スペイン語文法ノート 数学やプログラミングの世界ではなく文法の世界の「再帰」。英語では -self を使って表現すればいいのですが、スペイン語では主語に応じて異なる再帰代名詞というものもあり、なんだかややこしそう。そんなスペイン語の再帰についてまとめてみました。

スペイン語の再帰代名詞3

Última actualización: 14 de abril 2016


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代名動詞 (verbo pronominal) と再帰代名詞

上の表の用例のように、再帰代名詞と動詞を組み合わせた動詞を代名動詞と呼び、再帰表現や自動詞的な意味を表します。代名動詞の原形は、動詞の原形(上の例では levantar「起こす」)の語尾に三人称の再帰代名詞 se をつけたもので表記します。

代名動詞には、arrepentirse 「後悔する」や atraverse 「思い切って~する」など、必ず再帰代名詞と組み合わせてしなければならないものや、levantarse, sentarse のように再帰代名詞をつけることで自動詞の意味を出したり、あるいは、ニュアンスなどを変えることができるものなどいくつかのタイプに分類することができます。

このように、再帰代名詞と動詞を組み合わせた用例のうち、再帰的受身や無人称の se といった受身表現を除いたものを中間態と呼ぶことがあります。また、「代名動詞」という呼び方は、me levanto, te levantas など、それぞれの人称における活用を含めるため、受身表現を除いた「再帰代名詞+動詞」の形を指して使われるのが一般的です。