単なる「点」や「マル」のたぐいだと思っていたら、結構深い句読点。コンマのあるなしでニュアンスも違う。そう、句読点にもちゃんとメッセージがあるのです。わかっているようでわからない英語の句読点を解明。 |
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Hyphen ‐ ハイフン |
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ハイフンの役割
ダッシュよりはよく知られている記号かもしれませんが、なかには、ダッシュと同じだと理解している人もいたりで、やっぱりあいまいになってしまうハイフン。ダッシュが文章の間を区切るのに対して、ハイフンは単語を区切ったり、つなげたりする役割があります。その昔、まだタイプセット(印刷物として文字を並べること)にコンピュータが使われなかった時代には、1行の文字数を一定にするため、単語を途中で切って次の行に送るという作業が必要でした。それも、最初から3文字で切りますなど、適当に切っておけばいいというのではなく、きちんと音節の切れ目で切らなければならないという決まりがありますので、単語を切るだけで辞書を片手に奮闘した経験があります。そんなときに、単語の切れ目を表す記号として使われたのがハイフンでした。 ハイフンのルール 以下、ハイフンを使うルールについて見てみましょう。 では、詳しく見ていくことにしましょう。 1. 1つの単語を分割する。 戻る上の「役割」の説明でも述べましたが、改行する箇所が単語に差し掛かった場合、単語を音節の切れ目で切って、次の行に送るときにハイフンを使います(辞書に音節が明記されています)。もっとも、最近では、コンピュータが行の幅に合わせて、文字や単語の間のスペースを自動的に調整してくれますので、実際に単語を分割する必要はあまりないかもしれません。また、ハイフンの前後に半角スペースは入れません。
2. 2つ以上の単語をつないで合成語を作る。 戻る2つ以上の単語を結合して出来た言葉はハイフンをつけます。広く認知されている合成語もありますが、英語では、文章を書く人が、ユニークな表現をするために、独自で作ってしまうこともよくあります。いずれにしろ、合成語を作る場合には、ハイフンで結ぶのが基本です。ハイフンの前後に半角スペースは入れません。
3. 2つ以上の単語が後の名詞を修飾するとき。 戻る2つ以上の名詞・形容詞の組み合わせが、後に来る名詞を修飾する場合、最初の名詞・形容詞の間にハイフンを入れ、名詞との係り具合を明確にします。また、次の一番下の例文のように、名詞の前の修飾部分が and などで分割される場合は、その数の分だけハイフォンを入れます。このとき、修飾される名詞につくハイフンの前後には半角スペースは入れませんが、その前に来る単語については、ハイフンの後には、単語間のスペースである半角スペースはそのまま残します。 ハイフンがいくつも続くと、見た目にもうるさくなるので、つい、ハイフンを削除してスッキリさせたくなりますが、テクニカルライティングなどの場合はとくに正確さが要求されます。ハイフンを入れておくのが正解です。ただし、修飾部分の最初の単語が副詞や比較形容詞などの場合は必要ありません。
4. 誤解を防ぐため、接頭辞の後に入れる。 戻るreeducation (re + education)、deemphasize (de + emphasize) など、接頭辞のついた単語の場合、一見して、単語を認識しにくくなります。こういう場合に、接頭辞の後に挿入して視覚的認識度を高めるとともに、読んだりする場合の発音ミスを防ぐことにもなります。ただし、傾向として、coworker、coordinate など co- という接頭辞にはハイフォンを入れないというのが一般的のようです。
5. 分数を表現する場合。 戻る全体の5分の1など、分数を表す場合、数字の間にハイフォンを入れます。
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