File No. 525   ▲Page top
profuse
[prəfju:s]

おびただしい、惜しみない、過度の

  • If there were a profuse of water, the surplus would be diverted to a pond.
  • Be profuse in thanks to your host families.

過ぎたるは及ばざるが如し、とは言え、良いことやモノはいくらあっても困ることはありません。寛大な心で気前よく与えられる親切、優しさ、食べ物、給料… 良い内容のモノは大歓迎です。しかし、いくら気前が良いと言っても、困るのが、怪我をしておびただしい量の血が出てきましたといった状況。というわけで、いろんなもの・事に対して使える言葉。ただ多いというのでなく、あふれかえっているような、気前よさがポイントです。当然、穴埋めできる程度では話にならないわけです。語源はラテン語の profusus profundere 「あふれるように注ぐ」といった意味の単語の過去分詞形。

 同義語  plentiful, ample, abundant, overflowing, generous, unstinting


 File No. 524   ▲Page top
drone
[droʊn]

雄バチ、無人航空機、退屈な声で話す、低い気だるい音(話し方)

  • Working like a drone, you'll never love this job.
  • Presentations should be not simple droning talk that puts people to sleep.

蜜も集めなければ刺すこともできない雄バチ。じゃあ何のためにいるのかというと、女王さまのお相手をするためです。働きバチからみると「けっこうなご身分で…」と言われそうですが、「怠け者」とか「雑用仕事をする人」という意味や、最近では日本語でも「ドローン」と呼ばれる無人航空機という意味でも使います。語源は古英語の dran 「雄バチ」。また、同じスペルでも別の単語になりますが、退屈な声で単調な口調で話をする、あるいはそういった話し方を言います。こちらの語源はハチの「ブンブン」という音。

 同義語  loafer, idler, hum, buzz, vibrate, whirr, thrum


 File No. 523   ▲Page top
tepid
[tepɪd]

生ぬるい、さめた

  • By taking a tepid bath, the entire body will be warmed up from inside.
  • Many employees are committed to their jobs but feel only a tepid enthusiasm.

仕事に対する熱意も興味もさめて、家でぬるま湯のお風呂につかりながら、ぬるいコーヒーを飲んでいるところです、といった「生ぬるい、冷めた」状態を言います。情熱や熱意、勢いや強さを欠いている状態や、温度的に熱くなく、しかも冷たくなく、ぬくい状態を言います。お酒の熱燗で言うならば「人肌」というあの温度。まさに過ぎ去った今年の夏のような「控えめな暑さ」。人間も年とともにマイルドになっていき、味付けもうす味、以前ならカーッと激論していたところを「まー、まー、まー…」などと温厚になっていく。いいような良くないような… というわけで語源はラテン語の tepidus 「ぬるい」。

 同義語  lukewarm, warmish, unenthusiastic, cool, lukewarm, apathetic





 File No. 522   ▲Page top
spiel
[ʃpi:l/spi:l]

客寄せの口上、流暢なおしゃべり

  • I just cannot make a decision based on the vendors' spiel alone.
  • The vendor was giving an entertaining spiel on just why you should buy his product.

「白く咲いたはユリの花、四角四面は豆腐屋の娘、色は白いが水くさい。」ご存知、今は亡き「フーテンの寅さん」の口上のひとつ。うまいですね(まあ、下品なものもたくさんあるのですが)。聞いている人は、モノ(怪しいものが多い?)よりも「言葉」を買っていくのだと言います。まさに広告の原点。そういう意味では、どこも同じことを当たり前に語っているだけの広告はつまらないものです。いっそのこと、商品広告などもテキヤの口上風にやってみるとおもしろいかも。そのうち「街頭口告」なんてジャンルもできたりして。語源はドイツ語で「遊び、ゲーム」と言った意味の言葉。

 同義語  patter, speech, pitch, harangue, sales talk


 File No. 521   ▲Page top
curfew
[kə:(r)fju:]

外出禁止令(時間帯)、門限、日暮れの鐘

  • She hurried home before the start of a wartime curfew.
  • Set a curfew for your child and establish some sort of punishment if he/she misses it.

「あ、12時。大変だわ!」と言い残してそそくさと帰って行った美しい彼女。なぜかその跡に残された「蹄(ひづめ)」。次の日、通りかかった豚小屋からじっとこちらを見つめる一匹の豚が… その片足にはなんと蹄がなかった。というのは、中国の怪奇小説。ということで、親などが決める「門限」、戦争などの緊急事態に出される夜間外出禁止令や未成年の深夜外出禁止法令、あるいはその時間帯を指します。また、その時間を告げる鐘やチャイムの音、夕暮れに鳴る鐘の音の意味もあります。語源はフランス語の covrefeu 、つまり cover fire の意味で、暖炉などの火を消えないように灰を被せたりすることを言います。



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