File No. 2060   ▲Page top
paunch
[pɔ:nʧ]

腹、太鼓腹

  • My father used to pat his paunch after eating too much.
  • They were struggling with how to solve the paunch belly issue.

今夜もタヌキがぽんぽこぽん… ということで太鼓のようにたたくと音が出そうな「ぽっこりお腹」のこと。世の中ではぽっこりお腹を直撃!など、いろんなダイエットやエクササイズ商品が氾濫しています。そりゃ、昔のように引っ込んだお腹のほうがカッコイイに決まってますが、タヌキのように愛嬌があるのも突き出たお腹で、そう言えば、クマのプーさんもぽっこりお腹だから可愛い。しかし、だからと言って、あまりメタボリックなのもどうかということで、手軽に効果がありそうなのが、階段の一段飛び上がりなのだとか…。語源はラテン語の pantex 「腹部」。また、牛などの反芻(すう)動物の第一の胃という意味もあります。

 同義語  beer-belly (俗語), spread (俗語), corporation (俗語), pot, potbelly


 File No. 2059   ▲Page top
overture
[və(r)ʧʊə(r)/-tjʊə]

申し入れ、打診、予備交渉、序曲

  • The nation had made an overture to the U.S. about the plan.
  • Especially I love the overture to this opera.

ずいぶん前の話になりますが、ある国が国交を樹立していない国と音楽による交流を始めたというニュースで使われていたのがこの単語。音楽の「序曲」、また「打診」「予備交渉」といった意味もあるため、まず、音楽によって前交渉を行うというダブルの意味で使われています。やはり、いきなり本題に入るよりは、文化的なところから始めるのが良いようで、「ギターなんか持ってどこに行くんですか」「ちょっとそこら辺のビルを流して新規のお客さんを開拓してきます」なんてことで、「音楽を取り入れた新しい営業法」(架空)というのもいいかも(?)。語源はラテン語の apertura aperire 「開く」の過去分詞。

 同義語  prelude, preliminary


 File No. 2058   ▲Page top
consuming
[kənsju:mɪŋ]

強烈な、激しい

  • His consuming desire for money and power is almost burning him alive.
  • She has a consuming passion for making her son go to that particular university.

新しくできたスーパーは大賑わいであっという間に商品の棚が空っぽになってしまいましたなど、特に「消費」という言葉にこだわる必要はありませんが、consume 「消費する」という動詞に ing をつけて、物事に対する情熱や感情が激しいという意味になります。コンシューマー「消費者」という意味でよく使われることから、「物を買う」くらいの感じでとらえてしまう単語ですが、consume という単語には、「使い尽くす」、「焼き尽くす」などの強烈なニュアンスがあります。その語源(ラテン語の consumere) を分解してみると、「程度の激しさ」を表す接頭辞 com-  +  sumere 「取る」ということで、やはり「激しさ」がこもっているようです。

 同義語  overwhelming, gripping, absorbing, compelling, devouring, engrossing, enthralling


 File No. 2057   ▲Page top
perforation
[pə:(r)fərʃən]

穴を開けること、ミシン目、目打ち、臓器の穴

  • You can just rip it off at the perforation line.
  • A test was done to check for perforation in the intestine.

チケットや振込み用紙などにある「切り取り線」のような一連の穴やミシン目など、切り離したり、開封したりしやすいようにという目的で施されたものを言います。「ここから切り離してください」と書いてあるとついついやってみたくなるのものですが(?)、「すいません、半券が切り取られているのでここではお支払いできません。郵便局に行ってください」「えーっ!」なんてことでコンビニでは使えないなんてことに…。その他、「胃に穴が開いてますよ」など、内臓の粘膜や壁などにできた穴を表すときにも使われます。語源はラテン語の perforare per- 「完全に」+  forare 「穴を開ける」)。


 File No. 2056   ▲Page top
jejune
[ʤɪʤu:n]

興味を引かない、おもしろ味にかける、幼稚な

  • The novel was so jejune that he stopped reading on the first page.
  • Just memorizing textbooks is a jejune way of learning.

「おじいさんは山に芝刈り、おばあさんは川に洗濯に…」「それから?」「次の日もおじいさんは芝刈り、おばあさんは洗濯… そして次の日も…」「いつ大きな桃が流れてくるの?」「息子よ、そんなものは流れて来ないよ。人生とは平凡なもんでね、毎日同じことを繰り返して生きていくのさ。桃が流れて来るのはほんの一握りの人たちのところでしかないんだ」など、おもしろ味に欠ける、興味を引かない話といった場合などに使われます。また、「子供じみた」という意味もあります。語源はラテン語の ieiunus 「無味乾燥の」。とは言え、平凡であっても、それなりの「味」があるのも人生かもしれません。

 同義語  juvenile, childish, immature, dull, banal, prosaic




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