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 File No. 1927  
sashay
[sæèi/sei]

気取って歩く、滑るように歩く

He winked and sashayed his way out of the room.
She sashayed her way to the center of the rink.

よいしょ、どっこいしょ… といった歩き方ではなく、軽やかにすぅーといった滑らかな様子で歩くことを言います。たとえば、フィギュアスケーターがリンクの上を滑ったり、ミュージカルスターが、歌って踊りながらステージの上を歩くようなイメージ。当然、自信に満ちた、スマートな歩き方になります。また、横や斜め方向に足を滑らせるようにして動く、ダンスのシャッセーというステップの意味もあります。その他、自分を見せびらかすように気取って歩くという場合にも使われますが、いずれにしろ、自分ひとりしかいないときにはあまりやらない歩き方でしょう。語源は chassé (バレエのステップ)を変形したもの。


 File No. 1926  
excruciating
[ikskrú:ièiti]

痛みがひどい、程度がひどい

Freedom is an excruciating joy for those held in custody for long time.
Kidney stones can give you an excruciating pain.

「もうたまりません。食べても痛い、飲んでも痛い、冷たくても痛い、熱くても痛い、寝てても痛いんですわ」「そりゃあなた、ここまで放っておいたら当然です、神経が出てきてますよ。はい、口開けて…」てなことで、痛さの程度が並大抵でない様子を表します。また、「彼の几帳面さはすごい。缶ジュースはもちろん、1円の買い物にも領収書をもらってきますよ」「それ、ひどいケチということじゃないですか。缶ジュースくらい、自分のお金から出したらどうですか」など、痛みだけでなく、喜びや悲しみ、正確さ、ずる賢さなど、なんでもいいのですが、その程度が極端に強い場合に使われます。


 File No. 1925  
closure
[klóur]

閉じること、閉鎖、終止

She had suffered enough from the break-up and needed a closure.
The accident lead to the closure of the facility forever.

町の郵便局が閉鎖になったとか、切開した傷口を閉じるなど、物理的な「閉じること」という意味の他に、ずっと気持ちのなかで引きずっていたので、自分なりの「ケリ」(終止)をつけたかったなどという場合にも使います。人生、何十年も生きていれば、嫌なこともたくさん。ということで、あったらいいのが「嫌なこと回収業」。「ご不要になった忘れたいこと、思い出したくないこと… 無料で引き取ります」てなわけで、「あ〜、すっきりした」というのも結構ですが、もっといいのは、それをエネルギーにして「良いこと」を作り出します、という前向きなリサイクルかも。語源はラテン語の clausura 「錠、要塞」。


 File No. 1924  
verisimilitude
[vèrisimílitju:d]

真実らしさ、信憑性

His comment added some verisimilitude to her story.
The article lacks verisimilitude and therefore, hard to believe.

「無礼者!この○○が目に入らぬか」と時代劇のはずなのに、なぜか目に入ったのが背景の電信柱だったり、「風邪を引いたので、ちょっと遅れます」という遅刻常習犯の彼は、大きなマスクをしてゴホゴホ言いながら出社してきたなど、その事柄についての「本当らしさ」という意味で使われます。あくまでも、いかにも「それらしい」ということがポイントで、実際のところは、単に寝坊して遅刻したのか、本当に風邪を引いているのかといった事実は関係ありません。語源はラテン語の verisimilis で、veri 「真実」+ similis 「似ている」。つまり、真実に似ていればいいということのようで。


 File No. 1923  
inure, enure
[injúr]

〜に慣らす

She is inured to hardships because her life has been such a hard one.
Injured many times, he is now inured to cuts and bruises.

be 動詞+受身形で「慣れっこ」になってしまったという意味でよく使われます。慣れていると言っても、「また昇給かあ… もう、慣れっこよ〜」といった良い事柄に対して「慣れる」というよりは、「また徹夜ですか?」「なに、もう慣れっこさ」とか、「ウチの社員食堂、マズイっすよね」「もう、この味にも慣れたよ」など、好ましくない事柄に対して慣れてしまうという場合を言います。あまり、良くないことには慣れたくないもので、そのうち正常な感覚が失われるのではないかという危惧もありますが、限りなく、たくましくなれるのは事実です。語源は、enured 「習慣的な」(「中へ」という意味の接頭辞 in  ure 「使用」)。


 File No. 1922  
sustainability
[ssteinbílti]

維持可能性、サステナビリティ

The term sustainability is often used in relation to how to keep ecological systems healthy.
The program measures the economic sustainability of business operations.

「大統領、また資源切れです」「うむ、またウラン星から買ったらどうだ?」「いや、彼らはもう売らんと言ってきてます」「う〜ん… よし、資源豊富なペトロレム星を植民地にしてしまおう」なんて安易な考え方は通用しませんね。こんなことにならないように、最近、企業などでも本格的な取り組みが行われていますが、未来のために、地球の環境をいかに維持していけるかといった意味でよく使われています。もちろん、本来は、環境だけでなく、いろんなことに対して使われ、ある状態などを維持することができる可能性といった意味があります。語源はラテン語の sustinere 「支える」。


 File No. 1921  
minion
[mínjn]

お気に入り、子分、寵児

He was found by the king and later became his minion.
The man was not charged because he was a minion of the president.

ボスの子分、社長のお気に入りなど、上の立場の人間がとくに目をかけている人物のことを言います。大勢の中から「この人物」というのが一般的で、「キミは私のお気に入りの社員なんだ」「でも、社員ってボク一人しかいませんやん」という場合は、他に選択肢がないということで、わざわざ「お気に入り」というのも違和感があるかもしれません。また、アイツは嫌いだが、優秀なので「お気に入り」にしているというようなこともなく、感情的な好き嫌いが大きなウェイトを占め、部下や家来というよりも、「話し相手」や「コンパニオン」の感覚が強いようです。語源は古フランス語の mignot 「親愛なる、可愛い」。


 File No. 1920  
emollient
[imlint/iml-]

荒れ止めの、和らげる、軟化剤

Use some emollient after doing dishwashing.
Sometimes more emollient approach is effective in solving important issues.

手の荒れ、肌の荒れなどを和らげるスキンケア商品などを総称してこう呼びます。もっとも、「荒れる」のは、お肌ばかりではありません。「隣の国が言いがかりをつけてきました」「よし戦争だ!」というのではなく、「飲みながらゆっくり話し合おう」など、荒れた状況を和らげるという意味の形容詞としても使われます。ということで、あったらいいのが心の荒れを和らげるハートケア・グッズ。ボタンを押すだけで、あなたのまわりに広がるパラダイス。かぐわしい香りが漂い、耳をくすぐるなごやかな調べ、目にはうるうる虹の光、こころもとろけて、ほら、嫌いなあの人の顔も天使に… 語源はラテン語の emollire 「軟らかくする」。


 File No. 1919  
oracle
[(:)rkl]

神託(の与えられる場所)、神官、賢人

An oracle said that people should offer a sacrifice to stop the storm.
Sometimes ancient priests served as an oracle who convey divine messages.

「資産を増やしたいんだが…」「私ども、"神託信託銀行"(架空)では、ご神託に基づいて運用をさせていただいております」など、お金もうけに神さまを引き合いに出すのはどうかと思いますが、古代では、お告げに基づいてすべてが執り行われていた時代があったようです。ということで、神託、また、そういったお告げを告げる神官といった意味で使われ、歴史的事実や物語などでよく出てくる単語。その他、賢人という意味もあります。ビジネスの世界では、とあるデータベース関連の企業名の意味以外で使われることはあまりないようです。語源はラテン語の orare 「話す」。


 File No. 1918  
parka
[p:rk]

パーカ、フード付防寒服

A parka is a jacket with a hood usually with fur lining.
It was a cold day, and people were wearing a parka.

寒くなってくると欠かせないのがコートですが、もともとは、エスキモーの人たちが着るようなフードの付いたどっしりとしたコートのこと。やはり、北極に近い地方になると寒さも半端じゃありません。カヤックに乗ったり、狩に出かけたりという場合に、厳しい寒さから身を守る必需品というわけです。素材はトナカイやあざらしの毛皮を使い、デザインも頭からすっぽり被るようなプルオーバー式のものだったようです。一般的には、フードがついていて、裏側に暖かい素材で加工したタイプのコートを指します。語源は、アラスカ地方のロシア語で「毛の付いた生皮」。


 File No. 1917  
dwindle
[dwíndl]

減少する、だんだん小さくなる

He savings dwindled down and had to work again.
We should be more aware that we have dwindling natural resource.

「貯金がだんだん減ってきたぞ」など、徐々に減っていくという意味の動詞。したがって、昨日、口座に振り込まれた1000万円が支払いなどで一度になくなりました、といった減少の仕方とは異なります。ともあれ、物というものは、消費することで減少し、補充しなければ、そのうち無くなってしまうというのが自然の道理。ということで、開発しました、「使っても使っても減らないお金」「ほうっ?」「このように真ん中で破きますと、ほら、細胞分裂してもう一枚できてくるというバイオ・マネー。繰り返し使えます」なんて、いけませんね。やはり、悪銭身につかずというわけで。語源は古英語の dwnan 「縮む」。


File No. 1916  
buzzword
[bzwr:d]

流行語、かっこいい専門語、お決まり語

"Synergy" and "seamless"are some of buzzwords often used in the industry.
Buzzwords are used to create a special impact and often do not convey concrete message.

IT関連の世界では、Web2.0  SNS などが該当するかもしれません。つまり、専門用語でありながら、一般に知れわたり、なんとなく意味がわかり、使っているとカッコイイ。そして、そのうち、お決まり用語になってしまったような言葉のこと。buzz は、「人々のざわめき」という意味があり、文字通り、「ざわめき用語」というわけです。てなことで、「ブログの後に来るのは何ですかね?」「うーん、ポッドキャストもダメみたいだし、Twitter かなあ」「アバターを使った電子銭湯とか居酒屋ってのは?」「ん?」「本音の付き合いが展開します…」なんてことで、そろそろ本物の人間同士のつきあいが懐かしくなるかも。


File No. 1915  
khaki
[kki/k:ki]

カーキ色(の)、カーキ色の服地、カーキ色の軍服

Tow men in khaki were standing there.
The khaki color is light yellowish brown and used for military uniforms.

「カーキ色って具体的にどんな色ですか?」「な色じゃないですか?」「いえ、でしょ?」「?」など、なかなかイメージが定着していないようですが、薄い黄色と茶色の混ざったような色を言うようです。ちなみに、HTMLコードでは、あるいはのようですが、これも、ひとつの例ということで。ご存知、軍服の色として使われ、1848年、イギリス軍がインドで採用したのが始まり。当時は、夏の白い軍服を紅茶などで染めていたようです。また、アメリカ海軍などで、「下級将校」(カーキ色の軍服を着ていることから)といったスラングとしても使われます。語源はペルシャ語源のウルドゥー語 khaki 「ホコリっぽい」。


File No. 1914  
lick
[lik]

なめる(こと)、なめるように広がる、打ち負かす・やっつける(こと)

He said, "I will give you a licking after school."
The fire licked through the wood at an amazing speed.

キャンディーをぺろぺろ、封筒に貼る切手をぺろ… など、「なめる」という意味の他に、火や波などが「なめるように広がる」といった場合にも使われます。ところで、「なめる」と言えばネコですが、今は昔、80年代一世を風靡(び)した「なめネコ」(英語では、Nameneko Punk Cats などと表現されているようです)。つっぱり兄さんの格好をして(させられ?)、「なめんなよ」というセリフがお決まりでしたが、英語の lick には「やっつける」といった意味もあり、直訳で、Don't lick me! と言うと、「やっつけんなよ」てなことで、ちょっと気弱さが感じられないでもありません。語源は古英語の liccian 


File No. 1913  
bullhorn
[búlh:rn]

ハンドマイク、電気メガホン

Always respect others' rights when using a bullhorn.
A friend, using a police bullhorn, talked him into surrendering.

立てこもり事件などで、警察が中にいる犯人に呼びかけるときなどに使ったり、街頭デモや選挙運動などにも使われる器具。普通の拡声器(メガホン)に比べて、マイクと増幅器、スピーカーで構成されるものを言い、ハンドマイクと呼ばれます。スピーカーが入っているだけに、がなり立てるだけの選挙演説など、聞きたくない人にとっては、ただうるさいだけというのが難。ということで、「ウチの党では、つい聞きたくなる演説をめざして、昔話風にアレンジしてみました」「ウチではお笑いコント風です」「私どもはサイレントで行きます、内容はモニターで字幕を流します」など、なんか工夫が欲しいところです。


File No. 1912  
incipient
[insípint]

始まりの、(病気などが)初期の

He refused to stay at hospital in spite of signs of incipient kidney disease.
Incipient fire fighting program includes the training how to use a fire extinguisher.

物事には始まりというものがあるもので、「昨日までは何もなかったのに、朝起きるといきなり風邪ですわ」というのも、本当はない話で、それ以前に喉が痛い、悪寒がするといった何らかの初期の症状があるのが普通。また、火の気もまったくないテーブルが突然燃えました、というのでは超常現象の世界。やはり、「何か焦げ臭いぞ」とか「小さな炎が…」といった初期の現象があるはずで、こういった初期の火事 (incipient fire) にどう対処するかが「防火訓練」で、「本物の火事になったら突進だ!」といった無謀な訓練も聞いたことがありません。語源はラテン語の incipere 「始まる」の現在分詞。


File No. 1911  
gossamer
[smr]

細いクモの巣、薄い布地、薄く軽くて繊細な

The bride's face was wrapped in a gossamer veil.
She clings to life with a gossamer thread of hope.

細いクモの巣、ドレスなどに使われるような、薄くて軽い布地といった意味。軽くて繊細といった形容詞としても使われます。一見、いかにも弱そうですが、実はクモの巣というのは、なかなかの優れものらしい。その張力は鉄鋼に匹敵し、おまけに伸縮性も高く、ポリマー系の繊維も顔負け。なにしろ、獲物を捕らえるのはもちろん、子孫である卵を保護するまゆを作ったりするわけで、脆弱なものでは役に立ちません。スパイダーマンの糸が強いわけです。語源は中世英語の gossomer で、 goose 「ガチョウ」 +  somer (=summer) 「夏」。たぶん、ガチョウの季節になる初夏に多いことから。


File No. 1910  
saucer
[s:sr]

受け皿、皿状のもの

I've found a nice porcelain cup and saucer in the shop at the corner.
Local people reported they have seen a flying saucer in the eastern sky.

コーヒーカップを乗せる「受け皿」のことで、カップが乗るように真ん中に円状のくぼみがあるのが特徴。まれに、「お皿出すのもめんどうだし…」と、お菓子などが乗せられたりすることもあるようです。その他、「皿のようなもの」という意味でも使われ、UFOの別名「空飛ぶ円盤」は a flying saucer 。ちなみに、日本で最初に空飛ぶ円盤が目撃されたのは、1235年の9月24日、時代は鎌倉幕府。4代将軍九条頼経とその軍が、京都の空に異常な動きをする球状の飛行物体を目撃。さすがに、「風で星が揺れているんじゃないか」ということになったというウソのような話(?)。語源は古フランス語の saussier 「ソース (sauce) 」。


File No. 1909  
capsicum
[kpsikm]

唐辛子(トウガラシ)(の実)

A capsicum plaster is effective to soothe irritating pain.
Dishes using capsicum are tasty and good for health.

子供の頃の初めての体験。ふと、そこら辺に置かれてあった鮮やかな赤いもの。「ん?なんだか美味しそうだぞ…(ぱくっ!)」などとやってしまったのが間違いで、もう何が起こっているのか、恐ろしくて、このままベロが直らなかったらどうしよう(?)と、まわりの大人たちになだめられながら思ったものですが、この「辛さ」が決め手であることは言うまでもありません。筋肉痛などになると、お世話になるのが唐辛子エキス配合の湿布薬(もちろん温感タイプ)だったり、寒い冬には、鍋料理の味付けとしても重宝するアイテム。語源はラテン語の capsa 「箱」で、その実がさやのような形をしていることから。


File No. 1908  
photosynthesis
[fòutsínθsis]

光合成

Light energy is transformed into chemical energy through photosynthesis.
Photosynthesis creates sugar from light, carbon dioxide and water.

光と二酸化炭素、水を使って酸素とブドウ糖(炭水化物)を作るプロセスを光合成と言いますが、緑の植物はこの光合成ができるため、動物のように食物を求めて動き回る必要がありません。なるほど、それは便利だ、ということで、藻類をたくさん食べることで体内での共生を実現、光合成を可能にしたのがミドリムシだとか。でも、人間がこれをやってもうまくいかないようです。じゃあ、体内に植物を植えてみたらどうだろう?てなことで、植物の種をたくさん食べたら、ほら、腕から芽が出てきて、葉っぱも生えてきました。光合成まであと一歩… なんてことはないようで…。語源は photo- 「光」+ synthesis 「合成」。


File No. 1907  
chattel
[ttl]

家財、動産

A piano is chattel but an apartment building is not.
Chattel is personal property that is movable.

法律でよく使われますが、土地や家屋などの「不動産」に対して、動かせる財産、つまり「動産」を表す言葉で、通常、家財道具、家具などを指します。とは言え、建物にあらかじめ、取り付けられているような暖炉や家具は該当しません。また、家であっても、「ウチの家はモバイルハウスです」という場合は不動産 (real estate) ではなく、この chattel 。では、庭に植えている木は?ということになると、土地に付随しているので「不動産」に含まれるようです。語源はラテン語の capitale で、もともとは財産としての「家畜」を指していたようです。


File No. 1906  
slant
[slænt/sl:nt]

傾斜(する・させる)、傾く(ける)、個人的観点、スラッシュ(/)

She placed the mirror on the shelf slanted against the wall.
The students enjoyed listening to his slant on music.

「ハードディスクは垂直に置きます?それとも水平?」「斜めに傾けて置いてください」「は?」てなことで、「傾斜させる」という意味。鏡や本などを斜めに立てかけるというのはよくある話ですが、「あのー、ハードディスクを斜めに設置する人もいませんけど…」「だから、ユニークでしょ」ということで、確かにユニークではあるのですが、異端にもなります。ということで、勝手に解釈する、物事を斜めに見る、また、良くも悪くも、何かに関する「個人的な見解」といった意味もあります。その他、スラッシュ(/)という意味でも使われます。語源は、中世英語の slenten 「斜めに落ちる」で、スカンジナビア語源。


File No. 1905  
archaism
[:rkiizm/:kéiizm]

古語、古い言い方、古文体

He used archaism in his speech to impress the audience.
The words such as heretofore, hereunto, thereof often are examples of archaism.

言葉やフレーズ、熟語などが、「古語」「古い言い方」という意味の単語で、法律文書や詩などによく見られます。言い回しだけではなく、「"いかさま"、みやこ"てふてふ"さんのやうで…」など、その用法や表記が古いという場合にも使います。ということで、「わが社は平安時代からの老舗でもあり、これから、水曜日は"古語の日"とする」てなことで、「終業時刻を過ぎたるに、二つ三つなど、メールの来るのもいとあはれなり」とか、「課長の冗談など、いと寒かりしが、部長の言いたるはいとをかし」など、現代語まじりのあやしげな古語が飛び交い、いとわろし…。語源はギリシア語の arkhaios 「古代の」。


File No. 1904  
cinder
[síndr]

燃えがら、燃え残り

Many houses were reduced to cinders in the fire.
We have a cinder of hope that can still light up.

「タダ同然で売ってくれるという家はどれですか?」「これです」「え?この燃え残りですか?」「ええ、2階部分は火事で焼けてありませんが、1階部分は残っています」ということで、何かが焼けたときの「燃え残り」のこと。あるいは、「お皿の上にある、この黒こげなあに?」など、料理などが焦げて黒くなっているものを指します。完全に灰になりきっていない状態で、もうこれ以上、炎を出して燃えることはないものを言います。その他、「私の心は情熱の燃え残り」など、比ゆ的に使う場合もあります。語源は、古フランス語の cendre 「灰」に影響されて、古英語の sinder 「かす」が変化したもの。


File No. 1903  
necropolis
[nekráplis]

大(共同)墓地

A necropolis was discovered when they were digging the ground for construction.
Zombies sleeping in a necropolis were all awakened.

歴史の教科書に出てくる古代ギリシャなどの「ポリス」(警察のポリスではなく、「都市」を意味する polis )。それに「死体」を意味する接頭辞 necro- をつけたもので、文字通り「死人の都市」。とは言え、「おじいさん、お久しぶりです」「おお、孫よ、よく来たの。お前の曾(ひい)おじいさんや曾々おじいさん、そのまた曾々おじいさんもいるよ。どれ、彼岸まんじゅうでも食べていきなさい」など、亡くなった人たちが住んでいる都市というよりは、古代都市にある共同墓地という意味。ちなみに、もうすぐ秋のお彼岸、久しぶりにお墓参りもいいかも。物語の世界では、ゾンビが住んでいる場所という意味でも使われます。


File No. 1902  
tactics
[tktiks]

戦術、用兵、策略、かけひき

They used the tactics to isolate the enemy force in the mountain.
Strategy refers to a long-term plan while tactics, to concrete procedures to achieve the plan.

日本語でもまぎらわしいのが「戦略」 (strategy) と「戦術」 (tactics) 。「わが社の"戦略"は、全員ががむしゃらに仕事を取ってくることだ」というのではなく、たとえば、「業界全体を大きく3つに分け、わが社は強みである"制御技術"に特化し、ロボット製造販売でトップをめざそう」(架空)といった長期的な方向性のようなものが「戦略」であり、「ロボット製造から販売まで、すべて人間に代わってロボット隊が担当。まず、劉備玄徳ロボットが人徳で迫り、策略かけひきは諸葛孔明ロボットが…」といった具体的な戦い方・攻め方が「戦術」ということになります。語源はギリシア語の taktike 「戦陣を敷く技術」。


File No. 1901  
isobar
[áisbà:r]

等圧線、同重核(同重体)

As isobars on the weather chart are close, we will have a windy day.
Isobars refer to atoms with the same mass number and different atomic numbers.

○○バーと言えば「チョコ・バー」、a gold bar 「金の延べ棒」など、いろいろありますが、こちらは天気図に出てくる「等圧線」。同じ気圧の地点を結んだ線のことで、isobar  bar は「棒状のもの」を表す bar とは関係ありません。また、等圧線の間隔が狭くなって風が強くなってきたので、ちょっと「バー」にでも寄って一杯どうですか?というときの bar とも関係ありません。 iso- は、ギリシア語の isos 「等しい」、bar は同じくギリシア語の baros 「重さ」ということで、重さが等しいというわけです。ちなみに、物理で質量数が等しく、原子番号の違う原子核を表す同重核(同重体)という意味もあります。


File No. 1900  
friz(z)
[friz]

髪を縮らす・縮れる、小さいカール(にする)、髪の縮れ

He wears his hair frizzed out and dyed in red.
She wanted some change and frizzed her hair.

ストレートで癖のない髪というのもアジア人らしくていいのですが、ちょっと寂しいなというときには curl (カール)、なかでも、縮らせた小さなカールを指します。1980年代に流行った男性の髪形に「パンチパーマ」というのがありましたが、これも小さなカールで構成されているのが特徴。チョイワルなイメージを出そうということなら、やはり、小さいカールが効果的で、大きいカールでやると昭和30年代の「お母さん」スタイルになってしまいます。その他、ドライヤやヘア・アイロンなどで髪の毛を縮らす、水に濡れると縮れるなど、動詞としても使います。また、革や布などを縮らすという場合にも使われます。


File No. 1899  
prawn
[pr:n]

クルマエビ(を捕る)

He is engaged in prawn farming business.
They enjoyed good prawn dishes at a seaside restaurant.

「海老(えび)」と言えば、最も一般的な単語は shrimp 。だからと言って、「エビフライ」、「エビチリ」… など、すべて「シュリンプ○○」ですますのもちょっと寂しい。しかも、日本語でエビの種類を言うときは、「〜エビ」と「エビ」をつければいいのですが、英語は単語自体が違うということで、なかなかめんどうなものです。ということで、prawn は通常、shrimp よりも大きいエビを指します。ちなみに、「クルマエビ」の体長は15cmで、メスでは20cmくらいにもなるようです。じゃあ、伊勢エビは、というと、こちらは lobster を使い、体長は20〜30cmほどで、まれに40cmくらいだとか。語源は中世英語の praine 


File No. 1898  
ergo
[r:ou]

それゆえに

"Cogito ergo sum" is the latin translation of "I think, therefore I am."
He said jokingly "I live, ergo I eat."

ラテン語で therefore 、つまり「それにゆえに」といった意味の接続詞。フランスの哲学者デカルト (Descartes) の名言「我思う、ゆえに我あり」 (Je pense, donc je suis) のラテン語訳、cogito, ergo sum (コーギト・エルゴ・スム)の「ゆえに」の部分にあたる単語です。ちなみに英語訳は I think, therefore I am 。実際、この ergo という単語ですが、ほとんど実用で使うことはありません。ただ、ちょっと「哲学ごっこ」をしようとか、「学者ぶって話そう」という場合に、I drink, ergo I am など、ジョークまじりで使えたりします。だから、どうなんだ?と言われれば、どうということもありません。悪しからず。


File No. 1897  
scruple
[skrú:pl]

良心のとがめ、(良心のとがめで)ためらう

He did not scruple to steal things of others.
They have no scruple about receiving kickbacks from suppliers.

「これ、ほんのお礼です」「うむ」「銘菓"諭吉せんべい"です」など、ほんとうに福沢諭吉の顔入りせんべい(?)ならともかく、そのせんべいが、何枚も重ねられた紙の束だったりすると、「いや、やめておこう」と「良心」がとがめ、受け取るのをためらうことを言います。また、do not scruple と動詞の否定形で、「良心がとがめることもなく」悪いことをするという場合に使います。これがあるかないかで、人は悪いことをしてしまうわけですが、たとえ、あったとしても、「良心がとがめたんですが、思い切っていただいておきました」というのでは何にもなりません。語源はラテン語の scrupus 「鋭く尖った石」の縮小形。


File No. 1896  
canteen
[kæntí:n]

学校、会社・工場、軍などの食堂、休憩施設

When I was a student, I used to eat at the canteen with my friends.
Many workers complain about the food served at the factory canteen.

とぼとぼと歩きながら、「すいません、満席で…」「これで10軒目だよ」と「昼食難民」になってしまう、うだるような夏の日。こんなとき、あったらうれしいのが社員食堂。安いが味はいまいち、というのが特徴で、「カツ丼のはずだったのに、さっき食べたの何だったのかしら?」といった不思議な料理が出たり、「ブタのエサのほうがましだぜ」など、ブタのエサを食べたことのない人がもっともらしく文句を言ったりする施設内の食堂のこと。学校、工場や軍などの食堂、バーなどを指します。また、一時的な食事場所、イギリスでは、銀食器類を入れる箱という意味もあります。語源はイタリア語の cantina 「ワイン貯蔵庫」。


File No. 1895  
gash
[æ]

深い切り傷(をつける)

He was badly hurt with a gash in the leg.
She gashed her foot with a broken glass on the floor.

一口に「傷」と言っても、「かすり傷」や「引っかき傷」 (scratch) ではなく、ざっくりといった深い傷のことで、ある程度の長さもあります。したがって、その原因なども、「ちょっとネコに引掻かれまして」とか、「美しいバラの花のとげが…」といった生易しいものではなく、刃物のような鋭いもので切った(切られた)という場合で、傷口を縫う必要もあります。ちなみに、ドラマなどで勇敢なヒーローが、一時的に敵から逃れたときなどに、麻酔なしで「ううっ!」などと言いながら自分で縫っていたりする傷も、たいていこの類だと思われます。語源はラテン語の charaxare 「傷をつける」で、ギリシア語の kharassein から。


File No. 1894  
manslaughter
[mnsl:tr]

殺人、過失致死

The owner of the dog was charged with manslaughter.
As the defendant intended to kill, he is guilty of murder, not manslaughter.

物騒な話ですが、一言で「殺人」といってもいろいろあるようで、まず、「右手に銃を持ったまま死んでいますから、自殺 (suicide) ですね」「いや、彼は左利きだ。これは他殺だ」など、自殺か他殺かというときの「殺人」は homicide 。そして、獰猛な犬が人を殺してしまったという場合、「飼い主には殺人の意志はなかったので、過失致死だ」というときに使うのがこの manslaughter で、殺意がなく過失での殺人を言います。「いや、それは違う。飼い主が、被害者に向かって犬をけしかけたのを目撃した人もいるぞ。これは murder だ」というわけで、殺意のある殺人は murder 、罪もそれだけ重くなります。


File No. 1893  
fable
[féibl]

寓話、教訓物語、伝説、作り話

It is a fable about a con man who took poor people's money.
The Fox and the Grapes is one of the most famous fables.

ずる賢い人間にいい加減に頭にきたキツネとタヌキ。次の日、タヌキは、善良な人間たちに化けた100人の仲間といっしょに、シャホチョーとかいうお役所に行き、みんなで一斉にネンキンとかいうお金を払った。そこへ、ケーサツとかいうところの一番エライ人に化けたキツネが登場。「ショクインのみなさん、これから持ち物検査をします」と調べてみると、出てくる、出てくる、ポケットから財布から、葉っぱに姿を変えた紙幣がどっさり… ということで、動物を登場人物にたとえた教訓的な話という意味の単語。語源はラテン語の fari 「話す」。しかし、いくら寓話を作っても、まったく懲りないというのが人間のようで…。


File No. 1892  
laitance
[léitns]

レイタンス

Remove laitance from the concrete surface.
To minimize the accumulation of laitance, bleeding should be minimized.

「今日はひとつ、家を建ててみよう」(そんなに簡単には建ちませんが)というときには、まず、コンクリートでしっかり基礎作り。そろそろ、固まったかな?というときに、「あっ、粉をふいているぞ!」など、コンクリートの表面に堆積して薄い層を作ったようになっているのが、レイタンス。コンクリート内に含まれる不純物が表面に浮き出て形成されるようです。で、「じゃ、この上にもう一度コンクリートを打とう」というときに、「ただのコンクリの粉だ、気にしない、気にしない」というのではいけないようで、きちんとこのレイタンスを取り除いてから継ぎ打ちしないと、一体化せずに、弱い基礎になってしまうのだとか。語源はフランス語の lait 「ミルク」。
お詫びと訂正:発音が間違っていましたので、訂正とともにお詫び申し上げます。誤:[láitns]-->正:[léitns]


File No. 1891  
samizdat
[sá:mizdà:t]

(ソ連などの)地下出版(物)

This is a samizdat publication that circulated throughout the nation.
Once he was operating a samizdat network in Russia.

「こんなものが見つかりました」「なに?モグラ通信?」「はい、地下に関する出版物のたぐいかと…」「うむ。で、どこで配布されているんだ」「地下鉄の乗客などをターゲットにしているようです」「で、内容は?」「地下鉄駅周辺のグルメ情報とか、地下鉄クイズ、それから…」というのではなく、言論の自由などが制限された国などで秘密裏に行われる違法な出版やその出版物を言います。主に、旧ソ連やその周辺の社会主義国における地下出版(物)を指します。語源は、ロシア語の sam 「自身」と izdatel'stvo 「出版」の造語で、ソ連の国家出版組織、Gosizdat をもじったものではないかと言われています。


File No. 1890  
beefeater
[bí:fì:tr]

英国王の衛兵、ロンドン塔の守衛

Moira Cameron is the first woman Beefeater in more than 500 years.
Beefeater is the colloquial name of the Yeomen Warders, the guards of Tower of London.

英国王室の衛兵で、正式には The Yeomen Warders と呼ばれます(Yeomen of the Guard と混同されるようですが、厳密には異なるようです)。その任務は、ロンドン塔の守衛と王室の crown jewels 「戴冠式のときに身に着ける王冠や衣類一式」を守ることですが、現在では、ガイド役を勤めたり、決まった儀式などに参加するという儀礼的なものになっています。英国退役軍人のなかから選出され、現在37人。このたび、初めての女性が選ばれ、話題を呼んでいます。語源は、もともと「牛肉」を支給されていたという歴史的背景からではないか、という説があります。通常は大文字で表記。


File No. 1889  
scam
[skæm]

詐欺、ペテン

After he sent his merchandise, he figured it was a scam.
It is a sort of Nigerian email scam, which usually requests sending money to them.

定番となった「振り込め」、「取り込み」、「フィッシング」など、いまや詐欺ペテンの黄金時代。インターネットを利用して、顔の見えない相手とも取引をすることが増えてきましたが、注文しておきながら、商品を送っても払わない、連絡も返さないといった、詐欺なのか、ただのルーズなのか、払う気があるのか、ないのか、といったビミョウーな境界線を漂っている輩(やから)もいるようです。いずれにしろ、こんなことをして得をしても後々ろくな人生にはならないはず。こちらも、手口をよく知った上で、防御策を考えるなどの準備が必要ですね。同義語として、swindle fraud cheat cozenage などの単語があります。


File No. 1888  
slacker
[slkr]

怠け者

He is a slacker and never cleans up his desk.
Fast food is a blessing for slackers who spend most of their time in front of TV.

「株式会社"のらくら"?で、どんな会社ですか?」「怠け者の会社です」「はあ」「スエットスーツが制服で…」「ゆったりしてますなあ」「出社時間や退社時間もありません。みんな、会社に寝泊りします」「ほう… よっぽど忙しいんですな」「うちでは、一人に一台ソファーベッドがありまして」「へえー」「つまり、デスクの代わりです」「変わってますな。で、業務の内容は?」「一日中ゴロ寝です」なんて会社はさすがに聞いたことがありませんが、仕事や義務をさぼってやらない人という意味の単語で、動詞 slack 「ゆるめる、怠る」から派生。その他、兵役を避けようとする人という意味もあります。


File No. 1887  
exeunt
[éksint]

(脚本で二人以上が)退場する、退場

Exeunt all except Hamlet.
"Exeunt omnes" means "All go out" in Latin.

お芝居における「退場」のことで、舞台は1つしかないため、この「退場」がなければ話になりません。「ああ、愛しい人よ。あなたはどこに行ってしまったのか…」などと言っているときに、観客からみると、「そこにいますやん」とか、「おお、誰にも言えぬ心のうち、夜の闇よ、お前だけは聞いておくれ」などという独白の部分も、「みんなに聞こえてるで」ということになってしまいます。てなことで、二人以上が「退場」する場合に使います。ちなみに、一人の場合は Exit 、「入場」は Enter (単数複数同じ)で、命令形として使うため、登場人物の名前の前に動詞が来ます。語源はラテン語の exire 「出て行く」の三人称複数形。


File No. 1886  
hackwork
[hkwr:k]

金もうけ仕事、頼まれ仕事

The artist had to do some hackwork to earn his living.
This novel is nothing but a hackwork written for money.

「ひとつ頼みますよ、先生が書いたというだけで売れるんですから」「ふむ。じゃあ、どのパターンにするかい?」「そうですね、始まりがパターンA、展開がB、結末がD…」「後は、登場人物の名前を置き換えて出来上がりだ」 ということで、芸術家などが依頼や生活費のために行う仕事のこと。商業ベースのお決まり仕事なので、創造性や品質もそれほど高くないのが特徴。もっとも芸術家でない人なら、むしろこれが当たり前で、逆に、「キミ、"仕事は芸術だ"という持論はいいが、この前頼んだEXCELの見積書まだかね?」「この、合計金額の芸術性が…」というのでは仕事になりません。


File No. 1885  
assuage
[swéid]

恐怖・苦痛などを静める、食欲・渇きをいやす

Her smile assuaged the boy's fear and made him relax.
Simple words of sympathy would never assuage their pain and grief.

初めて歯を抜いた子供に、「は〜い、エラかったね。よく我慢したねー」と歯医者さん。待合室に戻ると、そこにいた大人たちが口々に、「賢いなあ、強いなあ」などと英雄扱い。「ふむ、そんなにスゴイことなのか」と泣くのを忘れてしまったなど、苦痛や恐怖を静める、和らげるという場合に使います。あるいは、お腹が空いた夜中などに、部屋の片隅にあったカップラーメンを見つけ、これで空腹が満たされたなど、食欲や喉の渇きをいやすといった状況でも使われます。語源はラテン語の assuaviare 「甘く・心地よくする」。ちなみに、大人になると、我慢しても誰も誉めてくれないのが厳しい現実です。


File No. 1884  
personalize
[pr:snlàiz]

自分の名前をつける、個人的なこととしてとらえる

She personalized the song by changing part of the lyrics to tell her own story.
He has personalized the shirt by adding his initials at the cuffs.

ワイシャツに自分のイニシャルを刺繍する、子供の持ち物に名前を書くなど、名前をつけて「自分化」するという意味で使います。大人になるとめんどうであまりやらない作業でもあり、「それ、私の赤ペンじゃない?」「でも、名前書いてないし… 会社の備品だから会社のだろ」といった微妙な場合もあるようです。また、「それ、私のことを言ってるんですか!」「いや、ただ、一般論として…」など、意見などを個人的に取ってしまう、あるいは、「この歌は自分の心そのままだ」と情感たっぷりに、ときには、自分に合わせて替え歌をするなど、まさに、「彼はあの歌を自分のものにしてるよ」といった感じで使います。


File No. 1883  
mickle
[míkl]

たくさん(の)、大量の、大いに

You should be patient because it says "Many a pickle makes a mickle."
He earns a mickle of money by selling things over the Internet.

おなじみ「塵も積もれば山となる」というときに、"Many a pickle makes a mickle" などと言いますが、「たくさんの量」という意味の単語。通常、a mickle of をつけて表現します。やはり、10円も毎日コツコツ貯めれば1年で3650円、頑張った割にはあまり大きな額にはなりませんが、many a nickel makes a mickle nickel は5セント貨)というわけです。また、実際に使う頻度は少なそうですが、This looks mickle good など、「とても、大いに」といった副詞としての用法もあります。語源は、古ノルド語の mikill から、古英語の micel 、中世英語の mikel と変化してきたようです。


File No. 1882  
pumice
[pmis]

軽石、浮石

Gentlly rub your foot with a pumice stone to remove dead tissue.
A pumice is a volcanic rock or hardened lava.

マグマに含まれる水分が発砲することによってできる軽石のことで、軽くて水にも浮き、海綿のように穴がたくさん開いているのが特徴。その用途は、植木鉢や底土などのガーデニングでの活用例や、便器やタイルの汚れ落としなどの使い方もあるようですが、何といっても代表的なのが、かかとのお手入れ。優しくこすりながら、皮膚の古い角質を取り除くことができます。で、めずらしいところでは、軽石と石鹸がいっしょになった「軽石せっけん」というのもあるようです。いっそのこと、歩きながら使える「軽石サンダル」(架空)なんていうのも、ちょっと痛そうですね。語源はラテン語の pumex 「泡」。


File No. 1881  
roomer
[rú:mr]

間借り人、下宿人

He was once a roomer in the man's house.
She wonders how much she should charge her roomer.

「間借り」と言っても、「部屋までは必要ないので、トイレとか、お風呂場だけでいいんです」「どっちも今、入ってるから、キッチンはどう?」というのではなく、部屋を借りることを言います。また、「ウチのワンちゃんを下宿させて欲しいんですけど」といった話も聞きません。ということで、「都会に出てきて、よその家の二階に間借りしながら、箸1本の生活から始めた」など、昔は一般的だったリビングスタイルで、他人の家の部屋などを借りて住んでいる人のことを言います。今では、「下宿」と言っても、きちんとカギもかかる近代的な建物になっているものが多いようです。a lodger boarder なども同義語。


File No. 1880  
verdant
[v:r:dnt]

緑の、青々とした

Verdant trees in the garden makes a good shade for strollers.
With blue sky, emerald sea and verdant hills, this place is a paradise for me.

木々や植物などが青々と茂っている様子を言います。ということで、「我が社は、これから環境問題への取り組みとして、緑のなかのオフィスをめざします」「緑を植えるんですか」「そんな生ぬるいことではいかん。会社ごと森の中に引っ越すことにする」「森の中に自社ビルを建てるんですか」「建物を建てようといった発想自体がいかん。オフィスはみな、木の上だ」など、緑に囲まれているだけでやすらぎがあります。「じゃ、山田くん、この書類、隣の課に届けてくれ」「はい、あ〜あ〜あ〜〜…」と今日もあちこちでターザンのような雄叫びが…。語源はラテン語の viridiare 「緑になる」。


File No. 1879  
gobbledygook
[bldiùk/b-]

お役所ことば、訳のわからない表現

Technical terms often sound like gobbledygook to ordinary people.
They should learn how to speak in plain terms instead of babbling their gobbledygook.

「所定の用紙に従前の経緯および事由をご記入の上、捺印して主管課に…」「で、何したらいいんですか?」てなことで、意味のわからない言葉が並んだ言い回しのこと。お役所言葉だけでなく、たとえば商品のマニュアルやパソコンのメッセージ。「○○をサポート」とか、「不正な処理○×△ページ違反」など、だからパソコンは怖いなんてことにもなってしまいます。また、1つの文章が長いのも特徴で、それが「知性の証」というわけなのか、人が理解できないというのは気持ちがよいのかも(?)。語源は、アメリカの Maury Maverick という人が初めて使った言葉で、七面鳥の鳴き声を真似たものだとか。


File No. 1878  
tiffin
[tífin]

昼食

They used to have tiffin together at the restaurant.
In South India, tiffin generally refers to an in-between-meals snack.

お昼に食べる食事のことで、イギリスやインドなどで使われますが、普通に「昼食」というのと若干ニュアンスが違うようです。特にインドでは、ある地域では食事と食事の間に食べる「間食、おやつ」といった意味で使われたり、また、大都市ムンバイでは、奥さんたちが働く夫のために用意する「お弁当」のこと。ちなみに、勤務先に夫のもとに愛妻弁当を届ける dabbawala (下記 url 参照)という職業もあり、同時にたくさんの弁当を預かり、それぞれのお父さんに配達するのですが、驚くほど誤配が少ないのだとか。また、最近では、子供に持たせる「お弁当」という意味でも使われるようです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Dabbawala


File No. 1877  
fluorescent
[fl:résnt]

蛍光の

This illumination uses fluorescent light.
He highlighted the text using a fluorescent pen.

学生時代によく使った蛍光ペン。一番大事なところは「黄色」のマーカー、次に大事なのは「ピンク」… などとやっているうちに、テキストはマーカーだらけになって、何も線を引いていない箇所のほうがよく目立つなんてことにもなりますが、引いただけで「勉強したぞ」という感じになる楽しいペン。もちろん、蛍光灯や夜間の道路工事の標識などにも大活躍。いっそのこと、家中の壁や家具、廊下などにも蛍光塗料を塗ったりすると、夜でもよく見えますので、蛍光灯要らずで、電気代も節約(?)。てなことで、この言葉を作ったのは19世紀の数学者・物理学者である Sir George G. Stokes 


File No. 1876  
haze
[heiz]

おもしろ半分にからかう、しごく

Humiliation caused by hazing is often traumatic.
Dubbed "initiation," many fraternities practice hazing.

軍隊やスポーツクラブなどで、先輩たちが新入りに対して「しごき」を行うという意味。ほんとに「訓練」であれば問題ないのですが、自分たちの立場の強さを利用したおもしろ半分の「いじめ」や「いやがらせ」の場合もあり、なおかつ、「イニシエーション」(入会の儀式)だの「団結力を強める」といった大義名分もついてくるようです。アメリカでも大学の fraternity  sorority (「友愛会」のようなもの)でもさかんに行われているようで、なかには死に至らせるような行き過ぎたものもあり、問題にもなっています。いずれにしろ、相手に屈辱を与えて喜ぶというのは、人間として、最も低俗な趣味にしか思えませんね。


File No. 1875  
bedlam
[bédlm]

大騒ぎの場所、騒々しいところ、大混乱

Some critics say the author's novel is just a bedlam of nonsense.
The street is a bedlam of busy shoppers and yelling vendors.

やはり、お祭りや繁盛している居酒屋さんは騒々しいのが当たり前で、「いらっしゃいませ、しぃーっ!」とか、「盆踊りは音楽無しのサイレントでやります」というのでは興ざめしてしまいます。それとは逆に、生徒は大声でおしゃべり、なかにはケンカをする者、音楽をかけて踊る者、そして、先生は皆武道の達人、言うことを聞かない生徒には容赦なく空手チョップやカンフー蹴り… いけませんね、こんな学校。ということで、騒々しい場所、大混乱といった意味の単語。かっては「精神病院」という意味もあり、語源は、ロンドンにあった Hospital of Saint Mary of Bethlehem から。


File No. 1874  
skoal
[skoul]

乾杯!

They cried in one voice, "Skoal to the King of the Viking!"
Tasting bountiful beer and bread, we all toasted "Skoal."

「乾杯!」と言うときによく使うのが、おなじみ Cheers! その他、To your friend など、To の後に、思いついたものや人など、いろんなものをつけて乾杯しますが、ちょっとめずらしいところではこれ、Skoal! とは言え、「なに、それ?」とか「あんた、バイキング?」なんてことになるかもしれません。デンマーク語やノルウェー語にも skaal (飲むときのカップ)という単語がありますが、語源は古ノルド語の skal で、やはり、お酒を飲むときのボールのようなもの。ちなみに、 Cheers は、イギリス系の人たちがメールの結びによく使いますが、Skoal というのはまだ見たことがありません。


File No. 1873  
lambaste
[læmbéist]

ひどく打つ、ぶん殴る、強くしかる、どやしつける

The relentless Paparazzi was lambasted by the actress for invading into his privacy.
They were apparently not happy to see his boss was being lambasted in front of their eyes.

「ぶん殴る」などと言うとかなり過激ですが、比喩(ゆ)で使われることが多く、実際にこん棒などを持ってきて叩(たた)くということではありません。少ない給料のなかからコツコツと積み立ててきた「社員旅行」の費用で、高級料亭でお食事とコンパニオンとの語らいをしていた彼は、社員全員にこっぴどく非難されたなど、ひどく叱る、非難するといった場合に使います。でもって、「必ずお返ししますから」とか言いながら、自分の給料を下げるでもなく、積み立て金額を引き上げたり… なんてことになれば、ますますもって許せないということになります。ちなみに、いつの間にか国民年金も値上がりしている次第です。


File No. 1872  
trip
[trip]

旅行、信じられないすごいこと、つまずく・つまずかせる(こと)、ハイな気分になる・させる(こと)

His new album is really a trip.
I tripped over a rock and fell flat on my face.

夏休みに九州まで旅行しました、というときの「旅行」という意味だけでなく、実は、「つまずく」や「間違いをする」など、いろんな意味のある単語。特にスラングでは、よろしくないクスリなどを使用してハイな気分になるという意味もあり、いわば、別の次元の世界に行ってしまうということで、現実か幻覚か?といった経験を言います。また、「アイツはとんでもないヤツだぜ」 (He is a trip) 、「そんなの信じられない!」 (It's a trip) など、内容的には、良くも悪くも、夢か現実かわからないといった感覚で使います。語源はゲルマン語源の古フランス語で、tripper 「足で踏む」。


File No. 1871  
lassitude
[lsitjù:d]

疲労、倦(けん)怠感、けだるさ、無気力

People suffered from lassitude caused by hot and humid summer climate.
Due to his illness, he occasionally feels lassitude.

家事をする気にもならないというお母さんは、今日も手抜き料理。休み明けのお父さんは倦怠感をひきずって出勤。残すところ10日あまりとなった夏休み、遊び疲れた子供たちは宿題もしないで無気力状態… どうも、いけませんね、夏というのも。いや、この暑い夏にこそ、がんばるんだ!などと張り切ってみても、昔に比べて今の暑さは異常、ヘタをすれば熱中症になってしまいます。思い切って環境を変えるか、環境に合わせて人間が進化するしか方法はないわけで、無気力になってしまうのも仕方のないことなのかもしれません。語源はラテン語の lassus 「疲れ果てた」。


File No. 1870  
deluge
[délju:d]

大量のもの、大洪水、豪雨

With his mail address exposed, he began to have a deluge of spam.
The storm caused a deluge of rain and trouble on the region.

台風やハリケーンがもたらす豪雨や洪水。通常、「洪水」というときは flood を使いますが、deluge のほうは、降ったり、押し寄せたりする水の量が莫大なものといった意味合いがあります。また、the Deluge と大文字で使うと、「ノアの箱舟」に出てくる「洪水」のこと。その他、水だけでなく、a deluge of ... で、大量のいろんなものを表現するときに使います。とは言え、「口座のお金がどんどん増えていくぞ!」「現金書留も次々と来ています!」「ポチも金貨をざくざくと掘っています!」(?)など、多すぎるのも困るかと言うと、モノによってはそうでもないようで、でも、場合によっては怖いかも。語源はラテン語の diluere 「洗い流す」。


File No. 1869  
chauffeur
[ouf:r/óuf]

おかかえ運転手(を勤める)、おかかえ運転手として運ぶ

He chauffeured the VIP guests to notable seeing spots in the city.
Jim has been working as a chauffeur for a company CEO.

「息子や、ちょっと病院まで送っとくれ」という場合は、たまたま運転するというだけで、職業ではありません。また、不特定多数のお客さんを運ぶ taxi driver や、競技に出場する race driver でもなく、お金持ちの人や組織の偉い人などに雇われている「自分専用」の運転手のことで、特定の人だけを運ぶことが職務。したがって、いつも「ケルソン家」じゃ飽きるので、たまには「ギャルソン家」にしようとか、「奥さま、シートベルトを。それ!」「あ〜れ〜っ!スミスや、ヘアピンカーブよ〜っ!」などというのでは勤まりません。語源は古フランス語の chaufer 「こすって熱を出す人」(蒸気エンジンを運転する人)。


File No. 1868  
peignoir
[peinwá:r]

ネグリジェ、ドレスガウン、化粧着

A peignoir is a long outer garment for women worn after a bath.
She put on a pink peignoir and looked into the mirror.

その昔、タブーという音楽に乗って、赤いネグリジェを着たオヤジさんが「ちょっとだけよ〜」なんていうお笑いコントがありましたが、やっぱりオジサンが着るのはタブーでしょう。ということで、女性用のゆったりしたドレスガウンのこと。シフォンなどの軽くて薄い、透き通った素材でできており、お風呂あがりなどに着用。下着とのセットで販売されることも多いようです。いわゆるネグリジェ (negligee) も夜間着ですが、丈の長いものを指し、ミニのタイプは babydoll というなど、いろんな種類があるようです。語源はフランス語で、髪を櫛(くし)で梳(と)かすときに着るものという意味で、ラテン語の pectinare 「髪を梳かす」から。


File No. 1867  
footpad
[fútpæd]

徒歩の追いはぎ、こそ泥

He was stopped and robbed by a footpad.
A "footpad" is "a thief" who has no horse.

「新しいマウスパッドだ」「オレはこれ、足パッド」「何に使うの?」「足音を消してひと稼ぎさ」(いけませんね)というわけで、「足パッド」の他に、「追いはぎ」という意味があります。昔話などに出てくる「追いはぎ」ですが、旅行者を狙った強盗の類で、馬に乗っている「追いはぎ」は、a highwayman highway は幹線道路)と言い、それに対して、馬を持っておらず、歩いて追いはぎをやるのが a footpad 。もちろん、徒歩ですから、狙う人も歩行者ということになります。その他、足音が立たないように足パッドを履いて、よその家などに忍び込む泥棒を指すという説もあるようです。現代では、極めて頻度の低い単語です。


File No. 1866  
sedulous
[sédls/-dju-]

熱心で忍耐力がある、念入りな

She is sedulous in whatever she does: cooking, cleaning, and raising her children.
Only sedulous readers can finish this book.

うだるような暑い夏に元気なのがセミ。「今日は暑いし、鳴くのやめないか」「そうだな、人間にはうるさいって言われるし、バカバカしくなっちゃったよ」というのではなく、まじめで勤勉な様子を言います。「昨日はやる気十分だったんだけど、今日はなんとなく…」といった熱しやすく冷めやすいタイプでもなく、忍耐を持って努力を続けるというところがポイント。また、「こんなもんでいいや、手抜きしよう」といった中途半端でもなく、徹底して行うというニュアンスもあります。語源はラテン語の sedulus で、se- 「〜が無い」+  dolus 「ごまかし」でできた語。何事においても、「本物」になるには徹底した努力の継続が必要なようです。


File No. 1865  
carouse
[kráuz]

楽しく飲んで騒ぐ(こと)、大酒を飲む(こと)

Wrapped up in festive mood, people caroused, sang and danced.
He is a sober man and would never join us in a carouse.

夏たけなわ、あちこちで夏祭りも催されるシーズン。祭りと言えば欠かせないのが、お酒を飲むこと。「陽気に飲んで騒ぐ」、「飲みすぎる」という意味の単語。(もちろん、飲んだらクルマは運転できません。また、未成年の人もお酒はダメです。)さて、その語源ですが、ゲルマン語の garaus gar 「完全に」+ aus 「英語の out で、すっかり〜である」)。つまり、「飲み干す」、「飲みつくす」というわけで、「閉店まで飲み続ける」、「閉店前の最後のドリンク」という意味で使われていたとか。それが、英語に借入されると、「閉店まで居座り続けること」というほどの意味になったようです。いずれにしろ、とことん粘ります。


File No. 1864  
nonplus
[nànpls/nn-]

途方にくれさせる、当惑させる、困らせる

She was nonplussed to find she had smudged her dress with sauce.
What she said last night nonplussed him very much.

これから大事なお客さんとの打ち合わせ、その前にちょっと腹ごしらえということで、スパゲッティなんて食べていたら、いきなり赤いトマトソースが白いシャツにペチャ… さて、どうしたものか、水で拭いても落ちない。何かで隠そうか?そうだ、さっき買ったマウスのパッケージにステッカーが貼ってあったぞ… てなことで、打ち合わせ。シャツの右胸あたりに貼ってある「Windows Vista 対応」のシール、これを見て、相手も、さてどうしたものか、気づかない振りをするにはちょっと目立ちすぎるし…。ということで、受身形で「困惑する」という使われ方をすることが多いようです。語源は、ラテン語の non plus (英語の no more)。


File No. 1863  
glob
[lb/lb]

かたまり、一盛り

A CSI team found a glob of blood on the floor.
She was enjoying a glob of chocolate chip ice cream on the tongue.

生クリームのかたまり、ステーキといっしょに盛り付けるポテトサラダの一盛りなど、ひとつのかたまりになっているものを言い、食べ物なら「ちょっと多めの一口」というところでしょうか。てなことで、「ちわー、かたまりおやつ屋で〜す」「今日は何があるの?」「お口で溶けずにお腹の中でアイスが溶ける、夏季限定の"ぷるぷる震えるグミ"」「涼しそうね」「それから、夏の定番、"怪談:吸血鬼のマシュマロ"」「はあ?」「マシュマロが溶けると、中からどろんと赤いかたまりが…」ということで、血のかたまりとか、土のかたまりなどに対して使われます。語源はラテン語の globus 「球状のかたまり」。


File No. 1862  
gazebo
[zéibou]

見晴らし台、あずまや、望楼

We had lunch setting at the gazebo in the park.
He likes spending time reading at the gazebo.

公園や庭園などに置かれた休憩所として使われる建物のこと。屋根つきで八角形や四角形の形をしています。お弁当を食べたり、読書をしたりと、戸外での憩いのスポットです。そこで、あったらおもしろいのが「インターネットあずまや」や「あずまやオフィス」。冷暖房のなかでますます弱くなっていく現代人、これからは元気に戸外で仕事する時代。「いま、あずまやからデータ送りました」とか「もしもし、株式会社ガゼボの山田です、今日はウツボ公園のあずまやですが、お宅はどこのあずまやですか?」「え?よく、聞こえません、セミの声がうるさくて…」など、ノートパソコン1台で完全移動オフィス、経費節約、環境にも優しい…。


File No. 1861  
spurt
[spr:t]

噴出(する)、噴出させる、ほとばしり出る(こと)、スパート(する)

Hit in the leg, blood spurted from the wound.
Smart strategy would give a spurt to the growth of the business.

ビールやコーラの缶をよく振って(いけませんね)、栓を開けると中身が「シュパーッ」と吹き出す、あの感じ。その他、科学捜査班などのドラマで出てくる想定シーンで、犯罪に使われた凶器が触れると血が… といった、液体などが突然、圧力を帯びて噴出する、ほとばしり出る様子を表します。その他、それ、ラストスパートだ!とゴールめがけてまっしぐら… など、エネルギーや速度などが急に程度を強める、あるいは、「我が社は、この噴射マッサージャーで一気に売上倍増だ!」など、急成長する、あるいは逆に、急速な営業不振になるといった場合にも使います。イギリスでは spirt がよく使われます。語源は不明。


File No. 1860  
megrim
[mí:rim]

偏頭痛、気まぐれ、憂鬱

Megrim is periodical headache occurring on one side of the head.
He was sickened and tired with her megrims.

一言で「頭痛」と言っても、さっきテーブルの角で頭を打って痛いんです、といった外的なものから、肩こりから来るもの、目から来る頭痛、歯が痛い、入れ歯が合わないといった頭痛までいろいろあるようですが、これは、頭のどちらかの側に周期的に襲ってくる「偏(へん)頭痛」のことで、吐き気を伴うこともあり、なかなかやっかいな頭痛のようです。その他、複数形で、「気まぐれ」、「憂鬱」といった意味もありますが、一般的にはほとんど「偏頭痛」の意味で使われるようです。migraine という単語が変形したもので、その migraine の語源は、フランス語で、そのまた語源はギリシア語の hemicrania 「頭の半分」。


File No. 1859  
habitat
[hbitt]

生息地、生育地、自生地

They had to move out of the habitat of endangered species.
She visited the habitat of Goldencrest in Nova Scotia.

「北極グマはどこに住んでいますか?」「はい、先生、動物園です」「ではなくて、北極ですね。じゃあ、イルカは?」「はい、水族館です」「正解は"海"。では、魚は?」「スーパー」「川や海などの水のあるところですね」「ではタヌキやキツネは?」「カスミガセキっていうところです」「はい、永田町もそうですね」(?)なんて、いけませんね(動物には罪はありません)。ということで、特定の動物や植物が生息している場所という意味で、それなりの適した環境が整っていることが条件。また、特定の人間やものなどが、そこにいけばたいてい見つかる場所という意味もあるようです。語源はラテン語の habitare 「住む」の現在形。


File No. 1858  
bunk
[bΛk]

くだらない話(もの)、ほら、ナンセンス

The study shows what he says is a bunk story.
He said the last night's party was just bunk.

「えー、洋子さんは、美人で気立ても良く…」(部長のスピーチ、もう20分も続いてるんだけど)(退屈だなあ)「そのうえ、英語が得意で…」(ウソだよ、それ)「海外から電話がかかってくると"ハロー"と言って電話に出られ…」(他に何ていって出ればいいんだよ)といった、形だけで中身のない話、退屈なもの、事実とは異なるものといった意味。bunkum という単語を短くしたもので、その語源は、North Carolina 州にある Buncombe という郡の名前。1820年、州の代表である Felix Walker 氏がまわりの反対をよそに、長い退屈な、それでいて中身のないスピーチをしたことから、「ナンセンス」を意味するようになったとか。


File No. 1857  
turnout
[tr:nàut]

出席者、投票者数、生産高、待避線(所)

Due to the organizer's effort, the turnout to the event was satisfactory.
Due to bad weather condition, the turnout of the election was very low.

昨日は参議院選投票日でしたが、選挙やその他のイベントなどに出席した人の数という意味の単語。と言っても、ただ行けばいい、というのではなく、ちゃんと本来の目的を果たしていることが大切で、たとえば、お父さんのお供で投票場についてきている子供さんなどは含まれません。その他、作物などの生産高といった意味や、鉄道や自動車の待避線、待避場所という意味もあります。また、クラシックバレエで脚を外側に回すという技を指して言います。それにしても、今回の選挙、それぞれの怒りの一票が投じられたのではないかという気がしますが、それだけで終わってはいけませんよね。


File No. 1856  
mortify<