2010年6月12日(土)〜 7月17日(土)

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2010年7月17日(土)
  金曜日までは「曇り時々雨」土曜日からはおおむね「晴れ」という天気予報。これって梅雨明け?最高気温はまだ20度台ということで、何とか耐えられそうな気がする。今年も今週で前半戦終了かと思っているとSダンナから電話。「明日どうすんの?ワシ行くけど」ときた。「半夜で行くつもり」と思わず言ってしまった。夕方マッチャンからも電話。「明日、行かはります?HI氏も行く言うてますわ」ということで誠丸に3人で予約を入れる。1190号に荷物を積み込み、早めに就寝。5時に起きだし、シャワーを浴びて朝食もシッカリ食べて6時に出撃。途中でHI氏を拾い、羽曳野でマッチャン号に乗り換え、梶賀へGO!

  11時過ぎに梶賀到着。ダンナは“カガリの東”に居ると言うことで電話を掛けてみるが不通。3人で協議の結果、マッチャンは沖磯、HI氏と筆者は“カガリ”を希望。「2人ダンナの後に入るわ。マッチャンは沖磯行く言うてるわ」と告げると「おっしゃ」と船長。最初に着いた“カガリの東”にHI氏と上礁。ダンナが迎えてくれる。クーラーを覗くと型の良い“メイチ”。「けっこうエエ型やろ」とダンナ。とりあえずダンナのお土産を増やすために、ズボ仕掛けをセット。“裏のワンド”で竿を出す。数投目コンというアタリで良型“カワハギ”。ダンナのクーラーにホイ。続けてガツンと“グレ”35cm。これもお土産に追加。「ワンドに“グレ”が入っていれば入食いか?」と期待したが、その後は続かず。1時の撤収船でダンナとはお別れ。それを機に、表に移動しウキ釣り。ウネリで“ワレ”ではできそうもないので船着で竿を出す。釣果“サンノジ”のみ。お日様ギラギラで暑さに耐え切れず“裏のテラス”に日陰を見つけて非難。日が陰るまでしばし休息(竿は一応出していたがアタリなし)。3時半にそろそろ良いかな?と日向に顔を出してみる。まだまだ暑いが何とか我慢できそう。船着に戻って竿を出すが、あいかわらずの“サンノジ”ばかりで終了。HI氏も同様で2人とも玉砕。

  “ダンゾの地”で竿を出していたマッチャンは、35〜45cmの“グレ”を3匹とまずまずの釣果。帰路「今週で夏休みに入る言うて家族に宣言しましたワ」とマッチャン。「ソンジャまた秋になったらネ」ということで解散した。



2010年7月10日(土)
  梅雨前線が留まり、九州地方や関東地方では記録的な集中豪雨で地すべりや浸水などの被害が聞こえてくる。近畿は今のところ時折激しい雨が降るが、豪雨というほどのことはない。土曜の天気は「朝のうち小雨のち曇り」の予報。ただ波が「3mのち2m」ということで少し高いのが気がかり。とりあえず誠丸に電話を入れてみる「明日、半夜どうやろ」「(波が)何所まで落ちるかやな。朝電話して」と船長。その直後マッチャンから電話。「明日、行かはります?」「明日朝の電話しだいやね」ということで保留。翌朝5時半に電話を入れる「どうです?」「行けてるよ。ダンナが“オベラの奥”乗ってるわ」とのこと。マッチャンにOK電話を入れ、1190号出撃。羽曳野での待ち合わせが7時半とチョット遅め。道の駅“キノクニ”で食事をして梶賀着は11時15分。急いで支度し、船に乗り込む。この日は、梶賀磯から渡していく。“見張り下”“ドンビ”で降ろした後で“オベラ”に向かう。

  “奥”ではダンナがお迎え。マッチャンと2人で上礁。「“メイチ”釣れたで」とダンナ。クーラーを覗くと良型が数匹。「おっしゃ」と気合を入れ、急いでズボ釣仕掛けをセット。“奥のワンド”のカドに釣り座を取った。マッチャンもズボ釣仕掛けをセット。ファーストヒットはマッチャン“タカノハダイ”だった。続けて筆者に“オジサン”。どちらもダンナがお持ち帰り。1時の撤収船が来てダンナとはバイバイ。その直後、マッチャンは良型“ガシラ”2連発。そこからしばらく2人とも沈黙。「ウキ釣りに切替ようか」と心が動いたそのときココンとアタリ。シャープな引きで楽しませてくれたのは、本日の本命“メイチ”クーン。30cmほどの良型。「本命きたで」とマッチャンに告げる。そのすぐ後にマッチャン“メイチ”3連発。その後また海は沈黙してしまった。今度はあまりに沈黙が長いので、ウキ釣りに浮気(もともとウキ釣りが本妻やけど)。マッチャンもウキ釣りに変更。2人とも撃沈。釣り座を替えて高場からズボ釣り。少しずれただけだったがそれから“タマミ”35cmをはさんで、怒涛?の“メイチ”3連発。中でも2枚目は35cmの良型。「これで気分良く帰れるわい」と思ったとたんに喰いがピタリと止み、そのまま本日打ち止め。

  梶賀磯には“尾長”が回っているらしく“ドンビ”で良型が釣れており、バラシも何発かあったとか。それを聞いたマッチャン少し目の色が変わったような(次週は“尾長”狙いか?)。とりあえず本命の“メイチ”が釣れて、またしても満足の2人なのでした。

2010年7月3日(土)
  7月に入り「今年もボチボチ“メイチダイ”釣らんと」と天気予報とにらめっこ。土曜は「午後から小雨」の予報に朝釣り決定。7時半頃までマッチャンからの電話を待ってみたが掛かってこないので誠丸に予約電話。「朝からでお願いします」「あいよ」ということで予約完了。早めに着いて現地で寝ようと9時過ぎに1190号で出撃。外環を30分くらい走ったところで携帯電話に着信。「明日、朝から行かはるんですね?」「もう走ってるで」「え、・・・何所走ってはります?これからこっち寄れますか?」「ええよ」ということで急遽羽曳野経由ということになった。いつものコンビニで買い物をしているとマッチャン到着。HI氏は、宿直に当たって来れないそうな。あらためて梶賀にGO!

  2時過ぎに梶賀着。車中仮眠を摂ろうとしたが寝つかれずアタリをうろうろ。防波堤は涼風が心地よい。しばらく寝転んでいたが蚊の猛攻で退散。そうこうしているうちにボチボチ車が集まりだす。Sダンナ、タケチャン、ハマチャンといった常連と談笑しながら支度を終え、出船を待つ。マッチャンは、沖磯、筆者は“メイチ”狙いで“オベラの奥”を希望。まずは沖磯を目指す。沖磯はかなり波が高く沖向きは厳しい状況。タケハマコンビを“ダンゾの地”に降り、マッチャンは“ソコブの船着”に上礁。「バイバイ」と手を振って“カガリ”方面へ。ダンナは“ナカドマル”をリクエスト。最後に「“オベラの奥”やな」と船長。“オベラ”をぐるっと回って無事上礁。 まずは、ウキ釣り仕掛けをセットし正面のポイントを攻めつつ、ズボ釣りのポイントに撒餌を入れる。数投目、ウキに反応。合わせを入れると“コッパ”?と思うほど良く引いたが“カワハギ”の良型。もう1枚同型を釣ったところでズボ釣りに切り替える。直後、ガツンとアタリ。底で走り回りなかなか上がってこない。浮いてくると銀色の魚体。「“シマアジ”?」かと期待したが、正体は“ヘダイ”40cm近い良型。しばらくしてまた強烈なアタリ。「今度は何や?」と引きに耐えていると浮いてきたのは“カンダイ(コブダイ)”。45cmほどでよく引いた。合間に“カワハギ”をはさんで“サンノジ”が竿を曲げる。「こんなところで外道とはいえ大型連発って、どないなってるんや?」と一人ごちる。予報では昼からの雨が、早々と降り出しあわてて、カッパを着込む。弁当船が来て受け取りに乗り込むと「どや?」と船長。「なんやかんやでかいのが喰ってきておもろいわ」と言うと「ダンナ釣れんし替わる言うてるわ」「ほなここ来たらエエやん」と告げて下船。雨の中、本降りになる前にと弁当を広げる。食べ終わったところへダンナを乗せて船が戻ってきた。「“ナカドマル”あかんわ・・・・」とダンナ。クーラーバッカンを開けて釣果を見せると。「えーなー。この時期やっぱりここやね」と竿を伸ばし始めた。

  雨は降ったり止んだり。しかし魚はその後も釣れ続け、雨を気にしている暇はない。“コッパグレ”20〜30cmが竿を曲げ、“タマミ”30cmが竿先を引っ手繰っていく。合間に“オジサン”“サンノジ”。その上、これまで見たことの無い大型“アイゴ”45cmに引きずり回された。4時近くになって、やっと本日の本命“メイチ”くーん。30cmほどだがメチャうれしい。ダンナはウキ釣りで45cmはあろうかという“大サバ”を数本上げてご満悦。“サバ”に飽きたか、ズボに切り替えたダンナ、“メイチ”を釣ってしまった。「“メイチ”“メイチ”」と呟きながら打ち返すも、ガツンと竿を舞い込ませたのは“グレ”ちゃん39cm。けど、今日は・・・。その後は“大アイゴ”2匹目、とどめの“ウツボ”で終了。よく竿が曲がった1日だった。

  沖磯組のマッチャン・タケチャン・ハマチャンはそれぞれ45cm前後の“グレ”をものにしていた。他魚とバーターでダンナに“メイチ”をもらい、「明日は、刺身・塩焼き・潮汁」と思い描いてよだれがジュルー(汚い)。帰りの車中「HI氏は悔しがるやろな〜」と大満足な2人なのでした。 。

2010年6月27日(日)
  前週は、とても出撃できると思えない大荒れの天気予報に断念。今週の土曜も一日中雨の予報に行く気が萎える。金曜の夕方にSダンナから電話「明日どうすんの?ワシは行くつもりやけど」「う〜ん。一日中雨やし止めとくわ」と丁重にお断り。翌日は予報通り雨の一日。夕方ダンナに「どうやった?」と電話を入れてみた。「雨と風で釣りにならんかったわ」とのこと。最初は三木里側にも渡してたが、弁当船で全員梶賀磯に磯替えだったそうな。翌日の日曜は午後から曇りの天気予報。「半夜で行くし」と誠丸に予約電話「まだちょっと荒れてるから、朝もう一回電話して」と船長。しばらくしてマッチャンから電話。「朝釣りで誠丸に電話したら、大会が入ってるし半夜で一緒に来たらと言われましたわ」とのこと。今回はHI氏も参加。「そんじゃ、いつもの所で7時待ち合わせね」ということになった。翌朝、待ち合わせ場所に定刻到着。マッチャン号に荷物を載せ替え、1190号はお留守番。運転は2人にお任せで楽々。道中スイスイで、昼食をシッカリ摂っても11時前に余裕の梶賀着。支度をしていると船長登場。「今日は何所まで行ってんの」と聞くと「風裏になる梶賀側やね」と船長。昼から強風で三木里側は釣りにならないとのこと。

  ともかく出船。“シノダバエ”は大会の釣り客ですずなり。マッチャンたちは“見張りの裏”に上礁。「どこ行く?」と船長「“小杉”でええよ」ということで湾内に向かう。K-BRS弟氏が朝釣りで入っているところへお邪魔した。「どうです?」と聞くと「“コッパ”しか釣れへんわ。ゴロタで40cmくらいの見えるんやけど」とのこと。のんびり竿を伸ばして邪魔にならないところから竿を出す。その間に弟氏は手のひらサイズと遊んでいた。1時に弟氏は「がんばってください」と言い残して帰っていった。入れ替わりで釣り座を移動。沖向きにキャストするが左(湾内)に向かって潮が早い。風が出始め仕掛けを振り回される。比較的釣りやすい地方向きのゴロタに仕掛けを入れてみると、手のひらサイズが入れ喰い。底まで餌が通ると“ガシラ”が喰ってくるというパターン。あまりの風に時折休みを入れながら釣り続ける。3時を過ぎて風が治まってきた。再び表に仕掛けを入れると潮が逆に右(梶賀港向き)に流れている。相変わらず“コッパ”が喰ってくる中、ガツンとした魚信が・・・。“ボラ”やん。“コッパ”でも少々大きめの25cmが釣れ、サイズアップを期待したがその後、潮が止まり万事休す。

  マッチャンたちは、それぞれ1回、大ばらしがあったそうで、「“尾長”やと思う」とのこと。HI氏は45cmの“大サバ”をキープ。「今夜のおかずGETですわ」と新品のクーラーボックスに氷漬け。「そんじゃまた」と船長に挨拶し梶賀を後にした。

2010年6月12日(土)
  「6月13日に近畿地方は梅雨に突入」という梅雨予報。「梅雨はうっとうしくて嫌い」という方も多いが、“グレ”釣りには良いとされる季節。(今年は寒の時期からずーっと切れ目なく釣れ続いているが。)そんな梅雨入り前最後の金曜夕方、マッチャンからお誘い電話。2人で出撃ということで誠丸に予約を入れた。半夜釣りなので朝6時に1190号で出撃。7時にマッチャンを拾って、梶賀に向かう。そこへ、Sダンナから電話。「今何所?」「まだ、大阪」「早よ来て“サンノジ”釣って」ですと。前半、マッチャンが運転し上北山村で交代。道の駅「きのくに」で腹ごしらえをして11時過ぎに梶賀着。駐車場が満杯だったので港に降りた。そこへ船長から「上(の駐車場)空けたし」と電話。道具だけ船に積み込んで仮眠所横の駐車場に1190号を移動。着替えをして事務所へ。“カガリの東”に上がっているダンナに電話を入れてみる。「おいでや。船長にナイショやけど3発バラシたわ」とのこと。マッチャンは沖磯で“イサギ”を狙いたいとのことで「ほんじゃ分かれて釣ろか」ということになった。

  出港し「僕“東”。マッチャン沖磯」と船長に告げる。「ヨッシャ、先沖行くし」とのことだったが、沖に向かって加速したところでなぜかUターン最初に“東”に着船。ダンナに迎えられ1人で上礁。

  ダンナのクーラーを覗くと食べごろの“真鯛”が鎮座。こうしてはいられないと竿を伸ばして“ワレ”に釣り座を取った。少し波は高めだが、何とか仕掛けも落ち着く様子。付け餌は盗られず狙いどころも定まらない。そうこうしていると“マンジュウ岩”でダンナが竿を曲げている。タモを持って駆けつけようとしたら「“サンノジ”や」とのことで、「自分で捕って」とタモを置いた。波に乗せて引きずり上げたダンナ、大型に満足の笑み。これを機に撤収準備。入れ替わりで“マンジュウ岩”に移動。ダンナは撤収船でバイバイ。潮は良いとされる右にゆっくりの流れ。“ワレ”からのサラシとの合流点で喰ってくることを想定して流していく。するとヒュンと気持ち良いウキ入れ。予想通りコンコン竿をたたく。“サンチャン”40cm。残念ながらダンナはすでにいない。リリース。投入距離をずらしながら流していくとサラシから出た泡にウキが飲み込まれ見えなくなった。糸を張っていると、ゴゴンとアタリ。ハエ根を気にしながら強引にリールを巻き浮かせる。手前に突っ込んできていたようで抵抗なく浮いてきたのは良型“グレ”。タモ入れもすんなり決り一人ニンマリ。

  潮が左に流れ出し、上げ潮で“マンジュウ岩”が被ってきたので船着に移動。仕掛けをゼロスルスルに変更して沈めていく。反応なしの退屈な時間が続く。ちょっと裏のワンドでズボ釣りを試してみたが、不発。船着に戻って粘るも、“サンノジ”2発。6時を回ったラストチャンスにゴツッとアタリがきたが、“チャリコ”くんだった。サイズアップの“マダイ”を狙って最後まで粘ったが不発のうちに撤収時刻を迎え本日終了。

  マッチャンは、先週と同じ“ダンゾの地”で狙いの“イサギ”は不発だったものの“グレ”35・43cmと“コロダイ”45cmを釣っていた。2人とも、まあまあ納得の40オーバーを釣ることができ、気分良く梶賀を後にした。(50cmを越えないと大満足とはいかないのは、贅沢?)


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