鵜来島遠征 2013

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2013年4月30(火)〜5月2日(木)

プロローグ

  昨年のGWの鵜来島釣行は釣果は今一だったが客が少なく、激バラシも多かったので今年も決行することとなった。29日の9時出撃に備えて、道具をセレクト。昨年は "ヒラマサ" にブチブチバラされたので古い3号竿を用意。3日分のオキアミボイルはマッチャンが地元で購入してくれるそうな。待ち合わせ時刻に少し遅れてマッチャン号到着。荷物を積み込んみ期待に胸を膨らませたオッサン2人は鵜来島へGO!予定の3日間は、初日が小雨後曇りの予報。四国山地を通過中に雨がパラパラ降って心配したが、宿毛に着いた頃には上がっていた。コンビニで朝食と飲み物を仕入れて、港に向かう。今回もお世話になる家中渡船の駐車場はガラガラ。仕度をして船に乗り込んで出港を待つ。



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第一日目


  5時前、他渡船がエンジンを始動し始め、少し遅れて家中渡船も始動。座席前方の仮眠スペースで横になって、目をつぶる。港内はユルユルと走り出すが、港を出スト全速力。ウトウトはするのだが、時折ドンと突き上げがあり熟睡は出来ない。約40分で鵜来島に到着。この日の磯割りは "マルサゲ" 周り。マッチャンとは "西の鼻" 辺りが狙い目と話していたが、南西の風が強く、港周りの磯になる。風裏の "タテバエ" に上礁。足場が悪く荷物の置き場所も無い。左の沖向きにマッチャン、右に筆者が釣り座を取る。チャラン棒に全ての荷物を引っ掛けた状態で、竿をセット。「タモは1本でいいですね」とマッチャン。撒餌を撒いて第1投。潮は右から左にゆっくり動いている。2投目仕掛けが馴染んだところでウキがユルユル沈んでいった。合わせを入れると結構な重量感。やり取りを楽しみながら浮かせると良型の "グレ"。「タモ入れて」と言うと「まだセットしてません」とマッチャン。「早よ作ってや」とあせりながら待つ。2回ほど締め込みを堪えてやっとこさタモが到着。掬い上げたのは48cmの "口太グレ" だった。チャラン棒に引っ掛けたクーラーBOXに魚を落とさずに入れるのに一苦労。マッチャンも35cmほどの "グレ" をキャッチ。その後は魚の食い気が落ちたのかアタリが出ない。遠投していたマッチャンに青物らしきあたりがあったが高切れでバラシ。「止まりません」とのこと。

  8時を回った頃から、風向きが変わり強風が回りこんできた。我慢して釣り続けていると弁当船がやってきた。他の客も全員乗っていて何処も釣りにならなくなったようだ。船に乗り込み、風裏の磯を目指す。湾内の "ドンタク”近辺に降ろし終えて、船内に残っているのは我々2人。湾内を出て、"2番" に上礁。ここも足場はあまり良くない。ただ、風がまともに当たる側は広いスペースがあるので荷物の置き場所には不自由しない。ここでは "サンノジ" "イスズミ" が竿を曲げるが、"グレ" の気配は無し。終了前にズボ釣を試みたが、やはり "サンノジ" "カワハギ" 2匹で初日終了。

  今年から島泊まりが復活となり、島の港で下船。船長に釣果を見せて、ブログに乗せるとのことで写真を撮ってもらった。宿のおかみさんが出迎えてくれ、マッチャンの釣った "グレ" と "アカハタ" "カワハギ”を食材に提供。マッチャンは釣り足りないと、港でエギング。アオリイカは不発だった。宿に入ってお風呂でサッパリ。夕食には今日釣った "グレ" が刺身でい食卓に乗ってきた。ねっとりと甘味があり美味。7時には寝床に入り明日に備えた。





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