといった場合にも使われ、「つい、カッとなって…」「殴ったのか?」「いえ、押しただけです」「使った指は何本か?」「中指一本だけです」というのもあり得ない話で、普通はゲンコツを使いますが、そのときのゲンコツは knuckles と複数形。牛や豚などの膝の関節部分の肉という意味もあります。その他、熟語で、knuckle down と言うと、仕事などに「頑張って取り組む」、knuckle under で「屈服する」という意味になります。語源は中世英語の knokel 




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