言いたいことを短い「キャッチフレーズ」感覚で表現してみようという「最大5ワードで話すタコ式英会話」のコーナーです。



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Last update January 2, 2019
 Case M004   4つ目の「五条駅」で降りて、誰かに聞いてください。

Fourth station, Gojo.
Get off there.
And ask someone.

フォース・スイション・ジョウ。ゲット・フ・ア。アンド・スク・ムワン。
(赤字の部分は強く読みます。)

 Listen!  
(発音サンプル:読み上げソフトを利用したものです。)

 Words 

赤字の部分は単語のアクセント(強勢)のある箇所です。
英単語 発音の目安 意味
fourth フォース 4番目
station イション 駅。
get off ゲット・ 乗り物などから降りる
there そこ(に、で)
and ンド そして
ask スク 尋ねる、聞く
someone ムワン 誰か





 解説 

上の音声を聞きながら、強弱やイントネーションをまねて発音しましょう。読み上げソフトを利用したものなので、どことなく機械的な読み方になっていますが、そこは、たっぷりと感情や臨場感を込めて発音してみてください。

「四つ目の駅」は、「フォー (four)」ではなく、順番を表す「フォース (fourth)」を使いましょう。そのとき、指で「4」を表現しながら言うと誤解がないでしょう。「ゲット・オフ」は「ゲット」と「オフ」と離して発音するのではなく、「ゲットフ」のように一気に発音してください。

また、日本語の駅名などは、自分にはわかっていても相手の外国人にはわかりにくいものです。ゆっくり、はっきりと発音します。「フォース・ステイション」の後に少し間をあけて「ゴジョウ」とか駅の名前を言うとよいでしょう。

言葉が通じる通じないに関わらず、ジェスチャーは言葉を助けます。ジェスチャーを活用しながら、あくまでも相手に通じることをめざしましょう。また、相手が地図などを持っていればそれをいっしょに見たりして、指差してあげるのもわかりやすいでしょう。要は、道を教えてあげるというのは、小さなボランティアですから、サービス精神を働かせて相手にわかる工夫が大切です。


 発音レベルアップ 

ちょっとした発音のポイントを押さえるだけで、ぐんと英語らしくなります。それぞれの発音のポイントの説明は「発音なんてタコ」のコーナーをご覧ください。

ベロばさみ 「フォース・ステイション」の「フォース」の「ス」がこの発音になります。「ベロばさみ」の息だけパターンです。
母二人「おう」 「ステイション」の「テイ」は母二人「えい」、「ゼア」は母二人「えあ」の音になります(いずれも母二人「おう」のページをご覧ください)。
口噛み 「フォース」の「フォ」、「ゲット・オフ」の「フ」がこの発音になります。「口噛み」の息だけパターンです。
シーシーS 「ステイション」の「ショ」がこの発音になります。「シーシーS」の息だけパターンです。
スイスイS 「ステイション」の「ス」、「アスク」の「ス」、「サムワン」の「サ」がすべてこの音(息だけパターン)になります。

 その他、「ゲット・オフ」の「ト」、「アンド」の「ド」は、日本語の「ト」 (to) や「ド」 (do) にならないよう、[ t ][ d ] の音だけを発音するようにしましょう。詳しくは [d]、[t] の発音のしかたを参照ください。
 また、「ゲット・オフ」の「フ」も、日本語の「フ」 (fu) にならないよう、「口噛み」の息だけパターンの [ f ] の音だけを発音するようにしましょう。
 同様に、「アスク」の「ク」も、日本語の「ク」 (ku) にならないよう、[ k ] の音だけを発音するようにしましょう。詳しくは [g]、[k] の発音のしかたを参照ください。
 同じく、「ステイション」の「ス」、「アスク」の「ス」も日本語の「ス」 (su) ではなく、「スイスイS」の息だけパターンである [ s ] の音だけを出すようにしましょう。
 「フォース」の「ス」も日本語の「ス」 (su) ではなく、「ベロばさみ」の息だけパターンである [ θ ] の音だけを出すようにしましょう。