現在地→ | 英語雑貨屋トップ | 英語用語集 | 英語独学室 | 英語資料室/英語の歴史―単語たちの共存 | 英語なんてタコ |

             

Last update May 29, 2019

単語たちの共存 (1)

フランス語からの借入

ノルマン人の征服によりフランス語が王侯貴族の言語となり、多くのフランス語の語彙が英語に入ってくることになります。その数は1万語以上にもおよび、そのうちの4分の3が現代英語でも使われています。

では、その傾向について詳しくみていくことにしましょう。

フランス語彙の英語への借入の傾向をまとめてみると、以下のようになります。

特定の接尾辞で終わる単語

-age-ance/-ence-ant/-ent-ment-ity-tion の語尾を持つ単語が多く借入されています。

特定の接頭辞で始まる単語

-agecon-de-ex-trans-pre- で始まる単語が多く借入されました。

さまざまな分野での借用

王侯貴族に関連する語彙の他、行政に関連する語彙、宗教関連に関連する語彙、法律に関連する語彙、戦争・戦闘に関連する語彙、装飾・服飾に関連する語彙、食文化に関連する語彙、芸術・学問に関連する語彙など、さまざまな分野での語彙の借用がみられます。

フランス語からの借入語例 (1)

では、実際に、フランス語から英語に借用された語彙例をみてみましょう。

王侯貴族関連

baron (男爵)| castle (城)| count (伯爵)| crown (王冠)| duke (公爵)| heraldry (紋章)| majesty (威厳)| manor (荘園、領地)| noble (高貴な)| prince (王子)| realm (王国)| royal (国王・王室の)| sir (卿、サー)| sovereign (君主)| squire (郷士)| tyrant (暴君)| vassal (臣下)| viscount (子爵)|

行政関連

authority (権威)| chancellor (大法官、首相)| city (都市)| coroner (検死官)| council (評議会)| court (裁判所)| exchequer (公庫、資金)| government (政府)| governor (知事、総督)| liberty (自由)| majesty (威厳)| mayor (市長)| minister (大臣)| obedience (従順)| parliament (国会)| peasant (農民)| revenue (収入)| serf (農奴)| servant (使用人)| tax (税)| treasurer (宝物保管係、会計)| treaty (条約)|

宗教関連

abbey (修道院)| baptism (洗礼)| cardinal (枢機卿)| cathedral (大聖堂)| chant (聖歌)| charity (慈善)| clergy (聖職者)| communion (聖体拝領)| confess (告白する)| convent (修道院)| creator (創造主)| crucifix (十字架)| friar (修道士)| heresy (異端)| immortality (不死)| mercy (慈悲)| miracle (奇跡)| novice (初心者)| ordain (叙階する)| pity (哀れみ)| prayer (祈り)| religion (宗教)| saint (聖人)| salvation (救済)| sermon (説教)| solemn (厳粛な)| trinity (三位一体)| vicar (教皇代理)| virgin (処女、おとめ)| virtue (美徳)|