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ホームステイのお礼を言う (3) |
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日本語の文章 |
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「娘の滞在中は大変お世話になりました。とても楽しかったと顔を輝かせて帰ってきました。もっと居たかったと何度も言ってました。 英語が話せなくても全然問題なかったと言っておりましたけど、大丈夫でしたでしょうか?そちらの皆様は大変だったのではないのでしょうか。 今回の経験で、4人兄妹の末っ子で甘えん坊な娘がひとまわりりたくましくなって帰ってきたようで、とても嬉しく思っています。それもジョンソン家の皆様のおかげです。心より感謝しています。 機会がありましたら、ぜひ日本へもおいでいただければ幸いです。 それでは、ご家族の皆様の幸せを心よりお祈りしています。 母 夏美」 |
はい、オヤジです。こんにちは。娘さんのホームステイですか?いいですねえ。私の娘もニュージーランドにホームステイしたことがありますよ。良いところらしいですね。で、ニュージーランドと言えばまず羊さん。眠れない夜なんかは、よく外に出て羊を数えたって言ってましたけどね… なんてほんとですかね?というわけで、さっそくお母さんである夏美さんに英文を書いてもらいましたよ。
いかがですか? 夏美さん、頑張りましたね。では、さっそく私が添削させていただきましょう。あくまでも、これはほんの一例ということでご理解くださいね。では、
はい、ということで、ほとんどすべてリライトしてしまいましたが、気を悪くなさらないでくださいね。添削前の原文のままでも、英語があまり得意でない日本人の方が一生懸命書かれているという熱意や愛嬌も感じさせますが、「熱意」や「愛嬌」では、このコーナーも成立しませんのでね。通じる通じないというレベルではなく、英語の表現として自然な言い方になっているかという視点からチェックしています。以下、ひとつずつ見ていくことにしましょう。
まず、@の箇所ですが、●Thank you very much for your helpということですが、ここは、もちろん、いろいろ助けてくれたはずですが、滞在中にいろいろお世話をしてくれたわけですから、helpよりもhospitalityのほうが適切でしょうね。また、when my daughter stayedは、during my daughter's stayとしたほうが文章的にもスッキリしますね。 ●次に、she brightened her face when she returnedですね。これは、意地悪な取り方をすれば「戻ったときにお顔を輝かした」ということで、向こうにいるときは暗い顔をしていたけど、こっちに帰ってきてから顔が輝いたなんて意味にも解釈できますねえ。ですから、she came back with her face brightenedといった文章にするべきでしょうね。また、brightened one's faceというと、たとえば、女の人が(たまに男の人も最近ではいらっしゃるようですが)お化粧なんかでホッペをこう、ハイライトされるというような場合にも使いますね。まあ、「お顔を輝かせる」ということは、悲しい顔や苦しい表情をして顔だけ輝いているというのもありませんから、ここでは、「輝くようなニコニコ顔で」といった表現にしてみましたよ。 ●そして、次の文章ですが、She said she wanted to be there more many times.と。う〜ん、言いたいことはわかりますがねえ、to be thereでは、「ずっとそのまま滞在している」というニュアンスがちょっと出ませんね。「何度もそこに行く」という意味として使うこともできますし。また、more many timesと続くのもなんとなくおさまりが悪いですね。添削後の文章では、ちょっと大げさかもしれませんが、格好つけてみましたよ。喜んでいるというのがより伝わると思うんですね。
では、Aを見てみましょう。●え〜と、これはですね。内容としてはまあ、その通りなんですけどね、ちょっと文章としてメリハリをつけてもいいですね。とくに最後のWasn't it hard for everyone there?はもう少し工夫が欲しいですね。ここは、お母さんとして、自分の娘が迷惑をかけなかったかなあという心配をされてますのでねえ、そこら辺をもっと表現してみましたよ。いや、最近のお母さんにもいろいろいらっしゃるようでね、自分のお子が騒いだりして、まわりの人に迷惑がかかっていても叱らないですから。逆によその人が叱ったりしたらもう大変ですよ、いわゆる「逆ギレ」っていうんですかね、怖いですよ。だから、うかつに叱れないですよ〜。迷惑をかけるのは悪いことだっていう認識がちょっと… 「あのおっちゃんが怖いからやめようね」なんてことになって、こちらが悪いような言い方ですからねえ。困ったもんです。私の小さい頃なんか、よく、よそのおじさんやおばさんにおこられてましたよ。もちろん、親も「お前が悪いからだろう」ってことでね、もう、ダブルで叱られてましたけどね。学校の先生にもよく叱られましたよ、どつかれたこともありますね。もちろん、親も文句なんか言いませんよ。今みたいに「モンスター○○」なんてね、もう信じられない時代ですなあ。あ、思わず、脱線してしまいましたね、いや、すいません。最近、いろいろありましてね。いやいや、それに比べたらこの夏美さんはご立派ですね、ほんと。please accept my apology.というのは、ただI'm sorryというより、ていねいなおわびの言い方です。ま、モンスターさんたちにはちょっと使えない表現でしょうね…。あっと、いけませんね、これくらいにしときましょう。
てなことで、Bに行ってみましょう。●日本語の「甘えん坊」という表現がむずかしいですね。なかなか英語には訳しにくい表現です。日本語で「甘やかされて育ちましたので」なんて言うと、なんだか謙遜さが感じられるものですが、英語圏の方にとってはどうなんでしょうね。表現の仕方によっては、「この人間は一人前じゃないんだ」なんて思われてしまうかもしれませんね。ですから、a spoilt childなんて言うと、スポイルですから「ダメになった子供」という感じになってしまいますね。他にもdoted, indulgedといった単語もありますが、いずれにしろ、ネガティブな意味合いが強くなりますね。そんな問題児をよくホームステイさせてくれましたね、といったことになってもいけませんからね。ここでは、rather dependent「頼ってしまう傾向がある」といった表現にしてみました。 ●そして、「ひとまわりたくましく」ということですが、one size strongerはちょっと直訳ですなあ。なんか、向こうで栄養のあるものをたくさん食べられて「ワンサイズ大きくなって」というのはあるかもしれませんけどね。ほんと、向こうのお方はよくお食べになりますからねえ。まあ、ここの「ひとまわり」は、あくまで見た感じの印象を言っているわけですし、じゃあ、実際、どれくらいたくましくなったのかというのを数値化することはむずかしいですからね、「精神的に成長した」という表現にしていますよ。 ●また、このdeserve the creditですが、日本語で言えば「賞賛に値する」ような感じで、ちょっと大げさかもしれませんね。素直にあなたがたのおかげです、くらいでよろしいのではないかと思いますね。
では、最後のCですね。●ここのI am happy if you can come to Japan if there is an opportunity.というのも、英作文としてはきちんとできているとは思いますけど、やはり、実際のお手紙の文章なんていうのは、学校の英作文とは違いますからねえ…。また、機会があれば日本に来られたらうれしいということですが、意地悪な考え方をしますと、「日本に来られるんですか、楽しんでくださいね、じゃあ…」というのではなく、実際にお会いして、お返しにいろいろお世話したいということですからね(普通は)。ですから、もう少し、何か付け加えたいところですね。もちろん、I am happy if you can visit us in Japanといった言い方もよくしますよ。 ●最後の文章は「〜をお祈りします」ということですが、prayは確かに「祈る」と意味です。でも、ちょっと、やはり、大げさなような気がしますよ。あの、毎日寝る前とかに、神さまや仏さまに手を合わせて「あの人たちが健康で幸せに…」とお祈りするような感じも受けますね。ま、それはそれで、すばらしいことなんですけどね。ま、普通は、wishという単語を使うと思うんですよ。で、この文章を結びの句として使うことができますね。その場合は、最後をコンマにして、そのすぐ下にご自分のお名前を持ってくるといいですね。
はい、というわけで、またまた続けて登場のオヤジでした。この夏は、私もなかなか頑張っていますね。みなさんはいかがですか?クーラーをかけていてもパソコンの前に座っていると暑いですよ。やはり、パソコンは燃えてますね。私の熱い想いがいっぱいデータになって詰まってますからね。いえ、火を噴いてるというのではありませんよ、あくまでも比ゆ。ほんとに燃えてたら怖いですよ、すぐ電源切って修理に出してくださいね。それと、夏と言えば雷(かみなり)。パソコンには大敵です。先日もパソコンをつけたまま外出してましてね、途中ですごい雷雨、集中豪雨で横断歩道も川になりましてね。やっとの思いで泳ぎながら家に帰り着くと、パソコンさんがねえ…。あれはなんだったんでしょうかねえ…。みなさんも気をつけてくださいね。
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