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dude
[dju:d]

カッコつけたやつ、気取り屋、都会からの観光客


  • Hundreds of dudes flock here to buy cool stuff.
  • The word 'dude' is one of the most interesting words in American-English slang.

大阪では「ちょっと兄ちゃん」ですが、標準語では「お兄さん」、あるいは「ちょっとあんた」、「ようキミ」といった感じの気楽な呼びかけとして使われるアメリカ俗語。もともとの辞書の定義では、東部の都会からバケーションで西部の牧場にやってきた男性とか、ブランド物で身を固め、おしゃれに特別なこだわりがあり、ファッションで流行りのスポーツをやったり… という男性を指します。つまり、都会から田舎を訪れている観光客ということで、田舎から都会を訪ねる「おのぼりさん」とは逆の単語とも言えます。また、動詞として「めかしこむ、おしゃれをする」といった意味もあります。


 File No. 64   ▲Page top
garb
[ɡʌ(r)b]

衣装、コスチューム、身なり、外観


  • He is interested in Japanese garb in the ancient period.
  • A woman painted in the picture wears the garb of an 11th or 12th-century noblewoman.

一定の dress code  がある組織などを除いて、とりあえず服装の自由が許されている現代、「私は十二単でお買い物」、「拙者は鎧兜で街を闊歩(かっぽ)」。ただし、警察官の制服などを着て、「♪ピンポーン、警察署のほうから来ました」などというのは違法ですね。というわけで、看護婦の服装であるとか、ブルガリアの民族衣装、中世ヨーロッパの服装などといった職業やある時代、場所、文化圏などに特有の服装や身なりを言います。「服を着せる」という動詞としても使われます。語源はゲルマン語から発展したイタリア語の garbare 「喜ばせる」。やはり、コスチュームを着るのは楽しいのかも。

 同義語  dress, clothing, gear, outfit, costume, garments, robe, sattire


 File No. 63   ▲Page top
inscrutable
[ɪnskru:təbl]

計り知れない、不可解な


  • The actress is inscrutable, impossible, but always glamorous.
  • Chinese and Japanese are often inscrutable to westerners.

YES デスカ、ソレトモ NO デスカ」などと問い詰められて「はあ、ニタ~ッ(無言)」という日本人の反応はやはり、「カレはニンジャかカミカゼか」と西洋人にとって不可解なようで、日本人にとっては「この困ったときの照れ笑いがわからないのか」と理解できないのですが、ラテン語源の言葉で in + scrutari scrutari は英語で言うとsearch で、その本質などを「探る」がそれがつかめないというところから。転じて理解できない、想像もつかないということで、エキゾチックなものに対して、理解できないことからくる「苛立ち」や「投げやりな気持ち」または「あこがれ」みたいなものがミックスされているようです。

 同義語  enigmatic, impenetrable, mysterious, incomprehensible





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prank
[præŋk]

いたずら、悪ふざけ、冗談、戯れ


  • I knew he didn't mean it, but I was mad at his prank.
  • He received a prank call saying that the caller was the president of the United States.

「はい、山田です」「山田太郎さんですか」 「ええ、そうですけど」 「宝くじ1億円当選です」 「…??」 「わあい!引っかかった」 なんてことで、冗談のつもりの悪ふざけやいたずらを言います。April Fool's Day のウソとか、友人にウソの電話をかけてだまして遊ぶといった、後で笑えるような罪の無い戯れのこと。a prank call はそういった「いたずら電話」のことで、prankster は、こういった悪ふざけをする人を指していいます。とはいえ、本人は冗談のつもりでも相手を怒らせてしまったり、はたまた「1億円当たったと言ったじゃないか!」など本気にされてしまうと、後々ややこしいことに…。

 同義語  trick, lark (informal), caper, frolic, escapade, practical joke, antic


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gruff
[ɡrʌf]

ぶっきらぼうな、しわがれた声の


  • He had a gruff manner but seemed quite a nice man.
  • Little Billy Goats Gruff is the character with whom all the kids like to identify..

態度や話し方などがぶっきらぼうで、つっけんどんといった意味。また、低くかすれたような声をしているという場合にも使われます。語源はオランダ語の grof 「粗末な、大きい」。ちなみに、ヨーロッパの昔話に (Three) Billy Goats Gruff というのがありますが、「ォメ~エ、誰だい?」「見てのとおりさ」などぶっきらぼうなヤギが… というのではなく、Gruff という名前の「三匹のヤギ」のこと。ヤギを食べようとする怪物(または狼)が、大中小のヤギたちに「次にもっとデカイのが来るからそっちを食べな」などと言いくるめられ、結局、三匹めの大きなヤギにやっつけられてしまうというお話。

 同義語  hoarse, rough, harsh, rasping, husky, surly, sullen, bad-tempered, grumpy, blunt



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