File No. 510   ▲Page top
crease
[kri:s]

布・紙などのしわ・折り目、折り目(しわ)をつける

  • Crease the pants neatly and correctly.
  • Make a crease down the middle to mark the center of the paper.

日本語では「皺」と「折り目」は違います。皺は無造作にできるのに対して、折り目は直線状。文字通り「折り目正しく」という表現もあるくらいです。ところが、英語では「皺」も「折り目」も同じ単語ですましてしまう。アイロンで折り目をつける場合も、下手な人がやって余計な皺ができてしまう場合も、(結果は随分違いますが)使う単語は同じ。海外でも愛好家がいる日本の文化「折り紙」。紙の真ん中に「折り目」をつけるなど、「折る」という意味で使われます。その他、アイスホッケーなどの打者の境界線といった意味や、イギリス用法で「大笑いする(させる)」という意味もあります。

 同義語  fold, ruck, ridge, groove, crumple, rumple, crinkle


 File No. 509   ▲Page top
shirty
ə:rti]

ふきげんな、怒った

  • I asked the taxi driver to put on the meter, but he just got shirty.
  • Don't get shirty with your supplier, but tell what you would expect of them.

真夜中の残業帰り。「近くなんですけど」と言って電車で一駅向こうの自宅まで乗ったのはいいが、「ちぇっ!ふん!」とか言って不機嫌なドライバー。こんな近くじゃ商売にならんというのか、猛スピードで飛ばす、飛ばす。で、悪いことは二度あるもので、次の機会に乗ろうとしたらまたこのドライバー。また「チッ!」とか言って走る。降りるときに皮肉っぽく「どうも!ありがとうございました!」と言ったら「ふん!しょもな!」ということでした(たぶん自分のことか?)。大阪の南のはずれのとある街に住んでいたときのこと。ということで、不機嫌、怒っているという形容詞です。主にイギリスで使われます。

 同義語  ill-tempered, angry


 File No. 508   ▲Page top
grant
[ɡrænt/ɡrɑ:nt]

補助金、助成金、奨学金、認可

  • Students can choose from various scholarship, grant, and loan programs.
  • Many small businesses get grants to start or expand a business.

動詞として使うと「許可・認可」という意味ですが、名詞として使うと、ただでもらえるうれしい「○○金」。しかし、あるお金持ちが突然、「あなたは正直者だから100万円あげましょう」といったものでなく、政府などの公的機関が「補助金・助成金」として給付するものを言います。学生なら奨学金。でも日本のものと違って返さなくて良いものを言います。同じ奨学金でも scholarship のほうは、どちらかというと優秀な成績・能力や功績に対する「報酬」として授与されるという違いがあるようです。卒業したら返済しなければならないものは a loan 。つまり借金でしかありません。

 同義語  award, allowance, donation, endowment, gift, concession, subsidy, hand-out, bounty





 File No. 507   ▲Page top
contentious
[kəntenʃəs]

争いを好む、けんか腰の、議論の余地・可能性のある

  • Sometimes we have to deal with a contentious person who persists in starting arguments.
  • The government's new rules will be a contentious issue for the industry.

何かにつけ、人の意見などに異論を唱える議論・けんか好きな人。競争心というか、自分が他の人たちに比べて優位だということを(実際がどうかは別にして)アピールしたいという心理があるようです。また、「動きやすいので男性も女性もみなスカートをはくこと」といった新しい会社の規則は、いろんな議論(反論)を巻き起こすだろうといった「議論の余地や可能性がある」事柄などを表現するときに使います。語源はラテン語の contendere (con + tendere) で「徹底して伸ばす」といった意味。やはり一種の徹底して追及するこだわりがケンカ好きのエネルギーの源か。

 同義語  argumentative, perverse, litigious, querulous, disputatious


 File No. 506   ▲Page top
bonanza
[bənænzə]

豊富な鉱脈、大当たり、大もうけ

  • They expect a bonanza in the reconstruction of the country.
  • Many private schools receive a bonanza from the government.

鉱山などで大量の金などが出ることを言います。そこから転じて、ある映画が大ヒットしたなど、巨額の収益や報酬のことを言います。語源のスペイン語では「穏やかな海・繁栄」といった意味もあります。スペイン語の前は中世ラテン語で、さらにその語源のギリシア語では malakia 「緩やかな」という言葉。そこから malacia としてラテン語に入ったのですが、ラテン語では malus は「悪い」という意味を連想させてしまいます。穏やかな海(なぎ)はありがたいことなので、「良い」という意味の bonus と取り替えて bonacia になったのだとか。

 同義語  boom, jackpot, windfall, boon, good fortune




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