言いたいことを短い「キャッチフレーズ」感覚で表現してみようという「最大5ワードで話すタコ式英会話」のコーナーです。



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Last update January 2, 2019
 Case M003   3つ目の信号で右に曲がり、1分歩いたところに駅があります。

Three signals.
Turn right.
One minute's walk.
Then, the station.

ー・スィグナルズ。ーン・イト。ン・ニッツ・ウォーク。ン・ザ・スイション。
(赤字の部分は強く読みます。)

 Listen!  
(発音サンプル:読み上げソフトを利用したものです。)

 Words 

赤字の部分は単語のアクセント(強勢)のある箇所です。
英単語 発音の目安 意味
three 数字の3
signals スィグナルズ 信号 (signal) の複数形
turn ーン 曲がる
right イト 右(へ)
one 数字の1
minute's ニッツ 分の。minute's の「's」は「~の」という所有を表す
walk ウォーク 歩く(こと)
then それから
the その。the は一度話題に出てきた単語につける定冠詞(ていかんし)で、「あれ、それ」の意味の that が変化してできた言葉
station イション





 解説 

上の音声を聞きながら、強弱やイントネーションをまねて発音しましょう。読み上げソフトを利用したものなので、どことなく機械的な読み方になっていますが、そこは、たっぷりと感情や臨場感を込めて発音してみてください。

「スリー・シグナルズ」というときは、信号のある道を指差してください。また、「ターン・ライト」というときも右側を手で表します。ひとつひとつの文章をきちんと区切りながら話してください。続けて言ってしまうと、何がなんだかわからなくなります。

また、ひとくちに「駅」と言ってもいろいろあります。JR の駅なら JR station となり、JR のところにそれぞれ鉄道の名前を入れ替えればすみます。どの「駅」であるかわからなかったときは、JR station?(ジェイアール・ステイション?)などと聞き返して確認しましょう。

言葉がわかるわからないに関わらず、ジェスチャーは言葉を助けます。ジェスチャーを活用しながら、あくまでも相手に通じることをめざしましょう。また、相手が地図などを持っていればそれをいっしょに見たりして、指差してあげるのもわかりやすいでしょう。要は、道を教えてあげるというのは、小さなボランティアですから、サービス精神を働かせて相手にわかる工夫が大切です。


 発音レベルアップ 

ちょっとした発音のポイントを押さえるだけで、ぐんと英語らしくなります。それぞれの発音のポイントの説明は「発音なんてタコ」のコーナーをご覧ください。

ベロばさみ 「スリー」の「ス」がこの発音の息だけパターンです。また、「ゼン」の「ゼ」、「ザ」の発音が声出しパターンになります。
ベロ巻き 「スリー」の「リー」、「ライト」の「ラ」がこの音になります。
スイスイS 「スィグナルズ」の「スィ」、「ステイション」の「ス」がこの音の息だけパターン、「ズ」が声出しパターンになります。シーシーS の発音にならないよう注意しましょう。
母二人「おう」 「ステイション」の「テイ」は母二人「えい」、「ライト」の「ライ」は母二人「あい」の音になります(いずれも母二人「おう」のページをご覧ください)。
タコぐち 「ワン」の「ワ」、「ウォーク」の「ウォ」がこの発音になります。
シーシーS 「ステイション」の「ショ」がこの発音になります。「シーシーS」の息だけパターンです。

 その他、「ライト」の「ト」は、日本語の「ト」 (to) にならないよう、[ t ] の音だけを発音するようにしましょう。詳しくは [d]、[t] の発音のしかたを参照ください。
 また、「ウォーク」の「ク」も、日本語の「ク」 (ku) にならないよう、[ k ] の音だけを発音するようにしましょう。詳しくは [g]、[k] の発音のしかたを参照ください。
 同様に、「ステイション」の「ス」、「スィグナルズ」の「ズ」も日本語の「ス」 (su) や「ズ」(zu) ではなく、「スイスイS」の [ s ][ z ] の音だけを出すようにしましょう。