鵜来島遠征 2013
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第二日目


  この日は、水島周りが当番。昨日 "尾長グレ" の乱舞で名高い "水島2番" を予約していた。3時に起きだし顔を洗って朝食を待つ。3時40分朝食。昨日の "アカハタ" が味噌汁に入っており美味。4時過ぎに宿を後にした。同宿の底物師X氏を交えてワイワイ言いながら船を待つ。5時前に到着した船に乗り込むと「"2番" の "東の鼻" で釣ってください」と船長。10分ほどで "水島群礁" 着。"マルサゲ" "ツブラバエ" に着けた後、"2番" で上礁。"東のハナ" に荷物を移動して、戦闘開始。低い岩場に釣座を取った。マッチャンは船着との間で竿を出している。"尾長" に期待して仕掛を打ち返すが、"尾長" どころか付餌はそのまま、魚気が全く無い。"チョボ" や "船着" でも竿の曲がりは見られない。それでも「何か来るでしょ」と頑張っていると、やっとアタリ。上がってきたのは "口太グレ" 40cm。でも、これっきり。"船着" で竿が曲がったと思ったら "イスズミ"。"チョボ" の釣り人はお昼寝。最後までアタリの無かったマッチャンは憤懣やるかたない。「沖磯はこれだから・・・」とブツブツ。タイムアップで鵜来島に帰る。

  底物師X氏にはお仲間が2人到着しており、明日の餌を準備しながら「"マルサゲ" で波被ってずぶ濡れだー!」と叫んでいた。欲求不満のマッチャンは港のテトラでリベンジマッチ。"イソスズメダイ" (オヤビッチャ)を2匹釣って「やっとアタリがとれた」と溜飲を下げていた。宿に帰って夕食時、底物師X氏とお仲間2人を交えて談笑。この日 "マルサゲ”では低場の釣師2人が流されたそうな。直ぐに飛んできた船に無事救出され、無事だったとのこと。ヨタ波は恐ろしい。この日も7時に就寝。




第三日目


  3日目は姫島周り。"4人バエ" を希望するとすんなりOK。ここは、4年前にマッチャンが大釣した縁起の良い磯。沖に向かってマッチャンが左、筆者は右で竿を出す。3投目でアタリ。下品な引きで魚影が白っぽい「"イスズミ" みたいやワ」と言ったところで鉤外れ。暫くして、本命("尾長" ではない)30cm。続けて35cm。マッチャンも同サイズを3枚釣ったところで "グレ”の喰いが止まってしまった。たまにアタルが "イスズミ" ばかり。マッチャンは、裏の水道ポイントに移動。筆者は磯の真ん中に陣取ってクーラーBOXに腰掛ての大名釣。ラクチンラクチン。"キビナゴ" を追いかける "ヤガラ" や、"海亀" を眺めながらノンビリ竿を出していると、2mほどもある "サメ" までウロウロ。こうなると釣れる気はしない。しかし、集中が切れた時に限って大物のアタリがあるのは良くあること。この日も、余所見をしていて、ウキに視線を戻すと?無い?。何処?と聞き合わせを入れるとグングンと大物らしき引き。なかなか底を切れないので、強引に竿を立てたところでプッツン。根擦れだった。多分 "ウツボ" でしょ・・・。なんて慰めるが実は本命らしき引きだった。アーア。マッチャンは、裏で正体不明の怪魚にブチブチ5連発だったそうな。"ニセカンランハギ" をやっと釣って「バラシの正体はこれだ」と見せてくれたが、本当は "尾長" だったりして。この日の釣果は、マッチャン:30〜35cm "口太グレ" 3匹。ヒジヤン:32・35cm "口太グレ" 2匹。でタイムアップ。

  釣果は、とても満足できるものではなかったがそれなりに楽しかった3日間が終わり、宿毛港に戻る。底物師ご一行に別れを告げ、宿毛を後にした。帰りは景色を眺めながらノンビリドライブ。途中、いつもの温泉に寄りリフレッシュ。PAで仮眠を摂ったり、お土産を買ったりで高槻の自宅に帰りついたのは0時を回っていた。マッチャンは高槻から自宅まであと一時間。お疲れさん。



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