IDI070  

up in the air
宙ぶらりん状態、決定していない状態

The answer is up in the air until we have better evidence.
We left it up in the air and didn't go any further.

空高く舞い上がって行くという意味だけでなく、組織のエライ人たちが得意な問題の宙ぶらりん状態。自分の責任になるようなことは避けるためにも、そのままに、そっとしておくのが良いというわけです。もちろん、解決しようにも方法がなく、仕方なく何も決まっていないままになっているという場合もあります。




 IDI069  

play dead
死んだふりをする

Opossums can play dead when there is danger.
If the bear starts to attack try to play dead and most times the bear will go away.

死んでいる状態を演じるということで死んだふりをする。山の中などで、熊(クマ)に遭遇した場合に有効です。熊につつかれたり、こずかれたりしても、じっと我慢で動かないのがポイント。そのうち熊もあきらめて帰っていくとか。危険は死んだふりで乗り切り、都合の悪いことは聞こえないふりをする、知らないふりをする、これが得策というわけでしょうか。




 IDI068  

keep ... at bay
(危険・病気などを)寄せ付けない

Use the following tips to keep viruses at bay.
Taking the right diet is the best way to keep cancer at bay.

コンピュータウィルスを寄せ付けないソフトとか、風邪を寄せ付けないためには毎日うがいを欠かせませんというふうに使います。しかし、多忙を極める現代人の日常生活、予防ばかりやっている余裕もないというところが実情。いっそのこと、地球全体を無菌状態にするような世界プロジェクトがあれば… などと考えたりしますが、長い目で見ると、それでは生物の進化も起こらないだろうし、エイリアンに攻撃されたら一発で滅びるでしょう。




 IDI067  

face up (to)
立ち向かう、直視する

The Government must finally face up to the reality.
He faces up to six years in prison if convicted.

正義の味方の彼は、悪に勇敢に立ち向かっているという場合にも使いますが、もっと根が深いのが、嫌なことや認めたくないことに対して、逃げたりせずにきちんと対処していくというニュアンス。見せかけだけでヒーローになるよりは勇気が要りそうです。その他、よく使われるのが、 face up to ...years in prison といった言い方で、刑に服す、懲役になるという意味。




 IDI066  

go one's own way
自分の思い通りにする

She goes her own way and nobody can stop her.
Going your own way can be lonely, but it's better than ignoring your instincts.

自分の思い通りにならなければ、床の上に寝転がって手足をバタバタ… といったわがままな様子が浮かんできますが、こういった悪い意味だけで使われるのではありません。本当に自分がやりたいこと、なりたい自分になろうといった積極的な意味でも使われます。もちろん、こういった場合の自分のやりたいことは他人に迷惑をかけることではありません。




 IDI065  

be zonked out
疲れ果てた、酔っ払った

I was zonked out from lack of sleep.
If we leave the dogs alone they play all day and are zonked out at night.

会社では集中できないので残業のお持ち帰りが続き、もうほとほと疲れ果てましたといった場合に使えます。使えますとは言え、もう使う気力も残っていないくらいぐったりしている様子を表す俗語です。また、人間止めますか?のキャッチフレーズが効いていた良くないお薬系や飲んだら運転できない飲み物を飲みすぎて酔っ払っている状態にも使われます。




 IDI064  

pass out
気を失う

She passed out last night and was taken to the hospital.
He was so drunk that he passed out in the car.

昔、映画や物語でよく出てくる「あれ〜」などと叫び声を上げて気を失う女性。どうしてあんなに都合よく気絶できるのか不思議ですが、あまり現実味のあるシーンとは言えません。気を失うという意味の他に、手渡すという意味もあります。




 IDI063  

take over
引き継ぐ、受け継ぐ

The company took over the operation of the project.
He hopes his son will take over his business in the future.

中小企業の悩みのひとつに、後継者問題がありますが、あの親にしてこの子あり。社長の後継として入社した息子は父親にそっくり。上には従順で下には横暴、業者さんの困らせ方まで似ているとか。また、地位だけでなく、次回からこの業務は他の会社が受け継ぎますとか、ここまでやってくれたら後は私が引き継ごうなど、業務を受け継ぐという場合にも使います。




 IDI062  

sit back
のんびりかまえる、落ち着いて座っている

Let's sit back and enjoy the movie.
When everything was done, he sat back and just waited.

椅子やソファーに深々と腰を降ろして座るという意味で、落ち着いて、リラックスして、ゆっくりモノを考えるとか、事の成り行きを見守るというニュアンスがあります。確かに椅子の前方にちょこんと腰を掛けて、いつでも立ち上がれる体勢で座るのとは違い、どっしりと腰を降ろしていますので、容易に立ち上がれない状態。余裕のある状態とも言えます。




 IDI061  

give of
惜しみなく与える

The activities are supported by people who give of their money and time.
Give of your time and care for your children.

 Give  of が付いただけであら不思議、ただの「与える」だけでなく、「惜しみなく」というニュアンスが加わります。クッキーが10個あるから、1個だけあげるとか2個だけあげるといった世界ではなく、10個全部とか、自分は2個だけとってあとは全部差し上げますといった潔さが含まれている行為です。




 IDI060  

be fed up
うんざりする

I'm fed up of getting spam messages to my pc.
He was fed up with working late every day.

毎日時間が余って余ってうんざりです、月収1000万円の生活にも飽き飽きしてます、など一度言ってみたいようなセリフですが、「うんざり」状態のこと。ほとほとイヤになるモノと言えば、毎日来るウィルスメール。 Your document だの Your excel file だの何だの、そんなものあなたに送ったつもりはありません!などと怒ってみても相手はウィルス。自分のメールアドレスが入っている誰かのパソコンが感染しているわけだが、突き止める手立てもない… というわけで全くの fed up 状態。




 IDI059  

look up to
尊敬する

You know how much the boy looks up to you.
I looked up to my father and loved him so much.

視線の上のほうにあるものを見上げるという意味もあります。ただ、ウチのパパは背が高いのでいつも look up to him  「見上げています」というだけではちょっと物足りないというもの。やはり、ウチのお父さんはエライ、 look up to him 尊敬していますということも言われたい。最近の子供は云々… とは言うものの、やはり大人の社会の反映とも言われ、アタマの痛い話です。




 IDI058  

throw up
吐く、もどす

She became sick and threw up.
He tried not to throw up in the car.

何かを食べながら見ている方には申し訳ないですが、食べたものを吐くという意味。もちろん、この他にもいろいろ意味はあります。また、「吐く」という意味で、映画などで日常的によく使われているのを耳にしますが、 puke という言葉もありますが、かなりくだけた言い方。正式には vomit と言うのがいちばんキレイでしょう。




 IDI057  

crack down (on)
厳罰に処する、厳しい態度をとる

The government cracked down on foreign drug traffickers.
The police cracked down on drinking drivers.

罰金30万円、飲ませた同乗者も10万円など、最近厳しくなった飲酒運転。ということで、政府や当局など取り締まる側が取り締まられる側に対して厳しい態度でのぞむことを言います。ところで、飲酒運転を取り締まるためのとあるポスター。お酒やビールのラベル、飲み屋さんののれんなどをもじって面白おかしく展開。「飲まなかっ鱈」とか「飲んだらのれん」などとという具合で、作る側もさぞ楽しかっただろうと推察されますが、厳しさは全く伝わってきません。




 IDI056  

lose one's grip
統率力を失う、押さえがきかなくなる

He lost his grip on the rail and fell to the street.
He began to lose his grip on the situation.

難しい問題や状況を理解したり、コントロールしたりできなくなることを言います。 grip は握るということですが、もうこれ以上握っていられないということで、難問・状況に対してだけでなく、物理的に、階段の手摺りにつかまっていたのが、これ以上つかまっていられなくなったという場合などにも使われます。




 IDI055  

in the wake of
〜の後で

In the wake of the deaths of many people, local leaders have been supportive of the president.
They show their gratitude for his leadership in the wake of the tragic events.

ジャーナリズムなどでよく使われる表現で、たいていは災害や戦争、事件といった不幸な出来事が起こった後という場合に使われます。よく言われますが、大惨事自体も大変ですが、その後の処理や再建、また心理的な面でもどのように立ち直っていくのかといったことが問題になります。 wake は飛行機や何かが通った跡という意味。




 IDI054  

think twice
考え直す、よく考える

If there are no other guarantees, you should think twice about buying.
He always thinks twice before doing anything.

やはりお金は大事、衝動買いをするときは、よ〜く考えなければなりません。二度考えるということで熟考するという意味ですが、「二回考えました、でも問題ないです」といった軽いノリではなく、真剣に深く考えるということであって回数は関係ありません。どちらかというと、熟考した結果、決行しますというよりは、考え直す=やめとくというニュアンスのほうが強いような気がします。




 IDI053  

get by
なんとかやっていく・生活していく

I think it's hard to get by without a car if you live in the countryside.
These people work hard to get by on small incomes.

毎月年金を払い続けているのに、自分たちがもらう頃にはまさに「すずめの涙」らしい。こんな微々たるお金では暮らしていけないとか、彼は月10万円のバイト料金でなんとかやっているというときの「なんとか生活していく」という意味。 get by のあとに on をつけて、「給料」とか「予算」といった単語や実際の金額を続けることもできます。




 IDI052  

get the message (out of)
真意をつかむ

I have been working hard to get the message out to an increased number of people.
I couldn't get the message out of the mail I received yesterday.

ある日突然送られてきた英文メールに「そんなサイトに行っているあなたをお母さんが知ったら何と思うでしょう?奥さんは子供たちは…」といった意味不明の内容。第一、普通、女性の自分に奥さんはいないし、おっしゃるようなサイトに行く理由もないし、興味もない。さっぱり真意のつかめないメールなので削除したといったこととは全く逆で、伝えようとしている本当の意味を理解するという意味。




 IDI051  

narrow down (to)
範囲を絞る

The investigation has narrowed down to a few suspects.
To narrow down the list, choose the job you are interested in.

パソコンを新しく買おうと思って10社のカタログを集めたが、ここからまず5件に絞ろうと思う、といったときに使えます。探している対象を広い範囲からより狭い範囲へと絞り込んでいくという意味。もちろん、絞り込むやり方はそれなりの根拠がいるわけで、条件に合致しない候補を除外していくということで、当てずっぽうや気分次第で絞込み作業をするのでは意味がありませんが。




 IDI050  

come up with
考えつく、思いつく

Finally she came up with a good idea.
They are trying to come up with the best plan for a future success.

アイデアやプランをふと思いつく、考えつくという意味で使われます。理論的につきつめて行けば必ず結論に至るといった内容のものではなく、「あ!そうか」とか、「いいこと考えた!」といったインスピレーション、ひらめきによって思いつくことを言います。ひらめきは精神の余裕や遊び心がないと出てきません。物ごとをカチコチに考えたり、批判めいた発想ばかりしていたり、極度に疲れていたり、といった状況ではなかなか使うチャンスもない表現だと言えます。




 IDI049  

up a storm
さかんに〜する

Her husband is in the kitchen and cooking up a storm.
She was dancing up a storm.

手間や労力をかけて何かをするという意味で、たいていはそれなりのスキルが盛り込まれています。言い換えれば、エネルギッシュに、上手に何かをするということで、なかでもダンスとか料理、話すといった動詞と組み合わされることが多いようです。歌の上手な彼女、カラオケでマイクを離さず「歌いまくり」とか、ウチのダンナは男の料理教室なんかに通ってて朝から晩まで「料理三昧」とか、おしゃべりな隣のおばさんにつかまったら大変、延々と「しゃべりっぱなし」など、どの動詞が来るかで日本語表現を工夫して使いましょう。どちらかというとアメリカ用法です。




 IDI048  

be lost in
夢中になっている

He is lost in his thoughts, and barely listens to what I say.
She is lost in some kind of fantasy world in which she does not know the difference between reality and illusion.

「夢中になっている」と言っても、朝から晩まで休まず勉強しているといった「勤勉」な様子ではなく、どちらかと言うと、考えにふけっているとか、悲しみのなかに深く沈んでいるといった、現実の世界から別の世界にいるようなニュアンスがあるようです。「ああ、わたしは野に咲くすみれ」といった思春期によくありがちな夢見心地の状態、もうそこは宝塚か、ディズニーランドかと思わせるファンタジックワールド、せち辛い現実を離れてたまには入り込んでみたい非日常の世界。




 IDI047  

set off
出発する、始動させる

They set off early in the morning for a wonderful holiday in Hawaii.
It works by sound that only the dogs can hear, everytime the dog barks it will set off the unit.

休日の朝早く、リュックを背負って山登りに出発したなど、「出発する」という意味があります。また、機嫌の悪いパソコン、朝スイッチを入れてもなかなか立ち上がらない。そんなときは、ハードディスクのあたりを優しくなでながら、「いよっ!今日も頼んだよ」と声をかけると、「ピロロロ〜ン」といった起動サウンドとともにすーっと立ち上がる。機械などを始動させるという場合にも使います。




 IDI046  

lose sleep over...
〜で夜も眠れない

I lost sleep over the problem.
I love the novel so much that I lost sleep over it.

不眠症とはいうものの、眠れない理由はいろいろ。新しい仕事のアイデアがどんどん出てきて考えるのに忙しくて眠れないとか、彼のあの態度を思い出すだけで悔しくて眠れない、明日の試験のことが気になって眠れない、初めての修学旅行に送り出した一人息子のことが心配で眠れない… などなど。というわけで、 over の後に、眠りを妨げる対象や理由が続きます。




 IDI045  

go too far
行き過ぎる、度が過ぎる

She tried to stop him, but he went too far.
He went too far in breaking the rules.

名古屋まで行くつもりだったのに行き過ぎて東京まで行ってしまいました、といった距離などで「行き過ぎる」という場合にも使われますが、つい度が過ぎて… という場合にも使います。学級日誌に愉快なコメントを書いて「キミはなかなかおもしろいね」と先生に褒められ、あくる日もっとおもしろそうなことを書いた。が、つい行き過ぎてしまって「調子に乗るな!」と怒られたというのは、何を隠そう筆者の体験。何事も「行き過ぎ」は禁物。しかし、どこからが「行き過ぎ」の入り口なのかというのもまたわかりにくいもの。「行き過ぎ」メーターのようなものがあれば便利かも。




 IDI044  

put a bug in someone's ear
それとなく教える、ほのめかす

You put a bug in his ear about a holiday to Paris and he won't stop talking about it.
Unfortunately, we can't put a bug in their ear about this.

実際、耳に虫を入れられたらたまったもんじゃありませんが、何かそれとなくヒントを与える感じで相手にそのことについて考えさせようとすることです。勉強しない息子に向かって、「隣のヒロシちゃんはテストで100点取ったから新しいゲームを買ってもらったらしい。そう言えば、出てたよな、新製品」などといった言い方も考えられます。あくまでも、それとなく、微妙な感じで、そっと示唆するというのがポイント。




 IDI043  

cover up
包み隠す、取り繕う

UFO experts believe the government covered up a UFO crash.
It's a cover up that has been going involving all levels of employees.

UFOと言えば「政府の証拠隠し」というのがよくアメリカなどの異性人もののドラマなどで一般的な考え方。その他、企業などが全社ぐるみで不始末や事故を隠蔽(いんぺい)するなど、本来なら広く一般に知らせなければならないものを自己保身や利己的な考え方で覆い隠し、ウソなどで取り繕うことを言います。




 IDI042  

take it out on
八つ当たりする

This is not his fault, and you shouldn't take it out on him.
I was a bit upset, and took it out on the bike, by dismantling the bike.

電車に乗り遅れて腹が立った彼は、駅のゴミ箱を蹴っ飛ばして八つ当たりした。あるいは、気分がムシャクシャしているときに、子供が「ママ、いつになったらご飯作ってくれるの?」と寄ってくるので思わず「今日はご飯抜き!」と大声を張り上げてしまったといった状況です。そして、たいてい八つ当たりというものは、逆に攻撃された場合自分が負けてしまうので、自分より強い相手に対してすることはありません。




 IDI041  

set the pace
先導する、模範を示す

The nation is setting the pace in the world by setting international standards for organic farming.
The driver continued to set the pace in the the Monaco Grand Prix.

誰も思いつかなかったようなビジネスや商品を開発して大ヒット、他社がそれに追随してくるといったリーダー的な役割を果たすことを言います。太郎ちゃんが新しい遊びを始めると、近所の子供たちはみんなその遊びをするようになるという場合、太郎ちゃんは set the pace していると言えます。特定の世界のなかで全体の動きや風潮を設定するといったニュアンス。