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古英語期 (Old English) |
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| 古英語期
(450〜1100) |
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イングランドを侵略したアングロ・サクソン人が七王国 (Heptarchy) を打ち立て、彼らが話していた言語をもとに英語の基礎が形成されます。こうして、英語の起源が出来た頃から1100年くらいまでを「古英語 (Old English) 期」と呼んでいます。 8世紀になると、今度はヴァイキング (Vikings) であるデーン人 (Danes) が侵略してきます。デーン人はゲルマン民族の一派ですが、現在のデンマーク、ノルウェー、スウェーデンから来た北欧人で、英国各地で侵略、略奪、破壊を繰り返しました。このデーン人がもたらしたのが古ノルド語 (Old Norse) と言われる言語です。 こうして侵略民のデーン人と先住民のサクソン人との戦いが続きますが、878年になるとサクソンのウェセックス (Wessex) 王アルフレッド (Alfred the Great) が勝利をおさめます。アルフレッド王は、デーン人との間に、ロンドンとチェスターを結ぶ線の東側をデーン人の領土として認めるウエドモー条約 (Treaty of Wedmore) を結び、デーン人がこれ以上侵入することを防ぎました。これらの地域はデーン人の法律にしばられることからデーン・ロー (the Danelaw) と呼ばれました。 しかし、980年になると再び侵入が始まり、デーン人が度重なる勝利をおさめ、1016年デーン人クヌート王 (Canute the Great) がイングランド王を兼ね、当地における支配を揺るぎないものにしました。しかし、平穏な時代は続きませんでした。 クヌートの結婚相手であるエマ (Emma of Normandy) は、イングランド王エゼルレッド2世 (Ethelred the Unready) の未亡人でした。1042年にエマとエゼルレッド2世との間の息子エドワード証聖王 (St. Edward the Confessor) が即位しますが、1066年に死亡。この後の後継者問題に端を発して、ノルマン人の征服 (the Norman Conquest) が起こります。 これにより、ノルマンディー公 (Duke of Normandy) ウィリアム (William the Conqueror) が、イングランド王ウィリアム1世 (William I of England) として即位しました。 ラテン語の影響ローマ経由でキリスト教が伝わったことにより、この次期には同時に多くのラテン語がもたらされ、古英語の中に借入されました。教会に関するものをはじめとして、日常的な言葉や生物に関する用語など、その多くが近代英語にも残っています。 |
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古ノルド語の影響 |
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デーン人の居住期間が比較的長かったため、かなりのノルド語の語彙が入って来ています。とくに地名にその名残りが多く見られます。たとえば、 Derby、
Rugby のように、
語尾が「農場」「町」といった意味の -by で終わる地名が600個所以上もあるほか、
「村」を意味する -thorp で終わる Althorp や
Linthorpe
といった地名も数多くみられます。また人名にも影響が見られます。
ラストネームに Johnson、
Davidsonなどがありますが、
この -son は「息子」という意味です。つまり、David の息子が
Davidson というわけです。 その他にも、日常語の多くが古ノルド語を源としています。人称代名詞なども英語固有の言葉と置き換わってしまった they, them, their や Be 動詞 Are などがあげられます。 |
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