言いたいことを短い「キャッチフレーズ」感覚で表現してみようという「最大5ワードで話すタコ式英会話」のコーナーです。



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Last update January 2, 2019
 Case S008   こんにちは。お元気ですか?――元気です、ありがとう。あなたは?――私も元気です、ありがとう。

Hello. How are you?
― I'm fine, thank you. And you?
― I'm fine, too, thank you.

ー。ハウ・ー・ユー? アイム・ファイン・ンキュー。アンド・ー? アイム・ファイン・ツゥー・ンキュー。
(赤字の部分は強く読みます。矢印は語尾の上げ下げを表しています。)

 Listen!  
(発音サンプル:読み上げソフトを利用したものです。)

 Words 

赤字の部分は単語のアクセント(強勢)のある箇所です。
英単語 発音の目安 意味
hello やあ、こんにちは
how どのように
are アー ~である。be 動詞のニ人称単数形、一人称~三人称の複数形
you ユー あなた、あなたたち
I'm イム I am の短縮形。「私は~するところだ」、「私は~です」(状態などを表す場合)に使います。
fine ファイン 元気である、よい
thank you ンキュー ありがとう。thank (感謝する)+ you (あなたに)
and ンド そして
too トゥ ~もまた





 解説 

上の音声を聞きながら、強弱やイントネーションをまねて発音しましょう。読み上げソフトを利用したものなので、どことなく機械的な読み方になっていますが、そこは、たっぷりと感情や臨場感を込めて発音してみてください。

初歩の初歩とも言えるあいさつのやりとりで、初めて英語を習うときのテキストの始めに出てきそうな例文ですね。典型的なあいさつですが、こういった典型的で教科書的な例文はまず、実際には使われないのが常です。とは言え、間違いではありませんし基本ですので、覚えましょう。実際の用例としては、ここからバリエーションをつければいいのです。たとえば、Hello の代わりに Hi でもいいですし、I'm fine を略して Fine だけでもかまいません。でも、相手がせっかく聞いてくれているわけですから、thank you はつけましょう。

また、イントネーションですが、How Are You? の疑問文の語尾は下げます。英語の場合、「いつ」「どこで」「だれが」「何を」「どのように」「なぜ」といった単語で始まる疑問文の語尾は上げません。一方、「あなたは?」と聞くときの And you? は語尾を上げます。また、ここの「アンド・ユー」ですが、便宜上、区切って表記していますが、実際の発音は「アンジュー」のように続けて読みます。そうすることで、「アンド」の「ド」が日本語の「ド」 (do) になるのを防ぐこともできます。

言葉がわかるわからないに関わらず、ジェスチャーは言葉を助けます。ジェスチャーを活用しながら、あくまでも相手に通じることをめざしましょう。


 発音レベルアップ 

ちょっとした発音のポイントを押さえるだけで、ぐんと英語らしくなります。それぞれの発音のポイントの説明は「発音なんてタコ」のコーナーをご覧ください。

ベロタッチ 「ハロー」の「ロ」がこの発音になります。
母二人「おう」 「ハウ」が母二人「あう」、「アイム」の「アイ」、「ファイン」の「ファイ」が母二人「あい」の音になります(母二人「おう」のページをご覧ください)。
口噛み 「ファイン」の「ファ」がこの音の息だけパターンです。
ベロばさみ 「サンキュー」の「サ」がこの発音の息だけパターンになります。

 「ハロー」の「ハ」日本語の「ハヒフヘホ」よりは強く、手が冷たいときなどに、「ハーッ」と息を吹きかける感じで発音します。
 「アイム」の「ム」も、日本語の「ム」 (mu) にならないよう、[ m ] の音だけを発音するようにしましょう。詳しくは [m] の発音のしかたを参照ください。