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タコ:明けまして、おめでとうございまっス。
ヒジヤン:いやあ、タコくん、久しぶり。二年ぶりだね〜。タコ:いや、また、ヒジヤンさん、皮肉がキツイですね。 ヒジヤン:今度こそ、このコーナーもネタ切れだと思ったけど。 タコ:いえいえ、管理人さんのお仕事が忙しいみたいで…。 ヒジヤン:そうかな?この前、「仕事ないよ」とか言って、コタツでぼーっとミカンなんか食ってたけど。
タコ:ええ〜… ところで、ボクも持ってきたっス、ミカン。ヒジヤン:今日の英語になった日本語は「ミカン」か? タコ:違いますよ、これ、サツマ。 ヒジヤン:サツマ?イモのこと?それとも薩摩揚げ?あ〜、腹減ってきたな。 タコ:相変わらずですね、ヒジヤンさん。 |
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JPE015 Satsuma
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ヒジヤン:「薩摩」って言えば、昔の国の名前で今の鹿児島県あたりのことだろ? タコ:タコ、人間の歴史にはあまり詳しくありません。 ヒジヤン:ダメだな〜、タコくん、もっと勉強しないと。サツマイモは、この薩摩の国から全国に広まったんでサツマイモって言うんだよ。今でも鹿児島県は全国のサツマイモの4割を生産してるんだって。 タコ:へえ〜っ、スゴイんですね。 ヒジヤン:でさ、薩摩揚げって言うとさ、すりつぶした魚肉に塩、砂糖、でんぷんを加えて、そんでもって、それに細かく切った野菜などをまぜて油で揚げた食べ物なんだよ。 タコ:う〜ん、美味そうっス。
モモコ:残念ながら、 satsuma はサツマイモも薩摩揚げも関係ありません。ヒジヤン、タコ:えええ〜っ…!!! モモコ:もう、大げさなんだから。 ヒジヤン、タコ:へへ…。 モモコ:辞書によると、 "any of several cultivated mandarin trees that bear medium-sized largely seedless fruits with thin smooth skin"、つまり「栽培されたマンダリンの種類で、大きさも中くらいで、薄く剥きやすい皮を持つ種のない果実をつける木」、あるいは"the fruit of a satsuma" は「サツマの実」と書かれています。 タコ:ふ〜ん。ところで「マンダリン」って何っスか? ヒジヤン:それはさ、ま、言ってみれば、西洋風三味線みたいなもんでさ、発祥地はイタリア。弓じゃなくってピックを使って演奏… モモコ:それは、「マンドリン」でしょ!もう、話をややこしくしないでください! ヒジヤン:てへっ… タコ:もう!ヒジヤンさんったら…。 モモコ:"mandarin" って言うのは、ここではミカンの種類の名前です。もともとは、中国の高い位の役人のことをポルトガル語などで mandarin と呼んでいてその人たちの衣の色がミカン色だったらしいわ。それとね、この美味しいミカンは、こういった特別階級の人たちしか食べられなかったから mandarin ミカンと呼ばれるようになったっていう説があるの。それから大文字で Mandarin と書けば中国語の北京語のことね。 ヒジヤン:で、このサツマっていうのは日本ミカンのこと? モモコ:学術名は "Citrus unshiu" で、小ぶりで甘く、皮が薄くて剥きやすいというのが特長だって。アメリカなどでも栽培されているらしいわね。 タコ:ふ〜ん、やっぱりミカンは日本ですよね。 モモコ:ところで、アメリカのあるところに「サツマ」って名前の都市があるらしいわ。 ヒジヤン:へえ〜、西郷隆盛とかもいるのかなあ? モモコ:なんでも、アラバマ州にある都市で、1878年にサツマミカンを導入して栽培しているのね。1915年に町の名前を「サツマ」と名づけたんだって。詳しくはここのサイトを見てください。 http://cityofsatsuma.com/AboutSatsuma.html タコ:じゃあ、日本の姉妹都市はやっぱり鹿児島市ですかね? モモコ:それが、ここのサイトを見る限りではあまり日本に関心はなさそうね。satsuma という単語だって語源が日本語ってことすら認識してないみたいよ。 ヒジヤン:うむ、けしからん。 タコ:そうっスよね。サツマを栽培してるのに日本のサツマを知らないなんて。 モモコ:まあ、それだけ英語になって定着してしまってる言葉なのかもしれないわね。 ヒジヤン:うん、それより、タコくん、そのミカン美味そうだね。 タコ:冬はやっぱりミカン。ボク3個持って来ましたから、みんなで食べましょ。ハイ、ヒジヤンさん。ハイ、モモコ先生。 ヒジヤン:説明を聞いた後はよけい美味しそうだな。 モモコ:そうね、いただきまーす。 |
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