2014年1月2日(木)〜2014年6月21日(土)

戻る
2014年6月21日(土)
  週末の天気予報は下り坂。日中は曇りで雨は降らないという予報だが、朝釣りのほうがリスクは無さそう。マッチャンからの電話に「船長に聞いてみるわ」と答えて、誠丸に電話。「朝からのほうがええんちゃう」という船長のお言葉で、久しぶりの朝釣りに決定。乗船が4時過ぎと早いので、11時半にマッチャン宅へお迎え。荷物を積み込んで1190号は梶賀へGO!余裕をみて早めに出たが、3時過ぎには梶賀着。少し早すぎ。仮眠所で布団に潜りこむ。外が騒々しくなってきたので起き出し、支度をして事務所へ。「今日は朝釣りかいな」とダンナ。お仲間と3人で来ていた。港に下りて乗船。K弟氏は底物の道具を抱えている。「どうする?」と船長。沖磯はそろそろ餌盗りが増えてきたそうな。ダンナは "マル秘磯" を3人で希望。マッチャンはこのところバラシが多いという "ナカドマル" に決まった。残された筆者は「出てからきめよか」と優柔不断。

  皆さんそれぞれご希望の磯に渡り終え、最後に残った筆者。「そろそろ "マルイシの裏" とか "マンジュウ" に魚が入ってる頃やで」と船長。「んじゃ "マンジュウ"」ということで上礁。まずはフカセ釣りで様子を見る。梶賀の港向きに、浅めの棚を探るため、ゆっくり沈むスルスル仕掛けを竿2本ほど先にキャスト。潮は、右(湾奥)に流れている。仕掛けがなじんでウキが沈みだしたところで、道糸が走る。キュンキュン引いてくれたのは "タマミ(イソフエフキ)" 32cm。1投目から喰ってきたのでビックリ。3投目には、着水と同時に糸が走った。何と "トビウオ"。次に同サイズの "タマミ" と調子良く釣っていたのだが、潮が左に流れ出した。左側には生え根が長く張り出していて釣り辛い。しばらくトライしてみたがアタリも無いのでズボ釣りにチェンジ。湾奥向きが一番深いので、釣り座を移動。水深が底潮時で竿1本と少し浅いゴロタ場。撒餌が効き出すと "イトフエフキ" "ガシラ" "アカハタ" などが喰ってくる。餌盗りは "キタマクラ" "カワハギ" "ネンブツダイ" など。アタリが多いので退屈はしない。「ガツンと何かこんかな」と思っているとガツン。"ボラ" だった。ちょっと違う。

  11時頃、誠丸が見回り。このタイミングでコツンとアタリ。合わせを入れると強烈な引き。緩めに設定していたドラグが滑りだす。水深が浅いのでスプールを抑えて糸を出さずに耐える。余裕ができたところでドラグを絞め、反撃開始。ゆっくりリールを巻き寄せてくる。うっすら見えてきた魚影はデカイが茶色い。「"サンコ"?」とがっかりしかけたが "サンノジ" よりは細長い。タモに納まったのは "コロダイ" 53cmだった。久々の大型魚に「やりい!」と一人でガッツポーズ。急いでクーラーに入れて、地合いを逃さないように打ち返す。と、数投目ガツン。先ほどよりは引きは弱い。45cmほどのやはり "コロダイ”だった。しばらくしてまたガツン。ルンルンでやり取りしていたが、3度目は外れの "サンノジ"。そうこうしているうちに潮が上げてきて釣り座を波が洗うようになってきた。再度フカセ釣りにチャレンジしてみたが反応無しで終了。

  この日、ダンナグループは "マル秘磯" で何と "真鯛" 65cmと45cmの2匹。ほかにも小さいながら "メイチダイ" "アカハタ" "イガミ" などでクーラー満タン。沖磯では中型 "グレ" がポツポツ釣れていた。マッチャンは根魚を少々。餌盗りに邪魔されたとご不満の様子。そんな日もあるさ。


2014年6月14日(土)
  今週末、マッチャンは家族旅行とやらで釣りはお休みとのこと。で、初のUD氏と2人での釣行となった。前日、待ち合わせ場所を決めて、7時に集合でお約束。早めに寝て、翌朝5時からW杯開幕戦を見てから1190号で羽曳野に向う。7時5分前に待ち合わせ場所に到着。UD氏はすでに来ていて誘導してくれた。荷物を1190号に載せ替え、梶賀にGO!道の駅で昼食をとった後、ダンナに電話を掛けてみた。「何処上がってんの?」「"マル秘磯"」「どう?」「"メイチ":&%$#"!」と聞き取れなくなり切れてしまった。あそこは電波状態が悪い。11時過ぎに梶賀着。駐車場は無理すれば停められたが、港に駐車。港に駐車していたMM君やOK氏と談笑していると誠丸が見回りから帰ってきた。クーラー用の氷をお願いして、ぼちぼち支度する。半夜はOZ師匠を加えて5名。出船前の船内、船長が「どうする?」OD氏は "ナカドマル" に行きたそうだったが他渡船が上げているとのこと。「んじゃ、2人で "マル秘磯"」ということに決定。出港してみると、一昨日のウネリがまだ残っていて表磯はかなり被っている。OK氏を "マンジュウ" に、OZ師匠は "ウラベ" にそれぞれ上礁。

  ダンナがパラソルの下で優雅に釣りをしている "マル秘磯" に上礁。「電波状態わるいな」と悪態を一言。どれどれとクーラーを覗くと "イシダイ" "メイチ" "カワハギ" などで結構満杯。撒餌は十分効いているので最初からズボ釣りをセットする。UD氏はフカセ釣りからスタート。最初は "カワハギ" でスタート。抜き上げようとしたところで鈎が外れてボッチャン。続けて喰ったので今度は慎重に取り込んでダンナのクーラーにIN。ここでダンナはタイムアップ。お迎え誠丸が来て帰っていった。仕掛けが棚まで落ちるとすぐに餌盗りが齧ってくる状態。あわせが決まると "サンノジ" "ベラ" "オジサン" などがのってくる。待望の "メイチダイ" も小さいながらゲット!歓喜!UD氏はフカセで "ウツボ" などと遊んでいるので、ズボ釣りに誘って高場に入ってもらう。その後、"グレ" 38cmまでを2匹。"ウリンボ(イサキの幼魚)" や "アイゴ" などが掛ってくる。UD氏も "サンノジ" "イガミ" などを掛けて楽しんでいる様子。満潮近くになり、飛沫が掛るようになってきたので、正面の釣り座に移動してフカセ釣りに切り替え。1投目からアタリ。すさまじい引きだったが "サンノジ" 50cm。その後も "サンノジ" "ウリボウ" が竿を曲げてくれ、結構忙しい釣りにとなった。

  この日、沖磯は少し波が高かったようだが皆さんそこそこ釣っていた。「ほんじゃまた」と梶賀を後にした。


2014年6月7日(土)
  関西地方も梅雨入りしたと宣言が出た。"梅雨グレ" の季節ではあるが、"メイチ" の季節でも有り、どっちをとるか悩ましい。前日の天気予報は、朝方まで雨でその後は曇り。夕方マッチャンから電話。「明日、行かはります?」「一応行こかなと」「じゃUD氏と3人で電話要れときます」とのこと。その後再度電話が掛ってきて「船長、カッパもってこい言うてますわ」とのこと。翌日に備えて早寝した。5時起床。6時に1190号で羽曳野に向かう。マッチャン号に乗り換え、梶賀へGO!道中、雨が降ったり止んだりですっきりしないお天気。降ったり止んだりのまま梶賀に到着。乗船してもしとしと霧雨。半夜釣りは我々3人だけ。12時出船。最初に "ナカドマル" にこだわるUD氏が磯上がり。「ちょっとダンナ見に行ってみよか」と船長。"マル秘磯" に寄ってみるとダンナが「おいでおいで」している。「4発バラシたわ」とダンナ。しかし、なぜか船長は「バラシすぎや」と沖磯に向う。マッチャン "ダンゾの地" ヒジヤン、"ソコブ" に上礁とあいなった。この時点で、かなり波が高く先端は被っている。荷物を高場に運ぶ時点で波が足元を洗い、両足ともビショビショ。朝釣りの先客に状況を聞くと「あかんわ」と一言。左側の釣り座を空けてくれたので、フカセ仕掛けを投入。一投目からウキが沈む。ヘロヘロっと上がってきたのは "マアジ" 25cm。抜き上げてつかむ寸前で鈎から外れてボッチャン。またすぐアタリがあったが走り回っているうちに口切れ。そこへ誠丸がきて「左被るから右でやって」とマイクで言うので右の釣り座に移動。右にはなぜか "アジ" はおらず、付け餌はついたまま戻ってくる。錘調整でなじみを良くするとアタリ。きゅんきゅん気持良い引きで上がってきたのは30cmほどの "グレ"。抜き上げてハリスをキャッチしたところで鈎が外れてまたまたボッチャン。気をつけないと今日はいろいろ無くしそう。"サンノジ" 3匹と "グレ" 38cmを釣ったところでいよいよ海が荒れてきた。渡船もぼちぼち "大黒" から撤収を始めている。誠丸もやってきて「やれるか?」と聞いてきたので×サイン。結局沖磯は全員磯替えとなった。「どうする? "カナトコの奥" 行くか?」と船長。

  マッチャン "マル秘磯"、ヒジヤン "カナトコの奥" に上礁。ズボ釣りでスタート。右奥の高場から探っていく。"ガシラ" "ソイ" "ベラ" "コッパグレ" などがひっきりなしに喰ってくる。撒餌に誘われて "アカジャコ(ネンブツダイ)" が寄ってしまいあたり一面マッ赤々。アカジャコに混じって "ミナミハタンポ" が喰ってくる。ダンナが「これ、めちゃめちゃ旨いねん」と言っていたのでものは試しということで、3匹キープ。正面に釣り座を移す。ここでは "ムツゴ" と "アカジャコ" が餌盗りだが、巧くかわせると "アカハタ" が連発。6匹ほど釣った内、30cmを越えた3匹をキープ。"カナトコの奥" は赤一色だった。

  この日、マッチャンも "イガミ" や "アカハタ" をそこそこ釣っていた。UD氏は、「やっと釣れたわ」と "イシダイ" 40cm。"ナカドマル" での激バラシの敵をやっと取れたと喜んでいた。問題の "ミナミハタンポ"。塩焼きにしてみたらあっさり白身でめちゃめちゃ旨いやん!


2014年5月31日(土)
  5月最終週。今週はお仕事でマッチャンはパスとのこと。UD氏からTELがあるかと思っていたが振られてしまい久々の単独釣行。前日予約を入れて、朝6時に出撃。1190号は快調に外環を抜け奈良を通り過ぎ峠を越え三重県に至る。コンビにで弁当を買い、この日はルートを替えてみる。R42を右に折れ、熊野に向かう。クネクネのくだりを下りきると大泊。そこから紀勢自動車道にのり賀田で下りる。トンネルばかりで景色は今一だが、カーブが少ないので楽チン。このルート有り!

  賀田の公園で弁当を食べて、11時に誠丸到着。丁度、船長が駐車場にいてここに停めろと誘導してくれた。事務所で談笑。ダンナは "ダンゾ" に上がっているそうな。"マル秘磯" をリクエストして出港。半夜の客は4人。最初に "マル秘磯" に着けてくれた。上礁して、まずはフカセ釣りを試してみる。軽い仕掛けで流していると2投目にアタリ。最初の突っ込みは強烈だったがすぐに息切れし、お疲れモードで上がってきたのは "フエフキダイ(タマミ)" 32cm。その後も暫くフカセ仕掛けを打ち返したが、反応無くズボに切り替える。ズボの初アタリは "ガシラ"。次は "カワハギ"。そして、招かれざるゲスト "ウツボ"。この日 "ウツボ" は6回ほど喰ってきた。"マル秘磯" ⇒ "ウツボ磯" に改名したろか。他に30cm近い "大メバル" "コッパグレ" は喰ってきたが、"メイチ" の顔はこの日も拝めなかった。

  この日は沖磯が好調だったようで、48cmまでの "グレ" や "イサキ" が数釣れていた。帰りも賀田から紀勢自動車道を利用。やっぱコッチのほうが速そう。

2014年5月24日(土)
  今週も半夜で出撃。マッチャンとUD氏が待つ、駐車場に1190号で向かう。合流して梶賀へGO!途中、携帯でダンナに電話を掛けてみるが、出ない。暫くして、折り返しが掛ってきた。「"南" 乗ってるけど、"サンノジ" ばっかや」とのこと。この日は、予定通りの時刻に餌の購入。ダンナからまた電話が入り "メイチダイ" が釣れたとのこと。期待が膨らむ。道の駅 "鬼の国" で昼食を取って、11時前に梶賀着。車を仮眠所の坂に停め、海を眺めていると、誠丸が "カガリの西" の横でフラフラしている。「何してるんやろ」と話していると、奥さんが事務所を開けてくれた。程なく船長が帰ってきて奥さんに発泡スチロールを用意させている。何かいな?渡船覗きに行くと60cm弱の "石鯛"。「K弟氏(とは言わない)か釣ったんよ」と発泡に氷詰め。なるほど "西" にいた訳が判明。マッチャンとUD氏は沖磯に行くということで、筆者は久しぶりにマル秘磯となった。

  出港した誠丸は、"南" のダンナに手を振り、マル秘磯に上礁。フカセ釣りからスタート。ズボ釣りポイントにも撒餌を入れて魚を寄せる。フカセには一向にアタリが無いのでズボ釣りにチェンジ!最初のアタリは32cmの "タマミ"。その後もアタリはあるがなかなかのってこない。2時頃ゴンと喰ってきたのは32cmの "グレ"。"カワハギ" に "ベラ" や "ウツボ" といった外道もチラホラ。3時を回ってガツンと来たのは、"グレ" の39cm。さすがアラフォーの "グレ" は良い引きを味合わせてくれた。ところがそこへ、赤潮が漂着。最初は海面だけだったのが、停滞してしまい、次第に溶け出して、開推自体がピンク色に染まってしまった。こうなるとさすがにアタリ無く、付餌も盗られない。ふと沖を見るとウネリが高くなっていて、赤潮はそのウネリに押されてきたようだ。

  仕方が無いので20mほど移動してみたが、魚の気配は無い。5時を過ぎたところで渡船がいっせいに沖磯に向かって走っているのが見えた。どうも早上がりになりそうな気配。ぼちぼちと、撤収準備。渡船のエンジン音が激しくなってきて、ディーゼルエンジンの排気ガスが黒く吹き上がっているのが見える。ぼちぼち船着きに移動。5時半頃30分早く撤収船が迎えに来た。マッチャンに聞くと、かなり急に波が高くなったらしく、「びちゃびちゃですわ」とのこと。UD氏は奥まったところだったのでご無事。なかにはあわてて船に乗り移り捻挫してしまった客もいた。

  この日、"真鯛" や "グレ" が釣れてはいたが、満足して帰ったのはごく一握り。「マル秘磯は水温上がってきてこれからやで」と船長。「んじゃまた」と梶賀を後にした。

2014年5月17日(土)
  今週は、半夜釣りを予定。週末マッチャンからの電話を待つ。19時過ぎに「明日はオヤジも行く言うてますんで、4人ですわ」と連絡が入った。明朝7時にマッチャン号の駐車場で待ち合わせを約束。翌朝5時におきて6時に1190号出撃。といっても合流後はマッチャン号に乗り換え。マッチャンの親父さんとそのお友達のUD氏にご挨拶。梶賀にGO!ところが竹之内街道を抜けて奈良に入った途端、渋滞に巻き込まれる。吉野に抜けるまで2時間近く掛ってしまった。いつもなら吉野からはスイスイなのだがこの日はなぜか数珠つなぎ 見通しが良いところで先を見ると国防色の車両が数台ゆっくり走っている。「原因はあれか」「けど、自衛隊がスピード違反するわけにいかんしな」「お国のために働いてるんやし、しゃーないやん」とノロノロにお付き合い。道の駅でゆっくり昼食をとる予定だったがコンビニ弁当に変更。何とか11時20分に梶賀着。急いで弁当を食べ、支度をする。

  親父さんとUD氏は、お気に入りの "ナカドマル"。マッチャンが "カガリの南" に渡った後で、"東" に上礁。マンジュウ岩に釣り座をとり実釣開始。2投目ウキが沈みアタリ。引きはたいしたこと無いけど?"チヌ" 32cmだった。これはリリース。その後、撒餌が効いてからは "サンノジ" のオンパレード。ガツンゴンゴンゴンギュイーンで右腕パンパン。裏のワンドでズボ釣りも試みたが反応無し。表に戻るとガツンゴンゴンゴンで本日終了。撤収船に乗り込むとなにやら黒い影。マッサンやん!

  マッチャンも同じようなものだったそうな。沖磯は好調。みなそれぞれ "グレ" や "イサキ" を釣っていた。ま、魚の引きは堪能できたわさ。

2014年5月10日(土)
  GW明けの1週目。前日何時もとおりのマッチャンからの電話「明日、朝からですか半夜にしますか?」とお悩みの様子。「"ヒラスズキ" もやりたいし朝釣りにしよか」ということで決定。UD氏も参戦とのことで1時にマッチャン号の駐車場で待ち合わせ。1190号からマッチャン号に乗り換えて、梶賀へGO!駐車場が一杯だったので港に駐車。出港時刻が迫り乗船。暗くて良く判らなかったがMD君が「ほれ」と指差す先に「ゲッ!!マッサンやん」「今日は通し釣りやし土曜やねん」とMD君。これで今日は終ってしまった。ともあれ出港した船は "カガリ" に向かう。希望通りUD氏は "西" マッチャン "東" 筆者は "南" に上礁。

  すぐにルアーをセットして "ヒラスズキ" を狙ってみるが、この日は "ヒラ" には凪すぎでノーバイト。フカセに切り替える。浅棚で "グレ" 32cmがヒット。しかし、数は "サンノジ" が圧倒的に多く腕パンパン。同サイズの "グレ" を追加して終了。

    嵐を呼ぶ男マッサン出現のわりには天気も良く、ボウズもまぬがれたので一応めでたしめでたし。UD氏はバラシがあったそうで当分 "ナカドマル" 通いが続きそう。翌日、誠丸の釣果HPを見てみると50cmの "イサキ" を持ったMD君。沖磯は調子が良かったようだ。

2014年4月19日(土)
  「来週は法事で釣りに行けないんです」と先週別れ際にマッチャン。天気も良さそうだし、久しぶりの一人旅。誠丸に1人で予約を入れて、9時に1190号で出撃。1時半に梶賀に着き、仮眠所の布団に潜り込んだ。4時過ぎに車の音で目が覚め、起きだす。この日のメンバーは、ダンナ・K弟氏とOK氏とあと一人。計5名。好きなとろへ上がれそうな人数だった。

  ダンナ "西" K弟氏 "南" で、ヒジヤンは "東" に渡礁。OK師は "コナベ" を指名。この日も結構ウネリがあり、饅頭岩には出られない。磯に上がって最初は、ルアー。"東" と "中" でキャストするも、この日は反応が全く無い。諦めて、フカセ仕掛けにチェンジ。こちらも反応無し。船着からの遠投や、裏でのズボ釣りと考えられることは一通りチャレンジしたが、この日は全くアタリ無し。

  一人気を吐いていたのは、K弟氏。60cm台の "真鯛" 2匹に大バラシもあったそうで、ウラヤマシイ。スゴスゴと梶賀を後にした。

2014年4月12日(土)
  先週、ロストしたルアーを補充して週末を迎えた。天気は問題無し。誠丸に予約電話を入れる。その後、マッチャンから同行電話も入り、いつも通り1時に待ち合わせ。0時に1190号出撃。マッチャンを拾って、4時半に梶賀着。先着の車は1台。暫く仮眠している間に1台とダンナの車が増えていた。合計4台、6人と客は少ない。

  ダンナが "西"、マッチャン "東"、"南" はTB氏が上礁。さてどうしようと思っていると「"中" 行ってルアーやるか?」の船長の一言で決まり。上がってさっそくルアー竿をセットする。"東" 向きに良いサラシが出たので、ヒョイと投げてルアーを引くとゴン!と乗ってきた。サイズは50cmほどの小型だが、さすがに "ヒラ" は良く引く。タモを出して取り込もうとするが、波に煽られてなかなか掬えないでいると、ルアーのフックがタモに絡まり、鈎外れ。ショック!1投目から喰ってきたので、次があると打ち返すが、バイト無し。"南" 向き、"西" 向きまで遠征したが、結局ノーバイトだった。

  フカセでの "グレ" 狙いに切り替え。竿1本の棚から探っていく。30cmと32cmほどの "グレ" が顔を見せてくれたが、弁当船の後は、さっぱりアタリが無くなった。正午を過ぎてからも、付け餌も盗られないので一念発起。"東" の裏のワンドに遠征。ズボ釣りで探ると、ガツンと "クロソイ"。25cmほどの大物。続いて一回り小さいが "ガシラ" が喰ってきた。この2匹でワンドからの反応は無くなった。"中" に戻るもその後は。お疲れさんでした。

2014年4月5日(土)
  お待ちかねの桜満開。お花見シーズンど真ん中。ですが、釣キチオヤジ+1名は今日も梶賀へ。マッチャンのお父上の釣友であるUN氏が久々に同行。4時半には誠丸駐車場に到着。先着3台。暫くしてダンナが到着して駐車場は満員御礼となった。事務所で談笑。久しぶりにK弟氏とニッシーの顔も見える。出港し、最初にUN氏が "ナカドマル" に下り、続いて "カガリの西" にK弟氏とニッシー。次に着けた "東" にマッチャンと上礁。ダンナは "南" に下りたようだ。

  朝一、お約束の "シーバス" お試しタイム。マッチャンは早くもルアーをセットしポイントに向かっている。タモをセットし、ルアー竿を用意。先行していたマッチャンは根掛りでルアーをロストしたようだ。時折、波が洗う磯を駆け抜け、ダンナにことわって "南" と "西" の間のワンドを狙う。1投目、ルアーを引いているとワンドの中ほどでヒット。小型だが、ジャンプも見せてくれ、楽しませてくれる。タモに納めて50cmGet!タイドプールにお入りいただき、引き続きルアーをキャスト。しかし、その後はバイトが無く、ルアータイム終了。

  "東" に戻ってフカセタイム。天辺だけが乾いている饅頭岩から竿を出す。棚3尋半からスタート。棚4尋に落としたところでアタリ。気持ちよく竿を曲げてくれたのは、本命 "グレ" 32cm。ブクブクバッカンにIN。暫くして、船着きのマッチャンが竿を曲げてやり取りしている。かなりの大物に成り行きを見ていると、でっかい "真鯛" が浮いてきた。「"真鯛" ですわ」と興奮気味のマッチャン。タモ入れも無事終わり、満面の笑み。メジャーをあててみると60cmを軽くオーバー。記念写真を撮ってあげてオメデサン。その後、"サンノジ" と "グレ" 35cmを釣ったところで、潮が下げに変わり魚の反応が全く無くなってしまい、そのまま終了。

  この日、"南" のダンナは "グレ" 2枚。ニッシーが "ヒラスズキ" を釣っていたが、全体に低調。その中で、65cmの "真鯛" を抱えて記念写真に納まっていたマッチャンだけがホックホク。さて次は何処へ長期出張になるんやろ?

2014年3月29日(土)
  大阪でもポツリポツリと桜の花が開き始めた週末。釣りキチの親父2人は「花より魚」と今週も出撃。1時に迎えに行くことにしていたのだが、目覚まし時計の電池切れで、目覚めたのが1時。あわててマッチャンに遅れると連絡を入れ、1190号緊急発進。近畿自動車道をすっ飛ばして40分遅れで合流し、梶賀に向かう。4時40分梶賀着。出船にはまだ余裕。ダンナにOK氏とご挨拶。久々のMM君はヤエンで "アオリイカ" 狙い。出港した誠丸は "カガリ" 方面へ。"ナカドマル" "西" と上げて、「マッチャン "南" 行くか?」と船長。「はいはい」と上礁。次の "東" でお声が掛り、OK氏と上礁。今週もウネリは高め。

  OK氏が船着。筆者は時折波を被る饅頭岩の斜め後ろから竿を出す。が、その前に大サラシのときにはルアーで "シーバス"。竿をセットして、まずは "東" から。ノーバイト。ちょいと遠征して "中" と "南" の間にキャストすると、引いている途中でゴツン。が、残念フッキングせず。2度目も外れ。3度目の正直でファイト。60cmほどの "シーバス" だったがランディング直前にフックオフ。「もう喰わんやろ」と思って投げると、4度目喰いました。慎重にやり取りして、波に乗せて引きずり上げたのは "ヒラスズキ" 55cm。タオルを口に突っ込んでGET!"東" に戻ってOK氏に「やりました」と報告。船長に電話して「弁当船で氷持ってきて」とお願いした。氷が来るまでブクブクバッカンにお入りいただく。今年初めての "シーバス" を釣って、一応満足。フカセ釣りに切り替える。潮はゆっくり右に流れる良い潮。竿1本沖の浅棚から探っていく。20m先、棚竿2本で "サンノジ" が喰ってきた。続けて本命の "グレ" 30cm。弁当船の後、35cmを追加。「もうちょっとでかいの」と欲をかいていると、アタリ。デカイ!沖に向かってとんでもないトルクで引っ張られる。かなり走られ、少し弱ったかと思いドラグを絞めて「勝負!」と気合を入れたところで竿からテンションが消えてしまった。バレちゃった。仕掛けを回収すると、何と鈎がポッキン。恐らく "真鯛" のメータークラスと思われる。残念!

  気をとりなおして打ち返し、"グレ" 38cmをGet!"サンノジ" も2匹喰ってきた。1時を回って、ラストスパート。すると、ヒュンという感じでウキが消えた。思わず合わせを入れると、またまたとんでもない引き。今回は、下へ底へと潜っていく。耐え切れずブレーキレバーを数回緩めて糸を出す。やっと魚は止まったが、根に持って行かれ万事休す。暫く、様子を伺ってみたが、出てくる気配が無いので、糸を切った。引きの様子からは "石鯛" のようだった。2度もモンスター級のバラシを味わい、少し悔しさはあるが満足できる一日だった。

  OK氏は「"サンノジ" ばかりや」とお嘆き。マッチャンは "ヒラスズキ" をヒットしたがランディングでばらしてしまい、"グレ" はウネリに苦戦し、小型ばかりだったそうな。このところ絶好調のダンナは、50cmオーバーの "チヌ" をものにしていた。帰路、下北山の桜は3分咲き。来週こそ "桜鯛" 満開といきたいものだ。

2014年3月21日(金)
  先週のお約束通り、春分の日出撃となった。前日、誠丸に予約電話を入れ、準備をしていると、マッチャンから出撃確認の電話が入る。0時に1190号で出撃。4時には梶賀着。先着はOK氏のみ少し遅れてダンナがやってきた。今日はこれだけかと思われたが、滑り込みで団体さんが来て、乗船。団体さんは "アオリイカ" 狙いのようで、船尾で固まっている。船長に「何処行く?」と聞かれ「"西"」と回答。ダンナは "ナカドマル"、マッチャンは "東" となった。出港してみると、予想外にウネリが大きい。"ナカドマル" にダンナを下ろしたところで、"西" を見てみると船着きまで被っている。船長に×印を出すが「ちょっときついけど、("ナカドマル" 側の)水道やったら竿出せるで」とマイクでおっしゃる。この状態で上がっても楽しい釣りは出来そうにないので。再度手を振って拒否した。"東" の裏にマッチャンとOK氏を渡すときはウネリに煽られて一苦労。何とか無事に渡し終えた。「"オオナベ" 行くか?」と船長。「ええよ」ということで上礁。

  高場に釣り座を取る。右の "コナベ" に当たって出来るサラシと左の低場に当たってできるサラシの間の静かな所にゼロスルスルの仕掛けを入れる。3投目、じっくり沈めていくと竿先にアタリ。かなりの型で良く引く。引きを楽しんで浮かせると、45cmほどの "イスズミ"。タモをとろうとしたところで、鈎外れ。「ま、いいか」。暫くして、ゴツッとアタリ。補記は弱いが本命30cm。サラシがきついので抜き上げた。ブクブクバッカンにお入りいただく。弁当船前に同サイズを追加。トンビを警戒しながら弁当をいただき。一休みして戦闘再開。"サンノジ" 3匹、"グレ" 30cm〜35cmを3枚追加。その間に瞬殺のバラシが2回あった。早くも "尾長" が回っているのか?結構アタリがあって、楽しめた1日だった。

2014年3月15日(土)
  前日いつものように誠丸に予約電話うをいれると、「5時半出船やから早よきとってや」とのこと。その後マッチャンから電話。出船時刻が早くなったので、1時に迎えに行くことになった。0時に1190号で出撃。この時期アッチコッチで道路工事があり、イラつくが何とか1時に間に合った。マッチャンを拾って梶賀にGO!思ったより早く4時過ぎに梶賀着。駐車場で暫く仮眠。ダンナも到着して、事務所で談笑。出港した誠丸は "カガリ" に向かう。結構ウネリが残っているので、マッチャンは "東の裏" に上礁。船長に「どうする?」と聞かれて「"オベラの奥"」と答え上礁。

  この日の目的は、@エギングで "アオリイカ" を狙う。Aルアーで "ヒラスズキ" を狙う。というもの。早速ルアーをセットして、右側の磯に移動。ウネリで丁度良いサラシが出来たところを見計らってルアーを投入。アッチコッチ投入点を変えてみるがノーバイト。ルアーをチェンジして試してみたが、アキマヘン。ルアーがダメならエギングがあるさ。と奥のワンドでエギング開始。ビュンビュン投げまくるが一向にアタリ無し。本日の目標は早くも頓挫。いつものフカセ釣りに戻った。フカセも反応無しで、最後は、時期は早すぎるがズボ釣りを試してみる。これで何とか "カワハギ" と良型 "メバル" をGET。マルボウズは何とか免れたが、寂しい釣果に終わってしまった。

  この日、マッチャンもダンナも40cmクラスの "グレ" をものにしており、一人蚊帳の外。次週の3連休はダンナの命令で初日が出勤日と決まった。リベンジだ!

2014年3月8日(土)
  前日、京都では雪がチラホラ。峠道の積雪が心配な週末。夕方マッチャンから電話。「行かはりますよね。U氏も一緒でよろしく」とのこと。出船時刻が早くなってきたので、1時の待ち合わせとした。1時前に1190号はマッチャン駐車場に到着。1時をまわっても15分を過ぎてもマッチャン号は来ない。そろそろ電話しようと思った1時半。やっとご到着。「寝過ごしました」とマッチャン。荷物を載せ替え、梶賀へGO!5時前には無事到着。ダンナはこの日大阪で飲み会だそうで戦闘放棄とのこと。

  U氏はこの前と同じ "ナカドマル" を希望。好調とのことでマッチャンと2人で上がる段取りとなった。港の下りると船は結構チャプチャプしている。沖はウネリが残っているようだ。港を出た誠丸は、ドンビによってから "カガリ" 方面へ、やはりウネリは残っている。"ナカドマル" の前で「ヒジヤン、行くで」と船長。マッチャンとU氏を予定していたので大慌てでマッチャンを指差すと、「3人行って」の指示に3人で上礁。U氏船着・マッチャンは "丸石" 向かいに釣り座を取った。何処で竿を出そうかと思案していると、渡し終えた誠丸が戻ってきて「ヒジヤン、"東の裏" 行ってみるか?」とのことで再乗船。"カガリの東" の裏に上礁。

  表はウネリで竿出し不可。"オベラ" 向きに釣り座を取った。浅棚・磯際から探っていくが、ほとんど餌は齧られない。何の反応も無いまま、弁当船を向かえた。お手伝いのマッチャンから弁当を受け取り「どうや?」と聞くと「あきません」とのこと。早速弁当を開いて、一口。不意に弁当を持つ手にガシャと衝撃が。またまたトンビに天婦羅を盗られてしまった。覚えてやがれ、くそトンビ。

  その後もアタリが無く時間だけが過ぎていく。竿2本半の深棚を流していると不意にウキが消えた。思わず合わせを入れると、引きはそこそこだがコンコン首を振る。上がってきたのはヤッパシ "サンノジ"。U氏が "サンノジ" 好きと聞いているのでキープ。昼前の見回りで「潮下げたし表行ってみんしょ」と船長。「どれどれ?」と覗いてみるとかなり波が落ちている。表に移動。表も暫くは泣かず飛ばずだったが、次第に潮が良い具合に流れ出した。11時頃、ウキが消しこんだが、これはまたもや "サンノジ"。暫くして、ウキがユラリとしもってから竿先にコツンとアタリ。合わせたがすっぽ抜け。すぐに同じようなアタリでまたもやすっぽ抜け。喰いが浅いようだ。また、同じようにしもったので道糸を送り込んでから大あわせを入れると、やっと乗りました。35cmほどだが本命の "グレちゃん"。これは嬉しい。しかし、その後は何の音沙汰も無くなり終了。

  マッチャンは途中で "丸石の裏" に磯替えしたそうで、"チヌ" "ブダイ" をものにしていた。U氏は前回に続けてバラシ2発だったそうで、悔しがることしきり。"サンノジ" と "グレ" はU氏にお持ち帰りいただいた。

2014年3月1日(土)
  3月に入り、春を思わせる陽気の日が増えてきた。梅の花もポツポツ咲き出した今日この頃。梶賀の海水温も上がったり下がったり、このところ落ち着きが無い。金曜日の帰宅後、マッチャンからの電話を待っていたが、なかなか掛ってこないので、待ちきれず誠丸に予約電話を入れた。暫くしてマッチャンから電話。「明日行かはりますよね。まだ現場なんですけど」とお忙しい様子。1時半に迎えに行く約束をした。0字半に1190号で出撃。マッチャンを拾って、梶賀に向かう。モリモトに寄ると、店内に懐かしい人物発見。「タケチャン久しぶりやん」「インドネシアに出張してて、明日また行かなあかんねん」とのこと。マッチャンも交えてワイワイ。5時前に梶賀着。駐車場が空いていなかったので、港に停める。船長が船のエンジンを掛けに来たので弁当を2人分頼んだ。のんびり準備をしていると、6時前にダンナやタケチャンが下りてきた。出港した誠丸は、梶賀磯に向かう。いきなり「マッチャン・ヒジヤン行こか」と声が掛り、船は "見張り下" に着ける。ウネリが有る中タイミングを見て無事渡礁。

  マッチャンは高場から、筆者は船着から竿を出す。右からのサラシが強いが、足元にウキを止めてアタリを待つ。撒餌が効いてきて、付餌が齧られるようになってきた。最初にウキを沈めてくれたのは "サンノジ" 35cm。その後、35cmほどの "アイゴ" が寄ってしまい、入れ喰い状態。ウキ釣りでは仕掛けが落ち着かないのでズボ釣りに変更。相変わらず "アイゴ" 地獄。合間に "タカノハダイ" "カワハギ" が喰ってきた。遠投で "真鯛" 狙いのマッチャンも "アイゴ" の無差別攻撃になすすべ無し。結局2人とも10匹以上の "アイゴ" を相手にして、腕パンパンで終了。

  この日は、全体的に低調。"カガリ" 周りも40cm以下が、数匹という釣果だった。「"アイゴ" ばっかしや」とぼやくマッチャンに「昨日まで、結構 "見張り" で釣ってきよったんよ」と船長。ま、寒の時期はこんなもんやと梶賀を後にした。

2014年2月22日(土)
  2週続けての週末大雪で、釣行は断念。近畿も全域、南紀でも積雪で交通は麻痺状態。関東方面は孤立集落が発生するなど、えらいことになっていた。今週も週半ばに低気圧がくるということだったが、予想より遠くを通り過ぎて事なきを得た。やっと釣行可能となった週末、「明日、もちろん行かはりますよね?」とマッチャンから電話。いつもよりテンションが高い。「行くよ」と言うと「親父の友達のU氏も行きたい言うてはるんで」ということで3人釣行となった。12時半に待ち合わせし、マッチャン号で梶賀に向かう。大和高田を走っていると前方に小動物。猫だと思って眺めていると尻尾がでかい。狸じゃん!何で平野部のこんなここにおるねん!その後は何事も無く梶賀に着いた。

  U氏が「"ナカドマル" に上がりたい」とのことなので、「一緒に行くわ」とマッチャンに言うと船長と交渉してOK。出港して誠丸は、"ドンビ" に向かう。K弟氏を "ドンビのハナレ" に上げて、"真ん中" にも下ろした後、"カガリ" 方向に全速力。"ナカドマル" に2人で上礁。船着にU氏、筆者は "丸石" 向かいに釣り座を取った。暫くは、付餌は齧られもしなかった。時間がたつと多少の餌盗りも集まったとみえて、齧られはするがいっこうにアタリは出ない。やっと出たアタリは、"ベラ"。その後、"ウツボ" らしき引きでチモトプッツンが2発で終了。U氏は "ガシラ" を2匹釣っており、終了間際に手前の根に突っ込まれたバラシがあったとのこと。

  マル秘磯のダンナは相変わらず絶好調。45cmを頭に "グレ" を10匹ほど。おまけに "チヌ" まで釣っていた。K弟氏は "真鯛" 51cmに "グレ" 40cmまでを4匹釣っていたが。終了間際に、55cmはありそうな "大グレ" を海面まで浮かしてタモ網が届かずバラシたそうな。残念。マッチャンもマルボウズとのことで、ぼやきながら帰路に着いた3人だった。

2014年2月1日(土)
  先週の丸坊主にも懲りず、今週も出撃。誠丸に予約電話を入れると、「トンネル工事なー、1月いっぱいや言うとったんが、3月まで延長になったわ」と船長。マッチャンから同行の電話も入り、天気も道も問題なさそうなので1190号で梶賀に向かう。予報通り雪も無く4時過ぎに梶賀着。暫し仮眠。ふと目を覚ますと車の横にダンナ。挨拶をして冗談を二言三言交わす。事務所に移動し船長と談笑。ダンナは、今週もマル秘磯。マッチャンはお勉強中の "南" へ。筆者は "東" に上礁。

  一緒に上がったX氏が船付、筆者はワレで竿を出すことにした。ウネリが残っているためいつもより数歩下がって仕掛けを投入。で、打ち返せど打ち返せど・・・毎週同じフレーズ。付餌もなかなか盗られない。突然の竿先を引っ手繰るアタリに「おっしゃ」と喜んだが、姿を見せたのは "ボラ"。それも80cmほどの大型で、なかなか寄ってこない。ようやく弱ったがタモからはみ出るサイズに「どうしよ?」と思ったところで鈎外れ。「ま、良いか」

  弁当船の後、船着に移動。"オベラ" 向きに釣り座を取った。ここでも打ち返せど・・・。眠気と戦いながら、打ち返していると、ゴンッ!竿先に強烈なアタリ。反射的に合わせを入れたがすでに魚の手ごたえは無くなっていた。仕掛けを巻き戻すと道糸がヒラヒラ。高切れで、お気に入りのウキも無くなっていた。ショック!その後、"ウツボ" らしき引きの魚が掛ったがチモト切れ。マルボウズで本日終了。

  X氏も「あきません」の一言。マッチャンは、40cmと35cmを上げていた。この日の竿頭はダンナ。45cmを頭に4枚の釣果。一人さびしく蚊帳の外。うーん、悔しい!

2014年1月25日(土)
  今週末は、少し暖かくなるという予報。ちょっと心配なのは、波が1.5→2.5mということ。何時から多角鳴ってくるかが問題だ。ともあれ、今週もマッチャンと同行釣行。雪の心配も無さそうなので、1190号で梶賀に向かう。途中狸に会うこともなく4時過ぎに梶賀着。出船まで時間があるので仮眠所の布団にもぐりこんだ。1時間ほどで起き出し、事務所へ。ダンナたちと談笑。船長は、「何時荒れてくるかのう」と心配顔。ダンナは船長に得意のマル秘磯を希望。マッチャンは "南"、筆者は一応 "丸石の裏" を打診してみた。出港した誠丸は "カガリ" を目指し、マッチャンは希望通り "南" に上礁。「"丸石の裏" でええの?」と聞くので「"オベラの波被り" 行ける?」と聞くと「波高くなるし、"丸石" にしたら」とのことで、"丸石の裏" に上礁。

  この磯、ハッキリ言って相性は良くはない。これまで、10回以上上がっているが "チヌ" と "蛸" しか釣ったことがない。しかしこの磯、OZ師匠が寒の時期得意としていて、しばしば大型を釣っている場所である。苦手磯を克服するべく気合を入れて仕掛けを打ち返す。付餌は、残ったりボロボロにされていたりと、餌盗りはいるようだがアタリは出ない。打ち返せど、打ち返せど・・・。中略。1回のアタリも無いまま丸坊主でタイムアップ。

  この日、一番釣っていたのは何とダンナ。40cmまでの "グレ" を6枚に "チヌ" 48cm。マル秘磯恐るべし。マッチャンは40cmまでを2枚釣っていた。うーーん、こんな日もあるさ。

2014年1月18日(土)
  先週の帰路、「来週はどうするん?」とマッチャンに聞くと、「来週は仕事で無理みたいです」とのこと。今週は単独釣行のつもりでいたが、前日夕方に電話があった。「仕事無くなったんでご一緒します」ちゅうことで、先週と同じで0時半に集合となった。1190号で羽曳野へ、そこでマッチャン号に乗り換え、梶賀へGO!今週も、雪や凍結は無くすんなり峠を越え、トンネル工事の現場で20分ほど待つこととなった。4時過ぎに梶賀着。先着の車は4台。あと1台入るのだが、少し狭いので、港の駐車スペースに停めて仮眠。5時過ぎに起き出し、事務所へ。ダンナたちと談笑するがマッチャンは顔を出さない。着替えをしに港に下りるとマッチャンは車でスヤスヤ。出港した誠丸はいつもの通り "カガリ" へ。"東" でお声が掛り上礁。

  思ったよりウネリが強く、船着は時折波が洗う状況。マッチャンが高場に、筆者は裏のテラスに降りて実釣開始。開始早々、マッチャンが魚を掛けた。上がってきたのは "ガシラ"。直後、筆者にもアタリ。"グレ" とは違う。「何じゃいな?」と思っていると上がってきたのは、季節外れの "イサキ" 35cm。迷わずキープ。その後あたりは遠のき、むなしく打ち返すばかり。マッチャンは小さいながら "グレ" や "ボラ" を釣っていた。あまりにアタリが無いので、"南" のダンナのところに遊びに行って戻ってくると、マッチャンのキーパーバッカンに "グレ" が追加されていた。「今、釣れたとこですわ」とのこと。地合いかと釣り座に戻って竿を振るがやはりアタリはない。昼を回ってやっとアタリがあったが、重いだけであまり引かない。「これはもしかして」と思っているとピンポーン "ウツボ" だった。その後アタリ無しで終了。竿を畳んで、帰り支度をしていると「ビュッ!」と合わせを入れる音。船付を見るとマッチャンがファイト中。結構竿が曲がっている。なんと、ピンク色が眩しい "真鯛ちゃん"。「やりましたワ。赤い魚釣りました」とマッチャンは恍惚の表情。お見事でした!

  マッチャンの "真鯛" は51cm丁度食べ頃。この日は、"西" が好調だったようで40オーバーが数引き出ていた。ダンナと不調を慰めあって「ほなまた」と梶賀を後にした。

2014年1月11日(土)
  成人の日を含む3連休。マッチャンと打ち合わせて、土曜日に出撃。年を越しても続いているトンネル工事に合わせて、12時半に待ち合わせ。11時半に1190号で出撃。羽曳野でマッチャン号に乗り換え梶賀へGO!峠越えは雪も無くすんなり通過。工事中のトンネルには、開通10分前についてしまった。モリモトで予約していた撒餌を受け取り、4時半には梶賀着。この日も先着車は4台。事務所横に駐車して、仮眠していると、車窓に人影が・・・。ダンナでした。年が明けて初めてなので年始のご挨拶。暫くくるまで待っていると事務所が開いたので、船長と談笑。久々のOZ師匠の顔も見える。出船前に「どうする?2人で "南" 行くか?」と船長。このところ "南" 攻略に燃えているマッチャンと「お願いします」と回答。ダンナは迷った末に "西" を選んだ。

  出船して他渡船の動向を眺めていると、全て梶賀磯に向かって全速力。そこで、日ごろなかなか行けない "オベラの波被り" を船長にリクエスト。"カガリ" に渡し終えた後 "波被り" に上礁。スルスル仕掛けをセットし手前から探っていく。5投ほどしたところでアタリ。本命を思わせる引きだったが、上がってきたのは "タカノハダイ" 35cmでガックリ。「潮が悪いんちゃうやろか」と思ったが、すぐに30cmほどの "グレ" が喰ってきて一安心。その後はポツリポツリと35cmまでの "グレ" が喰ってくるが、なかなかサイズアップしない。ガツン!とあたったと思えば "ボラ" だったり。タイムアップ直前のアタリは小さいながら綺麗な "真鯛"。"グレ" 5匹、"真鯛" 1匹の釣果に終わった。

  この日は、大型は見られず、40cmまでを数匹というのが平均的釣果。マッチャンはボウズ。「これから大型が出るで」と船長。「ほなまた」と梶賀を後にした。

2014年1月2日(木)
  釣納めでの約束通り、2014年の初釣りは2日の出撃となった。お屠蘇気分の抜けない元日の夕方、マッチャンから電話。「おめでとうございます。予定通りで良いですね」「OK」ということで、HI氏が迎えに来る12時を待つ。待ち合わせ場所で拾ってもらい、新年のご挨拶。羽曳野でマッチャンとご挨拶。この日は暖かく雪の心配が無さそうなので、HI号で梶賀に向かう。さすがに元旦の夜から峠越えをする粋人は少なく、すれ違う車もまばら。コンビニでお神酒用のお酒を買い、モリモトで新年の挨拶をして餌を受け取り、5時前に梶賀着。先着の車は4台。正月2日とあって釣り人も少ない。事務所横の駐車場に停めて、仮眠。事務所が開いて、船長に新年のご挨拶。毎年恒例の乗船名簿に住所を書いて、暫し談笑の後港に下りる。出港を待っていると「何処行く?」と船長。マッチャンは「"南" に行きたいっすわ」「ほんじゃHI氏と "東" 行くわ」と告げ、磯決定。"カガリの東" に上礁。

  まずはお神酒を撒いて「今年も安全に釣りが出来ますように」(決して豊漁ではない)と祈る。HI氏が船着きに釣り座をとり、筆者はワレのポイントから竿を出すことにした。仕掛けは全層を探るゼロスルスル仕掛け。何度も打ち返したが反応なし。裏のテラスに移動。"オベラ" 向きに竿を出す。仕掛けはそのままでゆっくり深棚まで落としていると、ゴツッとアタリ。今年の初物は30cmの "グレ" だった。当て潮となってきたので、再度表に移動。饅頭岩から竿を出す。しかし、喰いません。全く喰わん!昼を過ぎてほとんど諦めの境地。船着の岩に腰掛けてのずぼら釣り。風裏の上にお日様ポカポカで腰掛けたままウツラウツラしていると、手元まで来るアタリ。半分寝ぼけたまま竿を立てたが、すぐに根に持ち込まれてラインブレーク。数少ないアタリを釣果に結びつけることが出来なかった。バカバカ!時刻は1時20分を回って、後30分足らずで店仕舞い。同じところに仕掛けを入れ沈めていく。すると、竿先が引き込まれた。小気味良い引きを楽しみ、浮かせた魚は、何と "尾長グレ" 36cm。嬉!続いてアタリがあり、37cmの "口太グレ" がきたところでタイムアウト。

  この日は全体に "コッパグレ" の数釣りという印象。マッチャンは35cmまでを8匹釣っていた。帰り際、船長が「初釣りやし、(グレの)顔見られて良かったわ」と言った後「来週からは大会(尾鷲釣り大会)やから、バラさんように4号ハリスやで」とハッパをかけられた。釣果の無い人もいたが、3人ワイワイと楽しい初釣りとなった。

正月吉例の一句

太平の 眠りを覚ます "グレ" の引き 緊張足らずと 年の初めに

お粗末!


戻る