英語になった日本語 英語から日本語になったカタカナ言葉はいろいろありますが、逆に日本語から英語になった言葉はあるの?そんな日本をルーツとする単語を集めています。






Last update July 2, 2016


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Last update July 2, 2016


タコ:ヒジヤンさん、どうしたんですか、そんな格好して。
ヒジヤン:たまには気分を変えようと思ってさ。
タコ:う〜ん、そうは言っても何か仕掛けが…。
ヒジヤン:ちょっと見え見えだったかな。
タコ:きっと今日の英語になった日本語に関係あるんっスね。え〜と…。
ヒジヤン:え?ひょっとしてわからないの?
タコ:う〜ん…。「将軍」も終わったし、「芸者」かなあ。
ヒジヤン:おいおい…。
タコ:それとも、「柔道」かな?「相撲」かな?
ヒジヤン:もっと素直に考えりゃいいんだよ。
タコ:そうですか…。素直にっスか。あ、わかった!
ヒジヤン:やっとわかってくれたか、ほっ。
タコ:今日の英語になった日本語は、ジャーン、「腹切り」でーす。
ヒジヤン:がくっ。

 JPE017  Kimono



タコ:な〜んだ、「着物」か。そのままじゃないっスか。
ヒジヤン:考えすぎだよ、タコくん。
タコ:すいません、ちょっと考える年頃でして。
ヒジヤン:しかしさあ、日本で着物と言えば改まったときに着る、こうカチッとしたものだと思うんだけど、どうも、海外ではペラペラの化学繊維で作られたルーズなガウンみたいな扱いだよね。
タコ:そうっスよね。タコの世界でも、きちんと足八本分の袖がついたものが本来の形なんですけど、最近では、人間仕様で袖が二本しかないんです。
ヒジヤン:へえ、そうなの。タコの着物は袖が八本なんだ。
タコ:ヒヒ…。そんなわけないじゃないっスか、ヒジヤンさん。見事に引っかかりましたね。第一、タコが着物着るわけないでしょ?
ヒジヤン:むむっ、はかったな、おぬし。
タコ:ヒッヒッヒ…。
モモコ:説明を始めます。
タコ:あ、モモコ先生。今日は着物じゃないんっスか。
ヒジヤン:そうだよ、日本人なんだから。
モモコ:
ヒジヤン:すんません。説明どうぞ。
モモコ:辞書によると、着物は、a long robe with wide sleeves traditionally worn with a broad sash as an outer garment by the Japanese 「日本人が着る、広がった袖のある長い衣服で、帯といっしょに着衣する外側に着るもの」というふうに説明されています。また、a loose dressing gown or jacket 「ゆったりとしたドレスガウンまたは上着のこと」といった新しい定義もあり、これは英語に入ってから出てきた意味だと思います。語源は、ki wearing + mono thing 「着:着る + 物」となっています。
タコ:そうか、だからああいうヨレヨレのものを kimono って呼んでいるわけですね。
モモコ:そうです。いったん、その言語に入ってしまうと、言葉は生き物なので、どんどん変化していきます。ちなみに、英語で open the kimono という熟語もあるようです。
タコ:「着物を開ける」?どういう意味っスか?
モモコ:日本語で「胸襟を開く」といった意味に近いかもしれませんが、隠し立てをしないでオープンにするという意味で、会社の方針や経営状態などを外部に開示するといった場合などによく使われるみたいです。
ヒジヤン:でも、なんで「着物」なんだろうね。別にシャツとかコートとかでもいいんじゃない?
タコ:でも、シャツなんかだとボタンがついてたりして、やっぱ、時間がかかるんと違いますかね。
ヒジヤン:そうだね。ファスナー付きのコートなんかだと、お、しまった、ファスナーが途中で食い込んでしまったよ、えいっ!あ、余計に食い込んでいく〜。
タコ:「開示する」というわりにはなんか、潔くないっスよね。
ヒジヤン:てなことで、この表現には、サムライ精神がベースにあって作られたようです。
モモコ:…というようなことは、デッチ上げです。どこにも書いていません。





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