File No. 905   ▲Page top
saunter
[sɔ:ntə(r)]

ぶらぶら歩く(こと)

 On holidays, people enjoy sauntering around stylish café bars and restaurants.
 Police caught the gang as they sauntered through the parking lot.

かなり古い言い方ですが「銀ぶら」と言えば銀座の街をぶらぶら歩くこと。関西人のようなせっかちな歩き方ではなく、ゆっくりと、これといって目的もなく、ただ歩いているだけという意味で使われる単語ですが、ただ機械的に歩行するのではなく、そこには、のんびりと余裕を持って、まわりの風景や街並みなどを楽しんだり、ちょっとお洒落なお店に入ってみたりといった行動も含まれます。語源は中世英語の santren 「思索にふける」で、「歩く」という意味が出てきたのは17世紀ごろから。

 同義語  stroll, wander, ramble, promenade


 File No. 904   ▲Page top
scoot
[sku:t]

すばやく動く、突進する

 Usually, he scoots out of meetings early.
 As soon as she boarded the train, she scooted into the seat by the door.

確か後ろのほうに並んでいたはずのおばさん。電車が到着した途端に誰よりも早くするっと車内に滑り込み、いつの間にかちょこんと座席に座っている。たいてい何人かはこういう人がいるもので、特に関西方面ではその傾向が強く、ホームで並んでいる順番と電車に乗る順番は必ずしも一致しない。また、残業しないで帰宅するには、定時とともに「お先で~す」と言いながら早歩きでドアに向かうといった、相手に話しかける隙を与えず、すばやく出て行くことがポイントらしい。語源は、古ノルド語の skjota 「撃つ・投げる( shoot )」。

 同義語  dash, dart, sprint, bolt, zip, scuttle, scurry


 File No. 903   ▲Page top
vanquish
[væŋkwɪʃ]

征服する、打ち勝つ

 He was a hero and vanquished many villains to save the world.
 Artists have a demon within to vanquish.
地球を征服するためにやってきた悪いエイリアンを打ち負かすとか、夜な夜な街をうろつくヴァンパイアをやっつけるとか、もっと現実的なところでは、ある部族が別の部族を征服するとか、戦いで敵に勝つといった意味で使われます。しかし、敵は自分自身のなかにも存在している場合もあり、怒りや欲望といった自分の感情などに打ち勝つという意味もあります。やはり、いちばんむずかしいのは、自分自身に打ち勝つということで、禁煙などでも「あと1本だけ」と言っていること自体がすでに負けているのだとか。語源はラテン語の vincere 「征服する」。

 同義語  defeat, beat, conquer, subdue, subjugate, overpower





 File No. 902   ▲Page top
enthralling
[ɪnθrɔ:lɪŋ]

たまらなくおもしろい、うっとりさせるような

 This is an enthralling story about the island and its beauty.
 He was enthralled by composing poems and decided to make a career in it.

魔法にでもかかったように、何かに魅せられて「とりこ」にさせるという動詞 enthral(l) から派生した形容詞で、「とりこ」になるほどおもしろいという意味。1時間に1時間しかストーリーが進まないあのドラマはおもしろくて、今「はまって」いますとか、彼は最近、詩を書くのがおもしろくてたまらないらしく、仕事中にも「哀しき白鳥よ、水の青にも染まらず…」などとやっている、といった一種の陶酔状態を言います。映画や小説、ドラマなど創作物に対して使われることが多いようです。語源は en 「入れる」 +  thrall は古ノルド語の「奴隷」。

 同義語  charming, fascinating, entrancing, intriguing, enchanting, mesmerizing


 File No. 901   ▲Page top
preen
[pri:n]

羽づくろいする、めかしこむ、鼻にかける

 Birds preen their feathers to coat them with oil.
 She is busy preening herself and looking into a mirror to check.

もはやごく普通の風景になってしまった電車でのメイク。シャワーで念入りに身体を洗っているのを見せられているような感覚ですが、いっそのことあったらいいのが「化粧専用車両」。顔作りに余念がないおねーさんたちに混ざっておじさんたちもヒゲをそったり、鼻毛を抜いたり、「すいません、それ、わたしの毛抜きですけど」…。ちなみに、鳥の羽づくろいは、尻尾のあたりにある脂腺から分泌される脂を塗る防水加工の目的があるようです。これをやらないと泳げずに溺れてしまい、親鳥から離されるなどで、この習性を学べなかった水鳥は一生泳ぐことができないそうです。語源は中世英語の preinen 

 同義語  smarten, dress up, doll up (slang), trim, array, deck out, spruce up, prettify, groom, tidy



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