日常的には区別なく使っていても、研究やビジネスではシビアな使い分けが必要な類似単語。同じ意味だけど使い方が違う、ニュアンスが違うといった英語の類語をグループにして比較するコーナーです。ここでは、英単語から見た用法の違いを簡単に比較しています。

Last update November 10, 2016


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英単語用法メモ   リストに戻る


 Note NO. 31    リストに戻る
水道の蛇口 Faucet vs Tap
faucet はアメリカやカナダで使われ、tap はイギリスおよびイギリス連邦に属するほとんどの国で使われる。アメリカで tap といえば「ビールを注ぐ栓」を指す。アメリカでは faucet の代わりに spigot を使う地域もある。水道の水は国や地域に関係なく tap water。

 Note NO. 32    リストに戻る
儀式 Rite vs Ritual
rite は特に「宗教的な」儀式のことを言う。ritual は宗教的な儀式に対しても使われるが、それ以外の儀式をも指す。宗教的な脈絡での両者の違いは、rite が「正式な儀式」を表すのに対して、ritual は儀式を行うために規定された手法を表す。

 Note NO. 33    リストに戻る
内容 Contents vs Content
単数か複数の違いだが、contents の場合は、バッグや箱の「中身」などの具体的に数えられる物に使われ、content は食物や飲料などに含まれる「成分」という意味で使われる。また、書物や制作物の内容を全体的に捉えた場合は content となり、目次 (Table of contents) というふうに、複数の章や節として捉える場合は contents を使う。

 Note NO. 34    リストに戻る
〜の下に Below vs Under
文法的な違いとしては、under は前置詞、副詞、形容詞としての用法が可能だが、below の用法は前置詞と副詞のみ。ある物が別の物の直接(物理的に)下にある場合はどちらを使ってもかまわないが、「太陽が山の下に沈む」など概念的に「下」を表す場合や、「気温が零度を下回る」といった「高低の差異」を問題にする場合は below を使う。また、「セーターの下にシャツを着る」などある物が別の物を覆い隠すような場合は under を使う。

 Note NO. 35    リストに戻る
〜の上に Above vs Over
below と under の違いに類似しており、above は below、over は under の用法に近い(「〜の下に」が「〜の上に」になる)。over には前置詞、副詞、形容詞の用法があり、above には前置詞、副詞の他に「上記の(前述の)」という意味で使われる形容詞の用法もある。「温度が〜度を上回る」といった「高低差」を強調する意味では above が使われる。

 Note NO. 36    リストに戻る
〜の上に Above vs On
above は、物理的にある物が別の物の「上方向」に位置していることを表し、それらの間には「高低差」が見られる。それに対して、on は「本が机の上にある」など物が別の物の表面に物理的に接触したり、その一部を構成または覆っていることが特徴で、そこに「より高い」という高低差はない。

 Note NO. 37    リストに戻る
〜の上に On vs Over
over は、物理的にある物が別の物の「上方向」に位置していることを表し、on は「本が机の上にある」など、物が別の物の表面に物理的に接触したり、その一部を構成または覆っていることが特徴。on が位置的に静止した狭い範囲を表すのに対して、over は 広い範囲を占めたり覆っている状態を表し、位置的に静止しているとは限らない。

 Note NO. 38    リストに戻る
繰り返しの Repetitious vs Repetitive
repetitious は、「必要のないこと」を繰り返すという意味合いがあるが、repetitive には「繰り返すことの単調さ」といったニュアンスはあるが、必ずしも「不必要」とは限らない。よって、「繰り返し練習することが重要」といった脈絡では、repetitive を使う。

 Note NO. 39    リストに戻る
Grave vs Tomb
grave は、「地面を掘って作った埋葬用の場所」を意味するのに対して、tomb は埋葬用の室、屋根や壁があり(あるいは扉がある場合も)、一部が地中に埋まった状態の建造物をさす。前者は「墓」そのものよりも、「墓地」を表し、後者のような埋葬用の室や棺などもなく、ただ単に地中に埋葬したものという意味もある。













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