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 File No. 1435  
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mitochondrion 
[maɪtəkɑndriən/-kɔndr-] 
 
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ミトコンドリア 
 
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- Mitochondria are our cell's power sources.
 
- The increase of oxygen level caused the symbiosis of mitochondria and eukaryotes.
 
 
 
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そう、生物の教科書に載っていた草履のような図、あれです。実は、人間をはじめ動物はこのミトコンドリアがないと生きられません。というのも、酸素がなくては生きられないと言いますが、そもそも酸素というのは生物にとっては有害物質。鉄も酸化するとボロボロになり、そんなものがいいはずありません。そこを助けてくれるのがミトコンドリア、酸素を利用した呼吸ができるのです。はるか20~30億年前、有毒な酸素の中で生存できるように生物同士がくっついたのがその起源。複数形は mitochondria 。語源はギリシア語の mitos 「糸」+  khondros 「粒」。ちなみにミトコンドリアのDNAは母親からしか受け継がれません。
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 File No. 1434  
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flippant 
[flípənt] 
 
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ふまじめな、生意気な、軽薄な 
 
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- Though the sentence is flippant but contains some truth.
 
- He showed his flippant attitude during the divorce process.
 
 
 
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「キミ、部長がお呼びだっていうのにまだ行っていないのか?」 「いま、おやつ食べてるところですから」 とか、「戦争は間違っている」 「だけどさ、戦争ってのは儲かるんだよ」 など、道徳やルール、人道的なものに対する尊重の精神に欠けた、軽薄でふまじめなという意味があります。語源は flip 「めくる、ひっくり返す」ではないかと言われていますが、やはり、「思慮に欠ける」軽さがポイントで、悪気はないが、軽さゆえの言動、態度ということができるでしょう。とは言え、あの軽さの中に実は深い洞察が… なんてこともあるかもしれません。 
 
 同義語 
frivolous, irreverent, saucy, glib, pert, disrespectful, impertinent 
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 File No. 1433  
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sol-fa 
[soʊlfά:/sɔl-] 
 
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音階(ドレミファ) 
 
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- In the tonic solfa system, do, re, mi, etc. correspond to the first, second, third, etc. degrees of a major scale.
 
- They are singing in solfa at the music room.
 
 
 
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「♪ドはドーナツのド…」などと歌うときのドレミのことで、ちなみに英語では do,re,mi,fa,sol (so), la,ti (si) 。音楽などをドレミで歌うことを solfeggio と言いますが、ドレミで歌うからには「ド」と言ったときはやはりその音になっていることが必要。昔、小学校の頃、運動会でクラス全員で縦笛で「マーチ」を吹くことになり、担任の先生がコーチすることになった。ところが、その先生、かなり音楽が苦手だと見えて「ドソソソ、レミミ…」などと音階を唱えてくれるのだが実際の音とは全く合致していない。「ド」と歌いながら実際の音は「シ」になっていたりで、メインのメロディー以外はとうとう覚えられなかった記憶があります。語源は音階名の sol と fa 。
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 File No. 1432  
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decent 
[di:snt] 
 
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ふさわしい、きちんとした、親切な、身なりを整えている 
 
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- He said everyone deserved a decent burial.
 
- He asked "are you decent?" before he opened the door.
 
 
 
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結婚式にはふさわしい服装をしなさいとか、戦死した人をきちんと埋葬したなど、道徳的に「ふさわしい、慎みのある」という意味。その他、彼の給料は30万円など、「それなりに十分な」額だとかいう意味や、decent of someone to +  動詞の形で、「~してくれて親切な人」という意味もあります。また、チャイムを押すと中から下着一枚の男性(女性)が… というのも困りますが、人に見られて恥ずかしくない程度に衣服を身に着けているという意味もあり、 "Are you decent?" (「今から行ってもいい?」)はそういった状態を確認するときの口語的な表現。語源はラテン語の decere 「ふさわしい」の現在分詞。 
 
 同義語 
befitting, appropriate, courteous, proper, modest, polite 
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 File No. 1431  
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husbandry 
[hʌzbəndri] 
 
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農業、耕作、節約、やりくり 
 
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- Most people are engaged in husbandry in the village.
 
- Animal husbandry is an essential part of the rural economy in the country.
 
 
 
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うちの主人は農業を営んでいますというときの、夫 (husband) によく似ている単語。それもそのはず、同じ語源から生まれた言葉で、もともとは古ノルド語の hasbondi 「家の主人」から。なかでも、単語の一部である bondi は「土地と家畜を持った男」という意味だとか。その昔、古代北欧人がアングロサクソンのイングランドに住むようになり、アングロサクソン人の奥さんをもらうようになったことから、ダンナのほうをノルド語を使って hasbondi と呼ぶようになったことが起こりのようです。なお、animal husbandry で家畜業という意味になります。また、家(家計)を取り仕切るということから「節約」、「やりくり」といった意味でも使われます。 
 
 同義語 
farming, agriculture, cultivation, land management, tillage, agronomy, thrift 
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