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akin
[əkɪn]

同類の、同族の、同種の

  • Arrogance is akin to ignorance.
  • The fast cat is akin to a cheetah or leopard.

見た目に同じというのではなく、血族的に同じ、ルーツが同じ。一見してあまり似ていない兄弟などでも先祖が同じであれば同族というわけ。同類の性質や特徴を持つといった意味があります。言語学の語源を言うときなどによく使います。その他、「うちの会社は荒波にもまれる小さなボート」、「となりの女子社員の耳はダンボの耳」だとか、比喩的な表現をする場合にも使われます。語源は kin 「親族」という単語から。

 同義語  similar to, like, related to, corresponding to, analogous to


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valet
[vælɪt]

従者、付き人、ボーイ、洋服スタンド

  • After returning home, he sends his valet to ask for the girl's hand in marriage.
  • The new service would provide valet parking for any visitors for a flat fee of $5 per car.

ご主人の服を用意するなど身の回りの世話をしてくれるパーソナル召使のこと。ホテルのボーイのことも言います。その他、駐車場に待機して「係」のような人。ただし、日本の駐車場のように空いている箇所を案内してくれるだけでなく、荷物を運んでくれたり、いろいろと手を貸してくれるような存在のようです。その他、洋服をかけておく洋服スタンドという意味もあります。たいていキャスターがついていて移動可能、ハンガーがいくつかついていてスーツなどがかけられるようになっています。語源は中世フランス語の vaslet 「給仕、小姓」、さらに遡れば中世ラテン語の vassus 「召使」の縮小辞 vassellittus からとか。

 同義語  manservant, attendant


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zany
[zni]

おどけた、けっさくな

  • He is zany with a zany sense of humor.
  • In the drama, he played a zany teacher who tries to amuse children.

語源はイタリア語の zanni、マスクを被った道化師ということですが、その名前の由来はイタリア人の名前 Giovanni (英語では John )の愛称が方言でなまって Zanni になったことから。 a zany と名詞で使うと道化役。宴会などでお腹を出して踊ったりする人も「道化役」と言えます。こういう人はその「役まわり」に徹しているようで、洗濯物を洗う奥さんが、「あら?なんでいつも下着が裏返しになっているのかしら?」ということで、あらぬ誤解を生んだりもします。用法としては、「けっさくな」といった形容詞として使われることが多いようです。

 同義語  comical, crazy, funny, wacky, nutty, clownish





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yak
[jæk]

しゃべりまくる

  • He yakked and yakked like he hadn't talked in weeks.
  • She yaks on and on about everything that comes to her mind.

「延々としつこくしゃべりまくる」という意味。話し言葉で使われます。疲れて帰宅すると、待ってましたとばかりに奥さんに今日一日の出来事を事細かに聞かされるというのもよくある話ですが、聞かされるほうはかなりの苦痛だとか。女性は事細かに描写しないと話した気にならないらしく、男性は結論などを手短に語るだけでいつも言葉足らず。状況判断がしたいから細かい描写を報告して欲しいのに「~という結論に至りました」では、何のことかわからない。両者善し悪しですが、これは、男性・女性の脳の構造の違いらしい。語源は音が似ているところから。

 同義語  gab, chatter, yap, tattle, jabber


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ubiquitous
[ju:bɪkwətəs]

偏在する、同時にいたる所に存在する

  • The system uses ubiquitous technologies.
  • He is ubiquitous and becomes a media celebrity and icon.

ラテン語で「神の自在変化」といった意味の単語が語源。いつでもどこでもコンピュータが使えるとか、好きな映像が見れるなど、ITの世界では大流行の言葉。こういった世界では他に言うことがないのか、いつでもどこでも付いてこられるのもちょっと考えもの。人間に対して「彼はユビキタスだ」などと言うと、どこに行っても見かける顔。「御社のAさんは、どこの得意先のどんな案件にでもいつ何時でも顔を出していますな。」「いや、ウチも人材不足でして…」といった小さな会社ではつらい現状。好きでユビキタスになっているわけじゃあないのですが、いろんな経験が積めるというメリットもあります。

 同義語  ever-present, pervasive, omnipresent, all-over, everywhere, universal



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