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みなさん、こんにちは。とうとう政権が交代しましたよ〜。それにしても、すごかったですね、民○党さんの圧勝。みなさんはどの党に投票されましたか?私はですね、なにを隠そう、ここだけの話、○○党さんに清き一票を入れたんですよ、え、○○じゃわからない?まま、ここはまあ、そういうことで、私も国民の一人として、新しい政治を期待してますよ〜。日本もね、アメリカやイギリスみたいに二大政党になって欲しいもんです。連立とかじゃなくてね、きちんと自分たちだけでもやっていけるようにねえ。 さて、今回の質問は If と Whether の違いということで、お便りを紹介してみましょう。昔は「お便り」というと、手紙か電報しかなかったんですけど、最近ではメールのおかげでずいぶん便利になりましたよ〜。ま、メールと言っても英語じゃ mail なので「郵便」と同じ単語なんですけどね。ですから、英語で I'll send it by mail (メールで送ります)なんていうと、場合によっては誤解を招くこともありますよ。「おかしいなあ、もう何時間も経つのにまだ送ってこないぞ」と思っていたら、相手は郵便で送っていたなんてこともね。そこで、きちんと区別しなきゃならないときは、email は「電子メール」、「普通郵便」は snail mail とか smail と言うこともできます。この snail というのは、ご存知「カタツムリ」のことでスピードの遅さを表現しているのですが、う〜ん… やはり、これは、かなり遅いと思いますよ。ある日ドアを開けてみたら、カタツムリさんが1年前のお便りを届けて… なんてね、ちゃんと届くだけでも奇跡に近いですよ〜。そんなわけで、「カタツムリはやめてくれ、郵便にしてくれ」なんて言う人はいないでしょうけど、意味的には postal mail と言ったほうがより適切かもしれませんね。 あっと、こりゃいけませんな、脱線してしまいました。
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なるほど…。「〜かどうか」という部分の If と Whether に何か違いがあるのかということですね。う〜む、これはなかなかビミョーですな。口語表現では、単純に I don't know if I can などと If を使うことが多いんですが、ライティングともなるとちょっと勝手が違いますよ。でもね、ここら辺のことは、ネイティブさんでも、ライティングをきちんとやってらっしゃる人以外は知らない人も多いですからねえ。「ネイティブでも知らないんだったら、そんなのどうでもいいや。意味さえ通じればいいのさ」なんておっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、それはそれで、ま、いいんですけどね、逆にこういう英語のルールを押さえているとですね、「この日本人は侮れないぞ」ということにもなるかもしれませんな。ほんと、ここだけの話、たいていの西洋のお人、なかでも英語圏の方々は自分たちのほうが「上」だと思っているところがありますからねえ。いえ、みなさんがそうだというわけじゃないんですよ〜。あくまでも傾向としてそういうものがあるということで、これはねえ、外交的にもアメリカは「お兄さん」で日本は「弟」のような感じがありましたからねえ、これまでは。ですからね、相手より少しでも上を行くものを持つと有利なんですね。と言っても、「自分のほうが日本語がうまい」なんてのは意味がありませんよ〜。日本人として当たり前のことです。あくまでも、それ以外の共通の土俵や、さらには相手の土俵(英語)において「ううっ!」とうならせるものがあると違ってくると思いますよ。なかにはね、日本人が英語を使うだけじゃなくて、外国人も日本語を使うべきだ、といった考え方もあるかもしれませんが、それは恐らく無理でしょう。これはですね、言語の特長として、日本語より英語のほうがずっと習得が簡単だからですね、国際語にはちょっとなれないと思うんですよ、日本語は。ですからねえ、難しい日本語という言語を持ちながらも、あえて英語でコミュニケーションする日本人というのは、もうそれだけで「お兄さん」だと思うんですけどね、私は。
おっと、いけませんなあ。本題に戻しましょう。私も英語を習いたてのころは、「もし」というときが If で、「〜かどうか」というのが Whether と覚えていたもんです。ま、辞書にもそう書かれてますからねえ。でも、そのうちにですね、英文に接する機会が増えるにつれて、だんだんどっちでもいいのかなと軽い気持ちで使うようになっていたわけです。ところが、やはりね、私の書いた文章をチェックするときに、If を Whether に直して来るネイティブさんもいるんですね。で、直して来ないネイティブさんもいると…。私もあんまり細かいことは気にしない性格なんで、単純にネイティブさんの好みだろうなんて思っていたのですが、何度もこういうことが続きますとね、これはなんかあるな、と思って調べたわけです。つまり、「〜かどうか」というときの If と Whether、これは、厳密には同じではないんですね。もっとも、カジュアルな話し言葉では If が使われることも多いようですが、きちんと正式にスピーチをしたり、原稿を書いたりというときは、やはり区別したほうがよさそうですよ。とくに取扱説明書などの技術的な文書では、意味合いが違ってくることがありますから、注意が必要ですね。 では、まず、その違いをざっとまとめてみましょう。
いかがでしょうか。If と Whether を比較してみると、If が「条件」を提示するのに対して、Whether は「選択肢」を提示するという大きな違いがありますね。ですから、書き言葉などで、厳密に表現する場合は、「もし〜ならば」というときは If、「〜かどうか」というときは Whether というのがより適切な使い方だと言えるでしょう。そういう意味では、初心者のころの覚え方でよかったんだなんてことになるかもしれませんが、どうも、初心者のころは「絶対にこうだ」と覚えこんでしまう傾向もありますからねえ。まあ、その素直さが良いところでもあるんですが…。ところが、事実、If を使っている事例もあるわけですから、そんな例が出てくると「わからない」なんてことで悩んでしまうことになりますね。つまり、いろんな経験をしながら、なんと言いますか、「雨降って地固まる」ってなことになるわけですな。というわけで、上の表の If の欄にもグレーの文字で「〜かどうか」という意味をいちおう掲げていますが、これは、まあ、こういう使われ方もありますよ、ということで英英辞書にも紹介されているからなんです。つまり、ネイティブさんも If を使って表現しているという事実があるということに他ならないわけです。しかし、厳密には、「もし〜」というときは If、「〜かどうか」というときは Whether というほうが良い使い方だということですね。これはですね、あくまでも「そのほうが良い」ということで、If を使ったら「絶対に間違いだ」というふうに断言するものではないんですよ。
じゃあ、なぜ、「〜かどうか」というときは If を使わないほうがいいのか、ということを考えてみましょう。たとえば、こういう例文があるとします。 Let me know if he is coming.さて、この文章の意味はどうなりますかね?「〜どうか」という意味をあてはめて、 @彼が来るかどうか知らせてください と解釈しても「正解」ですね。しかし… ちょっと待ってくださいよ〜。 Aもし彼が来るなら知らせてください という解釈もできますね。 つまり、「来るのかどうかを知らせて欲しい」=「来る場合でも来ない場合でも知らせて欲しい」というのに対して、「来るんだったら知らせて欲しい」=「来ないんだったら知らせなくてもいい」という暗黙の部分が大きく違ってきますね。したがって、「知らせるか」、「知らせないか」という行動の内容がまったく異なってくるわけなんです。こういった「行動」の違いというのは、とくに取扱説明書などでは、誤解が生じると怖いことになります。 たとえばですね、「マシンが自動モードにあるかどうか画面を確認してください」といった文章があるとしますよ。こういう文章は、たいてい、自動モードにしなければ使えない機能なんかを説明するときの前置きで使われることが多いですからね、それを Check the screen if the machine is in the Auto mode などと表現しまいますと、「マシンが自動モードにあるときには画面を確認してください」というふうにも解釈できますので、なかには、「今、マシンは手動モードだから確認しなくていいや」なんて人も出てくるかもしれませんね。でもって、その機能は自動モードに入らないと使えないのに、「おかしいぞ、この機能がさっぱり使えないじゃないか!この商品は不良品だ!」なんてことで、製造者である企業さんにクレームの電話ががんがん… なんてことにもなりかねませんな。まま、ちょっと大げさですが。 ですから、上の例文に戻りまして、@の意味で言うときには、
Let me know whether he is coming.@彼が来るかどうか知らせてください と表現すると意味が明確になりますね。ちなみに、whether の後に or not と入れてもかまわないんですよ。でも、基本的に、whether が来ると whether or not he is coming と、この黄色の部分の意味が暗黙の了解で入ることになりますから、whether だけで肯定否定の二者択一の意味になるというわけなんです。選択肢が肯定否定の二者択一ではなく、2つ以上ある場合は、上の比較表の最後の例文のように、選択肢を表す単語を or でつなぎます。 そして、Aの意味で言いたいときは、
If he is coming, let me knowAもし彼が来るなら知らせてください としたほうが、誤解の余地がありませんからね、正確な情報を伝えることができるわけです。
まあ、会話などではあまり神経質になる必要はないと思いますが、「ここぞ!」というときには、こういう知識も活かしましてですね、どんどんコミュニケーションしていただきたいと思いますよ〜。というわけで、最後に今日の説明をまとめまして、おなじみの「一句」を詠んでみますかな。
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