File No. 1630   ▲Page top
blatant
[bltənt]

見え透いた、露骨な、騒々しい

  • Their product is a blatant imitation of somebody else's product.
  • What he says is a blatant lie.

「データの紛失とはどういうわけかね?」 「クラウドに鳥がぶつかって来たようで…」 といった「見え透いた」ウソだとか、男性のAさんには「営業戦略企画」という仕事を依頼し、女性のBさんには「お茶当番表作成」の仕事を与えるなど彼の男女差別は「露骨」だ、あるいは、あの「冬のあなた」(仮名)とかいうドラマが盗作だというのは明らかだなど、どちらかというと悪意を感じるような虚偽、間違い、不正などに対して使います。その他、夜中の暴走族の音など、「すいません、できるだけ静かに走っています」というのではなく、「どうだ、うるさいだろう」といった、これ見よがしの騒々しさなどに対しても使われます。語源はラテン語の blatire 「べらべらしゃべる」。

 同義語  obvious, naked, straightforward, outright, transparent, conspicuous, overt, brazen, flagrant, cut-and-dried (informal), obtrusive


File No. 1629   ▲Page top
backdrop
[bækdrap/-drɔp]

背景、背景幕

  • The tower stands out against the backdrop of the snowcapped peaks.
  • Backdrops can be used to change the feel of your portrait photography.

あらたまって「記念撮影」とか「お見合い写真」というときに、背景として使う幕のようなものを言います。よく写真館のウインドウなどに飾られている写真の人物のまわりに微妙な模様が広がっていますが、撮影をするときに選んでセットして使います。たとえば、背景を取り替えるだけで、海外旅行に行かずしていろんな国で写真撮影… なんてことも可能で、「これがフランスのエッフェル塔の前で撮った写真、これがエジプトで、これがブラジルで、こっちが…」 「なんかどこの国でも同じ服着てますね?」 「いや、お気に入りなんで… ヘヘ」 てなことで、その他、劇などの背景となる風景、壁などのセット、実際の事件や出来事などの背景という意味でもよく使います。

 同義語  backcloth, background


File No. 1628   ▲Page top
philistine
[fɪləsti:n/fɪlɪstɪn/fɪlistn]

ペリシテ人(の)、(無教養な)物欲だけの(人)、教養のない

  • He said that many politicians are philistines preoccupied with greed.
  • "Being a philistine" means "being uncultured."

「素晴らしい絵ですね」 と言われても「ただの落書きじゃないか」 とか、「そんなことより、幾らになるんだ」 など、芸術を理解しない、教養がない、物欲だけで生きているといった人のことを言う一般名詞。もともとは、旧約聖書にも登場するペリシテ人で、ユダヤ人にとっては宿敵。とはいえ、ペリシテ人が教養のない人々というようなことでもなさそうで、こういった意味で使われ始めたのは17世紀のドイツ。ある事件で殺された学生の告別式で神父が引用した聖書の言葉がきっかけ。それ以来、学生の間で「学生ではない=教養のない人」という意味で使われるようになったとか。語源はヘブライ語の plishtim 「フィリスティア(地名)の人々」。

 同義語  barbarian, uncultured, ignorant, crass, uneducated, boorish, unrefined, uncultivated


File No. 1627   ▲Page top
laxative
[læksətɪv]

下剤、弛緩剤

  • A laxative is a drug that promotes bowel movements.
  • The most well-known lubricant laxative is mineral oil.

「まだ出てきませんか?」 「はい、もう今日で5日目です」という困った状況に使うのがこれ。「下剤」という意味では purgative という単語もありますが、purge 「浄化する」という単語から来ていることもあり、「洗いざらいきれいに流してしまおう」と強力です。対して、laxative のほうは lax 「緩める」ということで、腸の運動を促すという程度のもの。しかし、「ま、いいか、また助けが降りてくるさ」など、身体の機能のほうも、やる気も緩んで怠慢になるようで、多用は禁物とか。その種類にも繊維質を増やすもの、体内から水分を調達してくるものなどがあるようです。

 同義語  purgative, salts, purge, cathartic


File No. 1626   ▲Page top
skip
[skɪp]

軽く飛び越す、省略する、抜く、逃げる、飛ばす、はねる

  • Skipping burns twice as many calories as walking.
  • Skipping breakfast will probably result in overeating high-calorie snacks.

日本語の「スキップ」とは少し意味合いが異なるようで、「明日のスポーツ大会に備えてスキップしています」 というと、運動会が楽しみで♪ランラン… などというのではなく、たいていは「縄跳びをしている」という意味で、「最近、心臓がスキップするんです」 というと、「ときめき世代ですか」 ということではなく、鼓動が途切れているということで一度病院に行ったほうがいいでしょう。また、学校関係の話題で、「お母さん、ボク、スキップしました」 というと skip grades 「飛び級する」というのか、 skip classes 「授業をサボる」ことなのかということになります。その他、垣根を軽く飛び越えたり、石ころなどを飛ばす、食事を抜くという意味でも使います。語源は中世英語の skippen 

 同義語  hop, bounce, frisk, gambol, miss out, leave out, overlook




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