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defect
[dɪfekt]

離脱する、逃亡する

  • The company offers guaranteed bonuses to stop the employees defecting to rival firms.
  • Some defecting spies are saying they might have seen the victim living in the country.

もう会社の考え方にはついていけない!と深い失望と怒りを感じた彼は、ライバル会社へ… というふうに、主にイデオロギーの違いなどで、所属している組織や国などを離反して、他の場所へ行ってしまうことを言い、そういう人たちを defector と言います。語源はラテン語の defectus(失敗する)という言葉。逃げられた当事者から見れば「脱落者」かもしれませんが、ダメだと思ったらとっとと見切りをつけるのも生き残りの道かもしれません。

 同義語  desert, rebel, quit, revolt


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capillary
[kæpəleri/kəpɪləri]

毛細血管、微細管

  • Oxygen, carbon dioxide, nutrients, and wastes are exchanged through the thin walls of the capillaries.
  • The eye disease features local widening or bleeding of capillaries in the retina.

語源はラテン語の capillus で、 hair の意味。文字通り、髪の毛のように細い管ということで、最近は技術の発達によって、そんな細い管も出来てしまうのですが、技術の発達するずっと前の昔から、人間の体内で酸素や栄養素などをせっせと運ぶ径路になっているのが毛細血管。まさに入り組んだ、細かいネットワークを張り巡らしています。比喩的に「細かい情報網」といった意味で使われる場合もあります。


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drab
[dræb]

単調な、色あせた、地味な

  • The chair adds a nice splash of color to the otherwise dark and drab interior.
  • They have settled in a drab, rural town in Washington.

あたり一面山と田んぼばかり。喫茶店もなければ、本屋もない。店もなければパチンコ屋もない、といった「ないない」尽くしの田舎の風景。あるいは、紅葉も散って、枯葉舞う寂しい冬景色、といったような単調な様子を言います。また、くすんだ淡い茶色を表すときの色の名前としても使われます。 olive drab といえば、濃黄緑色のアメリカ軍の軍服のこと。語源はラテン語の drappus で「布地」。茶色やグレー系の地味な色の布というのが本来の意味のようです。

 同義語  dull, grey, gloomy, dismal, dreary, shabby, sombre





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strafe
[strf/strɑ:f]

低空飛行で攻撃する

  • The commander ordered the troop to bomb and strafe enemies.
  • They were forbidden to bomb, strafe or intimidate any submarine regardless of its nationality.

正義の味方のヒーローがきれいなお姉さん(ガールフレンド)と手を取り合って、必死で逃げる。低空飛行の敵が上から機関銃でダ、ダ、ダ… と攻撃を仕掛けてくる。逃げる、攻撃する、そしてまた逃げる、とまさに手に汗握るクライマックスシーンですが、不思議と命中しない弾。ということで、空中から地上に向かって猛射するという意味。語源はドイツ語のstrfen (罰する)で、God strafe England (神は英国を罰する)という、第一次大戦のときにドイツ軍が使ったスローガンらしいですが、それって、人間の勝手な思い込みのような…。

 同義語  attack, assail


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buff
[bʌf]

磨く、~通・熟練者

  • Manual and automatic buffing and polishing equipment are available.
  • He spends a good 10 minutes each morning buffing his shoes.

靴を磨く、レンズを磨く、金属を磨く、爪を磨く…といろんなものを磨くという意味に使われます。また、淡い、黄色のようなピンクがかったオレンジっぽい色の意味もあり、どんな色かな思いますが、人間の肌の色に似てますね。ということで「素肌」という意味もあり、swim in the buff で素裸で泳ぐ。a jazz buff というと「ジャズ通」。語源はラテン語→フランス語の「牛・水牛」で、英語でも水牛などのなめし皮という意味があります。レンズなどを磨くときに使われることから「磨く」という意味に発展したようです。また、「熟練者」という意味は、19世紀ニューヨークのボランティア消防団が来ていた制服の色から来たとか。

 同義語  polish, shine, rub, wax, burnish, expert, fan, addict, enthusiast



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