Last update March 18, 2021

キーワードで探す英語の格言――「機会」



 All is fish that comes to his net.
網にかかればみな魚。手元にあるものや使えるものは何でも活用するというたとえ。

 Better be the head of a dog than the tail of a lion.
ライオンの尻尾よりは犬の頭になれ。大きな(重要な)集団の従属者になるよりは、小さな(重要性の低い)集団のリーダーになったほうがいい。→ 鶏口となるも牛後となるなかれ

 Every dog has its day.
どんな犬にも良い時代がある。どんな人間にも良いときがある、成功が訪れる。

 Every man is the architect of his own fortune.
自分の運は自分で設計せよ。自分の決断と行動が自分の人生を決めるということ。

 Finders keepers, losers weepers.
見つけた人はもらう人、負けた人は泣く人。見つけた者にそれを所有する権利があるという意味で、わらべ歌から引用された表現。





 First come, first served.
一番乗りが一番取り。提供できる数量などが限られているときに、早く来た人から順番にもらえるということ。あるいは、最初に来た人がいちばん良いものを選べる。→ 早い者勝ち

 Forewarned is forearmed.
事前警告は事前武装。前もってわかっていれば、それに対してあらかじめ準備をすることができる。→ 転ばぬ先の杖

 Fortune favors the brave.
運命は勇者に味方する。勇気ある行動は運を招く。思いきって計画を行動に移したときに幸運がめぐってくる。

 He who hesitates is lost.
ためらうものは負ける。即断即決できない者はチャンスを逃し、結局は勝負に負けるということ。

 Hoist your sail when the wind is fair.
風向きの良いうちに帆を揚げよ。物事をはじめるには最適の時期があるから、それを無駄にするな。→ 鉄は熱いうちに打て

 Look before you leap.
飛ぶ前に先を見よ。何かを行動に移す前に、その結果について注意深く考えろということ。→ 転ばぬ先の杖

 Make hay while the sun shines.
干し草は陽のあるうちに作れ。物事はその条件が最も整っているときに行え。好機を逃がすな。→ 鉄は熱いうちに打て

 A mill cannot grind with water that is past.
流れ去った水で製粉はできない。チャンスがやってきたときにつかまなければ意味がないし、チャンスが去ったあとで、それを逃したと後悔しても意味がない。

 As one door closes, another one opens.
1つのドアが閉じても別のドアが開く。失敗しても次の機会が訪れる。

 Opportunity knocks but once.
チャンスは一度しか来ない。大きな機会は一度しか訪れない。それを逃せば永遠にチャンスはめぐってこない。

 If the shoe fits, wear it. / If the cap fits, wear it.
靴が合うなら履け。それが自分に適応するのなら受け入れろということで、「その条件が自分に合うなら引き受けろ」といった肯定的な意味と、「その批判が自分に該当していると思うのなら受け止めよ」といった否定的な意味で使われる。

 Strike while the iron is hot.
鉄は熱いうちに打て。物事を行うには、そのための条件がそろっているときに行え。好機を逃すな。→ 鉄は熱いうちに打て

 There are plenty more fish in the sea. / There are other (good) fish in the sea
海にはまだ沢山の魚がいる。世の中にはまだ多くの良い人々やチャンス、可能性があるということで、不運にみまわれたり、何かに失敗した場合などに使う。

 Time and tide wait for no one.
時間と潮時は待ってくれない。人生におけるチャンスはぐずぐずしている間にとおり過ぎてしまうという戒め。→ 歳月人を待たず