File No. 1230   ▲Page top
flame
[fleɪm]

炎、燃え立つ、炎のように赤くなる、Internet 上などで侮辱・非難する

  • He was so angry that he sent a flaming email to the company.
  • Her face flamed and her voice grew louder.

消防士の彼は炎の中を走りぬけ… というときの炎。その他、「食欲の秋、"柿食えば隣は何をする人ぞ"という有名な俳句がありますが…」 と言うと、「先生、それは"鐘がなるなり法隆寺"だと思いま~す」と言われてあら、アタシとしたことが、と顔から火が出るほど恥をかいたなど、顔が炎のように赤くなるという場合にも使います。また、あまりお行儀のよろしくない掲示板などで、匿名をいいことに、これまたよろしくない言葉づかいで相手を非難したり侮辱するという意味でも使います。語源はラテン語の flamma 「炎」。

 同義語  glow, blaze, flare, blush, ignite, set on fire, castigate


 File No. 1229   ▲Page top
vintage
[vɪntɪʤ]

ブドウの収穫期、~年ものの(ワイン)、伝統的な、由緒ある

  • It is a vintage of high quality with a delicate balance between sweetness, acidity, and tannins.
  • He has a collection of various vintage pianos.

「このワインは1990年もののヴィンテージさ」 「ボクだって負けてないさ。この牛乳は某M社の1989年ものなんだ」など、古ければ何でも良いというわけではなく、品質や価値のあるものでなければいけません。もともと、ワインを製造するためのブドウの収穫期とかワインの醸造期という意味があります。その他、a 1931 vintage car (1931年に作られた代表的な自動車)など、伝統的で由緒ある品物を指して使います。また、「チャップリンのヴィンテージ作品」というふうに、その特徴などがよく表われていて最良だと思われる代表的なものを指します。語源はラテン語の vindemia 「ブドウの収穫」。

 同義語  best, prime, classic, timeless, rare, historic, heritage


 File No. 1228   ▲Page top
intricate
[ɪntrəkət]

複雑な、込み入った、入り組んだ

  • The human nervous system is an intricate and complex network.
  • The bag is intricately embroidered with bright colors of various patterns.

「これはやっぱりここでしょう」 「いや、これは犬の足の部分で、牛の尻尾の部分とマッチするんじゃないか」 「あ、ちょっと待ってくださいよ。これは牛の尻尾に似てるけど、ニワトリの頭でしょ」 「そうそう、鶏頭となるも牛後(尾)となるなかれですよ」 などわけのわからない会話が続いている。「ところでキミたち、一体何をやってるのかね?」 「動物パズルで~す」ということで、それぞれの部分がお互いに絡み合ったりして、複雑に入り組んでいる様子を表します。語源はラテン語の intricare 「もつれさせる」の過去分詞。

 同義語  complicated, elaborate, tangled, tortuous, convoluted, knotty, labyrinthine





 File No. 1227   ▲Page top
turnip
[tə:(r)nɪp]

カブ、カブの根、大きな懐中時計

  • Cook turnips until tender and drain the water.
  • He carefully wound his turnip watch and put it back in his vest pocket.

今日はカブの味噌汁です、というときの野菜の「カブ」。確率的には低いですが、英語圏の人といっしょに居酒屋に行き、What's this? などと聞かれたときに、 Ah... a kind of radish より一歩進んだ回答ができます。ダイコンなどと同じアブラナ科で、何でも花びらが4枚あり、それが十字状に咲くのだとか。植物としての「カブ」だけでなく、根っこのほうを指す場合にも使います。また、一昔前の大きな懐中時計を指して a turnip watch と呼ぶようです。丸い形が似ているということでしょう。語源は turn + neep で丸い根っこという意味。


 File No. 1226   ▲Page top
cackle
[kæ:kl]

(めんどりなどが)クワックワッと鳴く(声)、けっけっと笑う(声)

  • Every hen cackles over her own eggs.
  • He won the game and cackled in triumph.

「おしゃべり」という意味もあります。彼は勝ち誇ったようにケッケッと笑ったというふうに使いますが、必ずしも「ケッケッ」という笑い声でなければならないというのではありません。「カッカッ」でもいいのですが、「うふふ…」などといったなめらかな声ではなく、どちらかというと、甲高く、ざらついた鋭い感じのする「カ行」の音に近いでしょう。ちなみに、辞書ではめんどりが卵を産んだあとに鳴く鳴き声といった定義が載っていますが、やはり、「見てみて!こんなに産んじゃった」といった勝ち誇った気分というのではなく、なにか生物学的な理由がありそうです。語源は中世英語の cakelen 、鳴き声を真似て生成。




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