File No. 670   ▲Page top
alliteration
[əlɪtərʃən]

頭韻法

  • The matching or repetition of consonants is called alliteration.
  • The ancient poets often used alliteration instead of rhyme.

「チーフ、こんなんどうでしょう、『見る、見ら、見ろ』」 「うん、頭韻法ってやつか。なんだか妖怪人間みたいだな」というわけで、単語の頭を同じ音にして韻を踏むという修辞法のことを言います。英語なら、例えば、"Smart, Smooth and Small" といった表現がそれに該当します。昔は詩などでよく使われていましたが、最近では広告のキャッチフレーズなどに使われます。語呂が良く、人々の頭の中にカンタンに記憶させようというのが狙いですが、フレーズは知ってるけど何の商品だっけ?ということもあるようです。語源はラテン語の litter 「文字」に接頭辞の ad 「~に対する」が結合したもの。


 File No. 669   ▲Page top
cos (coz)
[kəz]

なぜなら

  • Cos I need you and you need me.
  • Only answer if u know for sure cos I want 2 know for real now.

日本語が乱れてきたと言われますが、英語も例外ではないようです。because を略して cos、または coz とも書きます。「私」を意味する "I" も最近、小文字で書く人もいます。 "you" などは "u"、不定詞 "to" は「2」になったりで、日本語の「4649」(よろしく)と同じノリ。とは言え、モバイルメールやチャットの世界の言葉ですので真似をする必要はありません。まさに言葉は変わる。いつの時代にも「最近、言葉が乱れ始めている!」という人たちがいて、それでも変化し続けるのが言葉。


 File No. 668   ▲Page top
symbiosis
[sɪmbɪsɪs/-baɪsɪs]

共生、共存、共同生活

  • The bird and the rhinoceros have a symbiotic relationship that is mutually beneficial.
  • A symbiotic relationship is when two organisms of different species "work together," each benefiting from the relationship.

共生というからには、双方にメリットがなければ意味がありません。また、どちらかと言うと互いに異なった性質や種類のものが共存する場合に使われます。生物の世界ではよくあることで、犀と鳥、アリとアブラムシなどが当てはまります。最近人間の世界で流行っている結婚適齢期を過ぎた大人が両親といっしょに住むのとは違います。生活費を負担するわけでもなく、家事もせず、給料などもすべて自分の楽しみに使う、文字通りお気楽 parasite 「寄生」生活。共生とは逆の意味になりますね。語源はギリシア語の symbiosis 「共に生きる」。


 File No. 667   ▲Page top
advocacy
[ædvəkəsi]

弁護、支持

  • Advocacy is defined as active support of a cause, idea or policy.
  • Advocacy journalism intends to support any specific views and ideas.

第三者の視点に立ってその人(たち)の代わりに立場や考え方を弁護・支持することを言いますが、公式な場所や政治、思想、ジャーナリズムといった場面で使われることが多い言葉です。両親が夫婦ゲンカをしたときは、朝ごはんも作らず、昼間は近所の主婦仲間とランチしているお母さんより、毎日お昼はコンビニのおにぎりで遅くまで働いているお父さんを弁護します、といった日常的なシーンではあまり使われません。  advocacy journalism というと他者に成り代わって考え方・意見などを説明したり、述べたりする記事や報道活動を言います。

 同義語  support, propagation, promotion, justification, propagation


 File No. 666   ▲Page top
rind
[raɪnd]

果物の皮、樹皮

  • Use the entire rind of a lime or lemon or half that of an orange.
  • They used a piece of the rind of a tree tied like a girdle about their waists.

オレンジ、夏みかん、柚子(ゆず)、レモン、ライムといった柑橘(かんきつ)類のいろいろ。ジャムにするとマーマレード、お風呂に浮かべると柚子湯… ということで通常、固い果物の皮を指します。その他、固い皮と言えば木の皮。民芸品を作ったり、腰に巻いてみたり…(なんてこともないでしょうが)、屋根を葺いたり、染料を取ったり、昔から生活の知恵でいろんな活用法があったようです。中身のみかんを食べて終わりではなく、皮まで利用するというのがモノの命を生かすこと。しかし、忙しい現代社会、そんなことをやってる余裕はないようです。語源は古い高地ドイツ語 rinda 「木の皮」。

 同義語  peel, outer layer, epicarp, crust, shell, husk




 A Word a Day in the Past  これ以前の過去の単語



 英単語リスト 

 ページリスト 
 ページリスト

 これまでの今日の英単語 
Page133 |  Page132 |  Page131 |  Page130 |  Page129 |  Page128 |  Page127 |  Page126 |  Page125 |  Page124 | 


▲Page top