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Last update April 7, 2020

英文キャッチ集


「ヘッドライン」、「キャッチコピー」などと呼ばれる広告のキャッチフレーズは、内容に興味を持ってもらえるか、後に続く文章を読んでもらえるかの決め手となるため、非常に大切な要素です。それだけに、有名なコピーライターともなるとキャッチ一本数十万円というほどの価値があります。もちろん、この「キャッチ一本」は文字通り一本しか考えないということではありません。それこそ無数の案を出し、その中から選ばれた一本なのです。一本のキャッチにつき、いろんな方向から最低でも10案程度考えられなければプロは務まりません。

ともあれ、単語の組み合わせ、それによって作られるアルファベットの視覚的効果、読んだときの音、リズム。そして、そこに含まれる深いコンセプト。キャッチフレーズはいろんな要素が詰まった小さな宇宙です。


Drink as much as you want. It grows on trees.
(Sunhope)

フルーツジュースの広告ですが、この文字のタイポグラフィーもフルーツのドットで構成されています。「木になってますので、好きなだけお飲みください」という意味のキャッチと合わせてみずみずしい美味しさやさわやかさを感じさせます。→ 広告を見る


only the ball should bounce
(Berlei)

オーストラリアの女性用下着企業 Berlei の屋外広告(ビルボード)のキャッチです。商品はブラなのですが、「揺れるのはボールだけにして」といった意味でなかなかおもしろいです。→ 広告を見る


only the ball should bounce
(Berlei)

オーストラリアの女性用下着企業 Berlei の屋外広告(ビルボード)のキャッチです。商品はブラなのですが、「揺れるのはボールだけにして」といった意味でなかなかおもしろいです。→ 広告を見る


THE SNEAKER MAKES THE MAN
(Nike)

これはけっこう話題になった Nike のスニーカーの雑誌広告のキャッチです。 clothes make the man「服装で人物がわかる」あるいはその反対の clothes don't make the man「人は見た目ではわからない」という英語のフレーズをパロっていますね。→ 広告を見る


Thirsty?
Save water, save Earth, save lives.

(Creative-advertising-idea)

「水を節約しよう」というメッセージの広告ですが、Thirsty? と問いかけたうえで、受けのフレーズで Save を3つ続けています。最初の Save は「節約」の意味で、後の save は「救う」という意味になります。→ 広告を見る


Luxury Escapes.
Escape to a world irresistible by InterContinental.

(InterContinental)

escape は名詞で「逃避」。つまり、「ぜいたくな逃避」というわけです。irresistible はたまらないほど魅力的なといったニュアンス。こんな世界に逃げ込んでみたいという気持ちを起こさせます。


Think New Shapes.
(Rado - watch)

ビジュアルには円形のピアノが置かれ、時計の新しい形という想像力を刺激します。


The children of today, the promise of tomorrow.
(Cannon)

todaytomorrow、そして、childrenpromise の対比が効果的です。


The world in the palm of your hand.
(Time - magazine)

手の平サイズのモバイル機器などでもニュースが見れるという点を訴求。



Breguet, passion for timeless femininity.
(Breguet - watch)

女性らしさを表現した時計の広告。エレガントな感じのするキャッチです。


Here, first class doesn't end when you land. It begins when you arrive.
(Thailand Elite)

飛行機のファーストクラスと対比させて、到着してから始まるという表現アイデアが効果的。


Your comfort is our mission.
(JAL)

アイデア的にはよく見かけそうなパターンですが、快適さにポイントを絞っており、わかりやすさがあります。


Why choose between career and kids?
Why not have both?

(SOURCE: Acer Advertisement)

少し古いものですが、パソコンの広告で、パソコンを活用して自宅でも仕事が出来るという点をアピールしています。