Dengaku
でんがく, 田楽
味噌をつけて焼いたもの
「田楽」とはもともと米の豊作を祈って、田んぼのそばで行われた音楽と踊りの儀式のことです。もちろん今では行われませんが、伝統的な風習を守るための文化的なイベントとして、特定の神社などで行われているものもあり、そのほとんどが日本の重要無形民俗文化財として登録されています。ではなぜ、それが食べ物の名前になったのでしょうか?一説には、豆腐やコンニャク、里芋、ナスなどを厚切りにスライスし、それを竹串にに刺した様子が、竹馬に乗って踊る人の姿に似ているからだと言われています。広い意味では、味噌を塗って焼いた食べ物のことを「田楽」と呼び、味噌は、食材によって調理する前につける場合や調理してからつける場合があります。ちなみに、京都の夏は、なんといっても加茂ナスの田楽。京都の名物でもある大きな丸いナスをざっくりスライスし、それを油で揚げ、甘い田楽味噌をつけていただきます。

豆腐の田楽。
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フードスタンドで売っている豆腐の田楽。
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家で作った大根の田楽。
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豆腐の田楽。

フードスタンドで売っている豆腐の田楽。

家で作った大根の田楽。
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