Last update March 19, 2021

キーワードで探す英語の格言――「本質」



 A leopard cannot change his spots.
豹の模様は変わらない。いくら取りつくろっても、人間の性質は変わらないものである。

 A rose by any other name (would smell as sweet).
名前が違っても薔薇は薔薇。バラはバラと呼ばれなくても香しく匂うということで、名前や呼び名に関係なく本質が大切である。シェイクスピア (Shakespeare) の「ロミオとジュリエット」(Romeo and Juliet) から。





 All that glitters is not gold.
光るものが金とは限らない。光っているからといって「金」ではない、つまり、外見が美しいからといって中身が価値のあるものだとは限らないという戒め。

 Beauty is only skin-deep.
美しさとは皮一枚。どんなに美しい人間であっても、外見は皮一枚のことであり、中身(性格)が美しいとは限らない。また、外見的な美しさは永遠に続くものではない。

 Beauty is in the eye of the beholder.
美は見る者の目の中にある。何が美しいと感じるかという美の基準は人によって異なるということ。→ 蓼食う虫も好き好き

 Don't judge a book by its cover.
表紙で本の中身はわからない。人は外見ではわからないものだから、外見で中身を判断してはいけない。→ 人は見かけによらない

 Empty vessels make the most sound.
空っぽの器ほどうるさい。中身のない容器ほど音をたてることから、知識のない人間ほどうるさい。

 The proof of the pudding is in the eating.
食べなきゃ味はわからない。プディングの味は食べてみなければわからないということで、物事の本質を知るには、それを実際に経験してみなければわからない、あるいは、最終的な結果が出ないとわからないということ。→ 論より証拠

 You cannot make a silk purse out of a sow's ear.
豚の耳で絹の財布は作れない。質の悪い材料を使って、価値のある美しい品物は作れない。人を変えようと思っても、その人の本質以上のものにはなれない(変えることはできない)。